泥水地の最終段、№4,5が8月は干上がったままだった。特別に暑い夏だったから蒸散がきつくて水流が届かないとばかり思っていたのだけれど、ひび割れた底にちょろ水が来ても水位が上がらない。さすがに不審に思い仔細に点検したらスゲの中で漏水していた。
この部分は築いた当初から漏水があった場所で、度々補修を加えている「お約束」の場所でもある。指が入らないくらいの漏水孔が二か所あったので、長さ3尺、深さ1尺程のトレンチを掘り、粘土質の固めの土を運び胴突きで固めた。気温33℃の中ではすぐに息切れを起こして中断、数回の中断を挟んで終了した。勿論、次の作業をする気力は残っていない。
ちょろ水の流入なので、1時間ほど時間つぶしをして貯水機能の回復を確認する。とは言え、水位が上がったのを確認した訳でないので、最終確認は翌日以降だ。水面が現れるとシオカラトンボがやってきて、早速産卵を始めた。個体数も常時維持されているから、何時もシオカラトンボが早いと思うが、アクティブなだけかも。