トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

あなたが噛んだ、親指が痛い…

2013-09-26 | 小父のお隣さん

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 出掛けに台風20号の余波で雨がポツポツと落ちてきた。「降られたら帰ればよい」と道具の手入れに出かけた。出かけて大正解だったのだ。恋焦がれていたシロマダラを捕獲できたのである。

 越冬中の3匹を見たのが最初だが、カメラの持ち合わせがなく撮影出来ず、翌日以降は「越冬中だから…」と露出させなかった。同じ場所の環境が変わらなかった数年間、確認に行ったのだが居合わせず、昨年だったか、捕食残しの尾部15㎝程を手にすることが出来た。Photo_3

 今回は体長40㎝の成体で、実際に手に取って見ることが出来たのだ。視認する事は珍しいから、市内の動物園の担当者まで持って行ったが、「飼育スペースが無いから」と結局は元の場所に放したのである。

 出合えて感激、手に取ったら反撃、指をかまれて痛撃と、なんともまあドラマチックな出会いであった。ヒバカリに噛まれた時は痛くもなんともなかったが、シロマダラは歯があるようで出血してしまった。鋭い痛みではなかったけれど、親指の関節を二回噛まれたから傷跡も4か所出来ている。見ていてニタニタする自分が可笑しい。


刈り払い後の集草

2013-09-26 | 今日は真面目に

Photo_3  原っぱ部の刈り払いが済み、集草して場外に出した。これをしないと猪の掘り返しで歩きにくいし、樹木の根元まで掘り下げてしまうので欠かせない作業になった。

 農地に入れなくなった猪の群れは、いきおい、こんな場所で食糧調達を重ねることになる。多少とも枯草のあるところ、植樹等で新しく掘り返した部分、表土が無いから土を盛り上げて植栽した部分など、要のところを重点的に掘り荒らされるのでお手上げだ。

 この頃は、猪専用の地雷などがあれば良い、などと物騒な考えも浮かぶ。小生等は農業者ではなく里山保全が活動の中心だが、「荒らされる」事には変わりなく、結果として「保全の障害」になるのも確かな事実なのである。