TOMTOM絵日記

~旅の想い出徒然日記~

2017.07.15 “大阪松竹座新築開場二十周年記念七月大歌舞伎”

2017-07-17 11:58:09 | 大阪・神戸

〈2017.07.15 sat〉
06:50 起床
08:00 出発
08:45 津発難波行特急乗車
10:07 難波着
    n子さんと合流 
    高島屋で夏のセールの残り物の“福”探し 
12:10  道頓堀“今井”で鱧蕎麦
       久し振りに水掛不動さんにお参り 
       大丸で再び“福”探し
16:00 “大阪松竹座新築開場二十周年記念七月大歌舞伎” 夜の部開演
20:10 終演
20:30 難波発名古屋行特急乗車
    桑名で線路故障が有り、6輛編成の車輛が4輛で発車した
    3号車買ってありセーフ
22:00 津着


n子さんと合流 
高島屋で夏のセールの残り物の“福”探し 
lunchは“道頓堀今井
道頓堀今井 季節限定メニューは『鱧』

浪速の七月と言えば、何と言っても天神祭に祭り鱧。細目に打ったお蕎麦に、昆布とかつおがしっかり効いた冷たい出汁をたっぷりとかけて、 薄く薄く骨切りした活け鱧のおとし(湯引き)を盛りつけました。梅肉と一緒に、さっぱりとした清涼感をお楽しみいただける一品です。(道頓堀今井HPより)

点心は鱧の子の炊いたん、鮎寿司、カンパチの焼き物etc.
冷たいお出汁に細切りのお蕎麦と鱧が美味しい

梅ジュースの氷の中から青梅

今日11:00開店前はスゴ~イ行列やったしいものの
12:00には行列も無く待たずに席に案内された
n子さん「いつ来ても空いてるヨ

折角近く迄来たので、水掛不動さんにお参り 
再び大丸で“福”探し
北館B2“PAUL”で休憩
お芝居中寝てしまってはNGなので


大阪松竹座新築開場二十周年記念七月大歌舞伎
関西・歌舞伎を愛する会 第二十六回
平成29年7月3日(月)~27日(木)




【昼の部】
一、夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)
序 幕 住吉鳥居前の場
二幕目 難波三婦内の場
大 詰 長町裏の場

団七九郎兵衛  染五郎
女房お梶    孝太郎
一寸徳兵衛   松也
玉島磯之丞   萬太郎
傾城琴浦     壱太郎
下剃三吉    廣太郎
役人堤藤内   寿治郎
大鳥佐賀右衛門 松之助
三河屋義平次  橘三郎
三婦女房おつぎ 竹三郎
釣舟三婦    鴈治郎
徳兵衛女房お辰 時蔵

堺の魚売り団七九郎兵衛は、喧嘩沙汰から牢に入れられていましたが、女房のお梶の主人筋にあたる玉島兵太夫のとりなしで出牢を許されます。その恩人の息子磯之丞と恋人 琴浦を添わせるため、団七は侠客の釣舟三婦や一寸徳兵衛、その女房お辰らと奔走します。しかし、強欲な舅の三河屋義平次が琴浦をかどわかして連れ去ってしまったため、義平次の奸計に気づいた団七はそれを追いかけます。長町裏で義兵次に追いついた団七でしたが…。  大阪で実際に起こった事件をもとに、浪花の侠気と粋が夏祭の熱気の中でドラマ性豊かに描かれた傑作で、“泥場”と呼ばれる殺しの場面は錦絵のように繰り広げられ、歌舞伎美あふれる演出となっています。(歌舞伎美人HPより)

二、二人道成寺(ににんどうじょうじ)
白拍子花子 時蔵
白拍子桜子 孝太郎

爛漫の道成寺に、花子と桜子と名のる白拍子が現れます。二人は、所化たちの見守る中、能がかりの金冠の舞や手踊り花笠など、次々と艶やかに踊っていくのでした。  女方舞踊の大曲である『京鹿子娘道成寺』を二人の女方の競演によって演じる趣向がみどころの、華やかなひと幕をご堪能ください。(歌舞伎美人HPより)

【夜の部】
一、舌出三番叟(しただしさんばそう)
三番叟 鴈治郎
千歳  壱太郎
荘厳な音楽の中、三番叟が、鼓の音に浮かれて舞い、千歳も加わって子々孫々の栄えを寿ぎます。そして、稲穂に見立てた鈴を振りながら五穀豊穣を願って種蒔きの様子を見せた三番叟は、めでたく舞い納めるのでした。  格調高い中にも剽軽な趣きがある、祝義舞踊をお楽しみください。(歌舞伎美人HPより)

二、通し狂言 盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)
序 幕 佃沖新地鼻の場
    深川大和町の場  
二幕目 二軒茶屋の場
    五人切の場   
大 詰 四谷鬼横町の場
    愛染院門前の場

〈序幕・二幕目〉
薩摩源五兵衛   仁左衛門
笹野屋三五郎   染五郎
若党六七八右衛門 松也
芸者菊野     壱太郎
ごろつき勘九郎  橘三郎
仲居頭お弓    吉弥
富森助右衛門   錦吾
芸者小万     時蔵

〈大詰〉
薩摩源五兵衛   仁左衛門
家主くり廻しの弥助/出石宅兵衛 若党六七八右衛門
         松也
同心了心     松之助
笹野屋三五郎   染五郎
芸者小万     時蔵  

塩冶家の浪人の薩摩源吾兵衛は、芸者の小万に入れ込んでいますが、その小万には笹野屋三五郎という夫がいます。源吾兵衛は塩冶家の浪士で、伯父の富森助右衛門が討入りのために調達した100両を三五郎の罠により騙し取られます。怒った源吾兵衛は、三五郎の仲間たち五人を惨殺しますが、三五郎と小万は難を逃れます。実は、三五郎夫婦が源吾兵衛から100両を巻き上げたのは、三五郎の父親の旧主の危急を救うためで、その旧主とは、源吾兵衛その人だったのでした。そうとは知らぬ源吾兵衛は、再び三五郎夫婦の前に現れ、恨みを晴らそうとします。小万の腕の「三五大切」の彫り物を見て逆上した源吾兵衛は、ついに…。  四世鶴屋南北が『忠臣蔵』と『四谷怪談』を背景に描いた、大南北らしい見せ場と趣向にあふれた通し狂言にご期待ください。(歌舞伎美人HPより) 

“盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)”
大大大感動のお芝居でした
自分を騙した三五郎と小万への恨みが募り小万を殺してしまう。
しかも怨念に取りつかれたようななぶり殺しを演じる。
照明を落とした舞台で台詞の無い仁左衛門の世界。
鶴屋南北の作品の仕上がりだけでは舞台は成立しない
役者が理解した世界を身体で演じる。
しかし仁左衛門一人の舞台ではない。
脇を固める役者の力量が舞台を分ける。
芸者小万の時蔵は最高。
苦界に身を置く女の崩し方に品が有る。
染五郎はお殿様より三五郎のような役がうまいと思った。
崩れた役にも筋の通った品の良さが見事。
主人への想いを全身で表現した松也も良かった
板に乗る役者の熱気が増幅して更に良い舞台が完成する。
この配役でこそ成立する舞台と思った。

お弁当も“今井”
玉蜀黍のご飯と出汁巻玉子 etc.



今日は佳い舞台に巡り合えたという感動の歌舞伎見物でした
13,059歩



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