トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

構造が破壊される

2013-09-01 | 小人閑居して憮然

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 泥水地の畦、堤、水際の破壊が酷い。連日連夜、猪の仕業である。水稲を喰い倒すのは仕方がないとしても、構造の破壊に至る行為は血圧が上がる。

 一昨年あたりまでは周年通して現れて痕跡を残すのは稀だったが、昨年あたりから日常夜半時になってしまった。足跡にはウリ坊サイズも多々あるから数も増えたのだろう。この夏は、湿り気のある場所、水際、刈り草残渣跡などは軒並み掘られてしまった。

 クレオソート丸薬、クレゾール、狼の尿など、忌避に役立つと思い試してみたが、結果オロオロであった。最後のカードはアルコールで抽出した唐辛子とニンニク、ドクダミに竹酢を混ぜ噴霧してみる。これで効果なかったら、もう万歳酸笑である。

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今日のトンボ

2013-09-01 | 小父のお隣さん

Photo_4  トンボ池でコナギの除草をしている目前で、クロスジギンヤンマが産卵を開始した。動けば水が揺れて飛び立ってしまうから、ケータイの望遠側いっぱいで撮った。

 距離にして150㎝程度なので写真より肉眼の方が鮮明だった。翅は透明度が落ち、縁は傷んでいる。産卵する様子も、どことなく疲れ切っている風情を見せる。

 Photo_5 産卵が終わるまで除草は待つつもりで見ていたら、三か所ほどに産卵した。それで飛び立つかと見えた瞬間に水面に落ちてしまった。羽ばたいたり休んだりしていて「掬い上げよう」と思った時に大きく羽ばたいて飛びたてた。

 産卵のために一夏を生き、生も根も尽き果ててしまったようだ。もう夏も終わりである。