トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

泥水地除草終了

2013-09-07 | 水辺環境の保全

Photo_5  泥水地の池№1の除草が終了した。1週間前に7割がた除草したままで放置していた池である。

 水域内のコナギなどは割合に楽だったが、陸地部分から繁茂してきたミゾソバが厄介だった。根も茎も長く伸長して途中で切らなければ持ち上げられないほどつながっている。1

 抱えて持ち上げる訳にもいかないので、造林鎌で引き寄せつつ陸に上げた。この水際の植物だけで積み上げた量は1?程になった。真夏日はさすがに暑く、早弁して早々に帰宅する。


今日のトンボ

2013-09-07 | 小父のお隣さん

Photo_5  今日も、泥水地でコナギの除草をしているところに、クロスジギンヤンマが産卵に降りた。この頃は小生を憚らずに産卵しやすいところに止まる。それだけ余裕が無いと見た。

 まだ活発な頃の産卵は距離も保つし警戒もする。見れば翅はボロボロで飛び方も元気がない。このトンボも、この産卵を最後に命尽きるのだろう。役割は果たしたとは言え、トンボにしろ蝉にしろクワガタにしても地上に転がって蟻に喰われていくさまは、清少納言の世界でもある。2

 感傷に浸る間もなくシオカラトンボが攻撃する。複数のオスでの攻撃も有ったりするから、オス同士の縄張り争いとは異なる理由だろう。シオカラトンボ♂の攻撃性は周知の事実でも、この場面での行動は憎々しく思える。

 産卵行動を攻撃する理由は「これかあ」と思えるのがあった。ヤゴでの捕食関係だ。棲み分けする訳でないから、シオカラのヤゴはヤンマのヤゴに喰われる運命…。「講釈師、見てきたような嘘を言い」そんなところか。