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日米を問わず名選手を紹介。

規定盗塁数?(3)

2011-07-14 22:19:23 | Weblog
シーズンでの最高の盗塁成功率というと、一応盗塁数30以上の選手が対象という事で、昭和43年の広瀬叔功、44盗塁、2盗塁死の成功率95.6%となっています。もしこの年、パリーグの規定打席到達者を対象にした場合、成功3,失敗0の小池兼司が成功率100%で一位になります。この年以外でも、殆ど盗塁を企画しない選手の失敗0,盗塁数2,3以内という例が、数多くはありませんが、いくつか見られます。企画しなければ始まらなければならない数字だけに、規定打席みたいな数字の括りは、やはりあり得ないかと思います。同じ様な事が投手の勝率にも言えるかと思います。かってパリーグは、最高勝率投手を表彰する際、規定投球回数は関係なく、13勝以上という条件を付けていました。これはその投手が、如何に勝敗に関係したかを重要視するものかと思います。例えば7勝0敗の投手より、13勝1敗の投手の方により価値を見出している訳です。つまり最低でも13試合以上登板しなければ、最高勝率として表彰される事はありませんでした。私としては、この考え方に十分に賛同できます。従って盗塁でも、一応の規定数を設けて、成功率も含め論じて欲しく思うものです。