東日本大震災と長野県北部の地震から一月が経過しました。近日、また大きな余震が相次いでおり、また新たな犠牲者が出てしまいました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りしますと同時に、被災地の一日も早い復興をお祈りします。
この未曾有の災害の中、被災者の心情に配慮して行楽や娯楽を自粛する動きが出ております。しかし、あまりに過度な自粛が今問題となっております。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110409-00000088-jij-pol自粛の動きが進んで全国の行楽地、観光地の観光客がこの一月で激減、その為に深刻な危機を迎えている地域があります。関西だったと思うが、某老舗旅館でも、この一月でキャンセルが続出し、経営危機に陥っているところがあります。栃木方面などの観光地でも、行楽客が激減、キャンセルが続出し、関係者は「昭和天皇崩御のときも、これ程のことは無かった。これは二次災害だ」と話し、頭を痛めていました。
我が信州でも、全県の行楽地で同様な事態が相次いでおります。特に我が北信では、先月の地震にを機に観光地の客が激減し、3月はまだ行楽期が終わっていないのに、町がゴーストタウンと化していました。
これに伴い我が家の家業でも、旅館業、民宿業等観光業のお客様からのご注文が大幅に減少してしまい、とても由々しき状況となっております。
被災者や救援活動、原発の事故現場での作業をしている方々の心情に配慮することは大切な事ですが、あまり過度の自粛をしてしまうと消費の低迷、経済の停滞につながり、景気悪化に拍車がかかり、日本全体のために、著しくマイナスとなってしまいます。こうなってしまうと、被災地の復興の妨げともなりかねません。
ハーバード大学の教授が講演で「残念だが、日本は今後貧しい国となるでしょう」という予想を出していました。
経済の専門家が話していたが、「今後日本を復興させるためにも、経済を活性化させるべきだ。その為にも、消費を活発にして、全国が元気になるべきだ」と。
やはり楽しむべき事は楽しんで、わが国全体の活性化を目指して行くことが大切であると感じております。
かと言って勿論、あまり度派手なことや常軌を逸したことはいけませんが・・・。
この点を踏まえて、自分のブログも趣味の話題や娯楽の話題は自粛する方針でしたが、その基準を少し緩めることにしました。今後少しずつでも、また楽しい話題も書いて行きたいと思います。
現在、東北産の農産物、海産物に対する風評が問題となっております。
自分も今後は東北産のものがあったら購入するようにしようと考えております。それが被災地の景気回復に少しでもつながれば幸いです。
東北産料理の店などがあったら、食べに言ってみたいと思いました。月が替わったら、探してみようかな。
日本経済がまた回復することと、被災地の一日も早い復興、福島第一原発事故の一日も早い終息を、切に願っております。