totoroの小道

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石井先生の柔軟(2)

2015-02-25 00:18:22 | 柔軟運動・器械運動

50回 浜松授業研究の会  

石井先生が、授業のあるべき姿について、今までの実践の手の内をさらけ出して語ってくださった。
あまりにも私たちの実践とレベルの違ったものだった。
ああ、授業次第で、子供とは、ここまで純粋な姿になり、ここまで追求する子供になるのかと恥ずかしくなる。
子供のレベルがどうの、最近の親はどうのと、ごたくを並べる前に、
もう一度初心に返って、教師のいろはから、純粋にその道を進まねばと思い知らされた。

柔軟運動の発表
・意欲付けのために、全校による発表会を設ける。
・保護者会で見せることで、保護者の理解や協力を得やすくなる。


【えび】
・膝を伸ばす。足のつま先の爪を引きずる感じ。
・肘で腰をうんと支える。
・首と胸の柔軟性が高まると、後ろ回りは大変楽に回れる。
 
【ブリッジ】
・手は肩の上あたりにおき、前回りのような手の形に置く。
・手をつくとき、手のひらの付け根(6本目の指)もつかう。
・視線は、倒立のように、床を見る。
・へそを上に突き出すように意識させる。
・ブリッジの形になったら、手で歩いて、足の方に近づく。又は、足で歩いて近づく。

【V字バランス】
・足の先まで神経を使う。
・指の先まで美しく。
・良い友だちの見本を見せ、開角度を意識する。
・バランスをとって、動かない。 

肩倒立(ふんすい)】
・運動になれるにしたがい、ゆっくり足を上げる。運動量を増やす。
・座ったときから、つま先を伸ばして準備しておく。
・自分では腰が曲がっていることがわかりにくい。仲間で見合う。
・つま先がよく見えないくらい、足先を伸ばす。
・慣れないときは、肩倒立からもどすとき、膝を曲げる。
・肘の支えがしっかりしてきたら、膝を伸ばしたまま、ゆっくり元へもどす。(負荷)
・まっすぐにした状態でどこに負荷がかかっているかを自覚させなければならない。
・まっすぐにするというのはものすごく筋力を使う。
・まず、床に寝た状態で覚えさせて、それをやらせる。
 
【Y字バランス】
・Y字バランスは壁に手をついて、もう片一方の手で自分の足をもって持ち上げるとやりやすい。
・足のかかとを内側から持ち上げるとよい。つま先を伸ばそう。
・10秒、20秒など、目標を決めて取り組もう。

退場するまでが演技
視線を気にして美しく歩く。 

51回

4月11日  土  9:00  15:00  天竜壬生ホール  第1会議室
52回 5月9日  土  9:00  12:00  天竜壬生ホール  第1会議室

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
凄い… (あけみ)
2015-04-05 14:43:45
凄い柔軟性だなと感心していました。
横開脚ができている子供達が多数いますね。
ちなみに180度の横開脚が出来ている割合はクラスの中でどのくらいなのでしょう?
返信する
あけみさんありがとうございます。 (totoro)
2015-04-05 22:42:11
この石井先生のクラスは、ほぼ100%です。
私のクラスでは、半分ぐらいです。
石井先生のすごいところは、大事なことは全員ができるように指導することです。体操だけでなく、歌でも、絵でも、そして授業でも。
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