トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

しょうがないから生姜シロップ

2013-09-27 | 何よりの楽しみ

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  降霜直前まで生育させれば10kgの生姜が収穫できたと思っているが、床を猪に掘り返され根茎と地上部は分離したので拾い集めた。

 種生姜を2kg植えこんだのに、回収できたのは1200gだから損失は甚だしい。しょうがないからチップにして天日干し、一日目は段ボールの上に広げ、二日目は笊の中で干した。乾燥重量は100g少々で、意外に水分が多かった。日光に当てたのは「なんとか」と言う体を温める成分が飛躍的に増加するからなのだが、まあ、これは某番組の受け売りでもある。Photo_4

 失った水分量を日本酒で補い、後はレシピ通りに材料を投入して煮込む事1時間、1500mlほどのシロップが出来た。味見に小さじ少々を口に入れたが、この時期の食品ではない。体が熱くなってしまった。

 残った生姜のスライスは味噌と炒めて「生姜味噌」に仕立てる。これを熱いご飯にのせても美味しいし、お握りに塗布し焼きお握りにしたら、これはもう天にも昇る心持になる。魚沼コシヒカリの新米が待たれる…。待たれる。