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特急「北斗」キハ281系搭乗

2022年09月04日 21時57分24秒 | Weblog
JR北海道、函館~札幌間、函館本線、室蘭本線、千歳線で運行してる特急「北斗」で、9月限りでキハ281系振り子式気動車が退役する。
以前から乗ってみたかった車両だったので、無くなる前に行ってみようと仕事を調整して思い切って行ってきた。

夜行バスで上京し、日航機に乗って新千歳で降り、快速「エアポート」で南千歳へ移動しそこから「北斗」14号に乗車。新函館北斗駅まで乗車した。
キハ281系は90年代にJR北海道が高速バスに対抗して北海道の都市間特急の高速化を目指して開発したディーゼル特急型車両である。カーブを減速せず通過できるように振り子式が採用された。
運行を開始したのは'94(平成6)年。その後、後続のタイプとしてキハ283系が札幌から釧路間の特急「おおぞら」でデビューした。

ディーゼル特急にはこれまで1度だけしか乗車した事がないと思う。JR世代型の物に乗ったのは今回初めて。


運行開始からもう四半世紀の歳月を経ている。車内には電光掲示板はあるが、座席にコンセントなどは施されていない。当時はまだ携帯やノートパソコン等がメジャーでなかったためであろう。それも退役の原因か。
車内のアナウンスでは、途中野生動物が出没する箇所があり遅延する可能性もあると述べていた。

車窓から北海道の大地を見たがやはりこちらは広大で自然も多い。今回は北西側の席だった。
南東側の席なら、内浦湾の絶景が見られる。


今後はキハ261系に交代するが、なぜ振り子式が廃止となるのだろうか。

JR北海道の特急はやはり高速バスに押されて大変であろう。しかし時間の正確性では勝るので、大事な仕事や用事などで移動される方々は列車に乗ると思う。
今後車両が大分代わるが、これからも頑張ってほしいです。

故・西村京太郎先生のサスペンスでも、この「北斗」や「おおぞら」を舞台にしたドラマもあったので、また観たくなった。
「おおぞら」用のキハ283系には乗られなかったのが残念。それが「北斗」に登用されることもあったらしい。今後「オホーツク」で少し運行するという話も聞いている。

帰りは北海道・東北新幹線「はやぶさ」と北陸新幹線「かがやき」に乗車。

新函館北斗駅では、在来線ホームから対面式で新幹線に乗り換えられる。
約8年ぶりに青函トンネルを通過した。

数年ぶりに北陸版シンデレラエクスプレス、「かがやき」519号に乗車。


復路は南千歳から10時間くらいかかりました。

久しぶりに鉄道乗りの旅をしてきたが、良い経験になった。
「鉄道伝説」で述べていたように、キハ281,283系の伝説も、永遠に輝いてほしいですね。

そういえば国鉄型、キハ183系は一度も実物を見る事も、乗る事も出来なかった。
少年時代は北海道は全く無縁の世界であったからな

どこかで保存されていたように思うので、将来行ってみたいです。

動画
https://www.youtube.com/watch?v=NxtZG4OVLro
コメント
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