真竹を一本欲しくて伐りにいったら、足元に花が咲いている。ざっと見渡すと10本はあった。よく見たら、どうもキノコらしい。
薄い光沢のある膜を広げてヒダまであってキノコには見えなかった。おおかたオチバタケの仲間なのだろうが、図鑑には掲載がなく見当が正しいのかも不明なままだ。
まあ、識別できなくても「森の恵み」の内で、嬉々として見とれているだけでも十分だろう。
名月の癒す人無き無人地区
名月を仰ぐ瞳はおぼろ月
十五夜のススキの村に団子なし
汚染地は冴え冴え静か月独り
衷愁の名月となり三回目