このブログでは初めて一度たりとも見た事のない投手を紹介します。1943年から1955年迄、途中戦争中断がありながらも大活躍した右腕投手です。小学生低学年の頃ですが、結構野球好きな当時毎日ー大毎オリオンズファンだった父親から、真田重蔵の思いっきり脚を高く上げる投法からの懸河のドロップの素晴らしさを、嫌と言う程聞かされていました。どんなに凄い投手かと思い当時、記録を調べて見たら、最高39勝、20勝以上4回と素晴らしい実績を残していました。確かに素晴らしい実績の投手ですが、通算奪三振1003、奪三振率3.32と現代の投手と比較すると三振の奪えない投手の範疇に入るのでしょう。しかし三振の奪えない当時の投手の内では一度200奪三振で奪三振王に輝く等、決して三振の取れない投手ではなかったかと推測できます。ここからは推測でしかないのですが、所謂本格派の典型である、大きく振りかぶった投法からの快速球と大きく落ちるドロップを主武器とした投手だったのでしょう。
通算成績 416試合 178勝128敗 防御率 2.83 1003奪三振
通算成績 416試合 178勝128敗 防御率 2.83 1003奪三振