野村克也著<エースの品格>より池永正明に関する記述を、少し要約して書いて見ます。池永正明に就いて、力は本物と認め、運動神経、反射神経は素晴らしいが、ビンボールの常習者であり、スポーツマンシップに反し、性格面に問題あり、善悪の判断が出来ず、チームの鑑になれないという内容になっています。又、野村克也氏は先日のテレビ番組S1で、氏の現役時代に狙ってぶつけて来た投手がおり、二人とも永久追放になり、ザマーミロと言う発言をしていました。推測するに、この二人は多分池永正明と荒れ球の快速球投手森安敏明の事かと思います。与田順欣や益田昭雄であったとしたら、投手としてのレベルが違い、40年以上経た現在、この様な発言はしないかと思います。つまり野村克也氏は、池永正明の投手としての力は十分に認めながらも、いい印象を持っていない事がうかがえます。特に善悪の判断が出来ないという文章が、非常に気になります。野村克也氏がどういう意味で記述したか解りませんが、勘ぐり様によっては、黒い霧、八百長への関与もあり得るとも解釈出来る様な気がします。又テレビの発言でも、わざわざ永久追放されたと付け加えている点も、何か引っ掛かる気がしてなりません。
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私は当時の事はよく分かりませんが、森安、池永は伝説の選手として野村さんのみならず話題に上ります。同時代には成田、木樽という投手も評価が高いようですが、現在の各球団のエースと比較して総合力は上でしょうか?