湖東三山のひとつ滋賀県犬上郡甲良町 の 「西明寺」 に行ってきました。
承和元年(834年)創建の天台宗のお寺で、国宝の三重塔や仏像、「蓬莱庭」と
呼ばれる庭園など見どころが多いお寺です。
庭園は、今は一番色の無い時期か、新芽がぽやっと少し明るくなって来たところです。
石と苔と池の庭園、人が作った自然の和みのスペース。 心が開かれます。
苔はこの時期でも意外と色がある。
一面の苔の緑が心の中に映えます。
♪空にうつる 水にひびく 空気に染まれ 緑~ の世界です。
庭園を過ぎると景色が開け、鎌倉時代初期建立の桧皮葺の大きな本堂が見えてきました。
国宝第一号指定の建物と言われています。
本堂は上がって見学することができ、お寺の人から仏像の説明をしていただけます。
中心には本尊の薬師如来立像(秘仏・閉ざされている)のほか、日光菩薩・月光菩薩像、
干支を司る十二神将像、二天王像などが安置されています。
国宝の三重塔、檜皮葺きの三重塔で、鎌倉時代中期以降の建立で、大日如来像が安置、
極彩色の壁画とともに重要文化財に指定され、一年間の数日だけ拝観することができます。
今年の三重塔特別公開は、4月8日から5月8日までで、雨天は公開しないこともあるそうです。
室町時代の建築の二天門。(重文)
持国天と増長天の二天王が寺を守っています。
迫力があります。
参道から見上げた二天門、凛々しい姿。
参道の途中にある、千年夫婦杉 夫婦和合、子授け、安産の霊木とされていて、
触れて霊気を頂くことができます。
最後にもう一度振り返り 参道の石段 時を止めて佇む。。。
霊気溢れるお寺です。
お腹がすいてきました。。。