メジャーリーグでは通算打率の規定打数を5000打数以上と定め、日本での4000打数とは異なっています。又現役選手の通算打率の順位を紹介する際、一応3000打数以上を基準としている様です。この3000打数という基準に、今シーズン松井秀喜選手が日本人ではイチローに次ぎ、到達しました。メジャーである期間実働出来たという証かと思います。今シーズンで7年目の松井秀喜は現時点で3091打数902安打、0.292,122本塁打、535打点という数字です。現役選手での打率ランキングは32位ですが、彼より上位の選手の内、引退宣言こそしてないものの、実質現役としての活動をしていない選手も何人か見かけられます。打率、及び打率順位に関しては、かなり頑張っている数字かと思います。しかし矢張り通算122本塁打、25.3打数に1本塁打という数字は、日本での数字を考えると本当に寂しい感じです。この事に関しては、このブログで嫌と言う程しつこく繰り返していますが、幸い今シーズンの彼の数字を見ると、昨シーズンの彼より遥かに本塁打が増えています。昨シーズンは9本塁打37.4打数に1本塁打が今シーズンは、既に10本塁打、19.9打数に1本塁打と約倍増に近い感じです。この数字が膝の故障によりあまり走れない為、長打を狙った事による結果なのか、彼の長打への意識改革なのか解りませんが、決して外国人選手に負けないだけのパワーを誇る彼にはより長打力を発揮して欲しいものです。