プロ野球歴代の打者の内でも最高級の打撃を誇りながらも、それとは反比例する守備の持ち主張本勲の守備の力に関しては、しつこすぎる程このブログで書いて来ました。今回張本勲の守備が見られる動画が見つかりましたので紹介してみます。先ずは昭和54年6月2日、江川卓プロ野球初登板の動画で、阪神タイガースの先頭打者、真弓明信選手のレフトへのライナー性の比較的いい当たりを捕球しています。この捕球自体に問題はないのですが、守備位置が気になります。この年、阪神タイガースへ移籍し、打率0.275、15本の二塁打、3本の3塁打、13本の本塁打の成績を残す真弓明信選手ですが、前年の数字は打率0.280、13本の2塁打、3本の3塁打、8本の本塁打と数字上規定打席に達している選手としては決して長打力に優れているとは言えないかと思います。真弓明信選手のその当時の調子がどうだったかは分かりませんし、バネに恵まれた真弓明信選手の打球の鋭さや伸びを考慮しての守備位置かともとれなくもないのですが、一般的な見方で言えば、守備に自信がない選手がよくとる守備位置、深い守備位置と思えてなりません。又プロ初登板とは言え、球の速さ、伸び、切れにはもの凄く評価の高かった江川卓の登板であった事も、その守備位置への疑問に拍車をかけている様に思います。
最新の画像[もっと見る]
- バートロコロン(Bartolo Colon)(19) 9年前
- 公表サイズの推移(4) 10年前
- 公表サイズの推移(3) 10年前
- 昭和35年の野球記事(8) 10年前
- 昭和35年の野球記事(3) 10年前
- 昭和35年の野球記事(1) 10年前
- 勝利投手の権利 10年前
- ベンローエン (Ben Rowen) (3) 10年前
- ベンローエン (Ben Rowen) (2) 10年前
- バリーボンズ (Barry Bonds) (5) 10年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます