5日(水)。わが家に来てから39日目を迎えたモコタロです
みんな! うしろむきに生きるのは止めようぜ!
閑話休題
昨夕の日経夕刊のコラム「街角スケッチ」はドイツ南部の都市バイロイトを取り上げていました 見出しは「伝統の音楽祭 改革巡り賛否」となっています。バイロイトと言えばクラシック音楽愛好家で知らない人はいないほど有名な「バイロイト音楽祭」が開かれるワーグナーの聖地です ワーグナーの楽劇だけを上演するために約130年前に建てられた「バイロイト祝祭劇場」は、世界のワグネリアン(ワーグナー狂)にとって生涯に一度でも良いから生の演奏を聴いてみたい『ワーグナー音楽のメッカ』です
ところが、チケットを入手することは極めて困難で、「一見さんお断り」という敷居の高い音楽祭だと言われています 観客の大半をスポンサーや常連客が占め、譲渡禁止のはずのチケットがヤミ市場で売買されているという実態があるとも言われています
そこで事務局が「改革」に乗り出すことになり、テレビ中継に力を入れ、来年度からだれでもチケットを買えるように観客席の一部をネット販売することにしたとのこと その背景には、観客層の裾野を広げ、とくに若年層の音楽ファンを増やしたいという目論見があるようです ただ、そうすることによって、「神秘的な雰囲気が台無しになる」とか、「マナーも知らない観客が増えればバイロイトの地位が沈みかねない」という悩みもあるようです
「観客層の裾野を広げ、とくに若年層の音楽ファンを増やしたい」というのは、世界共通のテーマだと思います。かつてNHKホールにN響定期演奏会を聴きに行った時のことを思い出します。ロビーにたむろする多くの高齢男女を目の当たりにして、いったい若者はどこにいるのか・・・・と探し回ったほどです。この時ほど「クラシック音楽に未来はない ああ、暗sick」と嘆いたことはありません
さて、ワーグナーに戻って、幸か不幸か私はワグネリアンではありませんが、一介のクラシック音楽愛好家なので、チャンスがあれば”本場”でワーグナーを聴いてみたいとは思います その前に、ウィーン・フィルの「ニューイヤー・コンサート」をウィーン楽友協会大ホールで聴いてみたいと思います 指揮者が問題ですが、チョン・ミュンフンがウィーン・フィルを振ったら理想的だと思います。あり得ないことでしょうか
閑話休題
コンサートの日時がダブったり、別の予定が入ったりして聴きに行けなくなった今月中のチケットが3枚あり、無駄にしたくないし困ったな・・・と悩んでいたのですが、そのうちの1枚を当toraブログの読者Mさんが引き受けてくださることになりました 11月29日(土)午後2時から、かつしかシンフォニーヒルズで開かれる「シン・ヒョンス ヴァイオリン・リサイタル」です この日、午後3時から高校時代の同窓会(正確にはクラス会)があり、チケットの行き先が決まるまで出欠ハガキを出さずにおいたのです これで安心してクラス会に出席できます。Mさん、ありがとうございました
※下のチラシは翌30日の京都公演のものですが、プログラムは東京も同じです
昨年11月1日(金)紀尾井ホールにシン・ヒョンスのヴァイオリン・リサイタルを聴きに行った時、CDジャケットにサインをもらいました サインの39というのが意味不明ですね。サンキューかな