トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

泥水地の除草

2013-09-02 | 水辺環境の保全

Photo  泥水地のコナギを抜き取りする。コロニーを形成している内部は密着状態で、そのうえ、水面近くは枯葉が落ちてカエルだって入り込まない環境だ。このまま繁茂させていても水質汚濁を招き、生物保全とは逆行しかねないから全草抜き取りとした。

 底の泥が柔らかい所はまだしも、粘土質の固い所は根こそぎ取れない。畳4枚分ほどの面積だったが、搬出するのに一輪車で10回は往復しなければならない量になった。Photo_2

 この夏は猛暑が長かったが、水切れしなかったのは幸いだった。でもこの泥地の下流の二枚は干上がっている。ここが終了し、上流部の二枚を手分けして草取りを始めたが終わらなかった。もう一日費やす程の量がある。

 いつもの事ながら、水面が広がるとトンボが活発に飛び交う。水稲を切り取った後でも開いた水面はあったが、その時よりも数は多い。多少の攪乱は大切なのだと実感する。


あっちもこっちも

2013-09-02 | 小父のお隣さん

Photo_6  踏み跡脇でオオスズメバチがホバリングしていた。突っ切る蛮勇も無いから見ていたら草の下に入ってしまった。

 「そーと覗いて見てご覧」をしてみたら、蝉の肉を食いちぎっているところだった。更に接近し、ケータイの接写モードで撮影したが鮮明に映らない。理由は不明だが時折あって、何枚撮影しても同じボケなのである。Photo_7

 撮影条件が変わった別のシーンでは正常に映ってくれたりするから、光量とフイルターの拭き傷が関係しているのではと思うものの、補助光を入れてもダメだった。

 トンボ池の中島にノアザミの実生苗を定植していたら、蜂の羽音がする。音の方を見たら蜘蛛の巣に絡まった蝶の残骸を切り取っている。暑い夏だった今年は、ことのほか蜂の繁殖が多いと聞くし、餌を運ぶ働き蜂は本当にごくろうさんだが、どの世界にも要領の良い輩はいるものであーる。