矢野清選手の打席で球を捉えるタイミング、スイングのパターン等が、斎藤浩行選手を見る度に思い出していました。イメージとしたら矢野清よりパワーでは勝ると思われるものの、打席での柔軟性ではより欠けている感じで、スイングのパターンに乏しく、且つドアースイングの傾向もあった様に思います。従って短絡的ではあるものの、斎藤浩行はこのまま台頭出来ずに終わるか、あるいはもし台頭出来たとしても、一時的なもので終わってしまうかも知れない選手という印象を受けました。結果的には移籍先の中日ドラゴンズで一時的な活躍はあるものの、一軍では大成出来なかった選手と言えるのでしょう。しかし斎藤浩行の広島カープ時代の背番号が39番から7番、10番と変わっていった推移や、移籍後のチームも含め、161本塁打を記録出来るまでの期間、ファームに在籍する事が出来た等、万が一化けたらという期待を抱かせる選手だったと言えるかと思います。かって中日ドラゴンズでパワーを期待されながらも大成出来なかった菱川章選手と重なる面もある様に思います。
通算成績 228試合 89安打 0.196 16本塁打 41打点
通算成績 228試合 89安打 0.196 16本塁打 41打点
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