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大正村資料館

2011年03月28日 | 歴史的建造物・史跡

大正村資料館を見学。

明治末期の建物で木造、一部4階建ての大きな建物(銀行蔵)です。

養蚕が盛んだった当時、買い取った「繭」を保管するための銀行の倉庫だったそうで、

この蔵に繭が一杯、、当時の製糸産業は凄かったんでしょうね。

昔のオーディオ機器 蓄音器がたくさん展示してありました。

これだけの数が揃っているところは初めて、ラッパの形や色だけ見てもそれぞれに違って

いて面白い、素晴らしい美術工芸品です。 

興味深かったのは、蓄音器の針のパッケージ。

それぞれ色やデザインが凝っていて、洋風のモダンな意匠にちょっぴり和のテイストが

のぞく。

種類が多いのに驚き! なかなか粋なコレクション 現代の無機質なパッケージと

違って味がありますね~ 

映画のコーナ 当時(昭和初期)の映画スターの写真、ポスターが展示してありました。

これらの映画をリアルタイムで観た人たち(70代以上)にはとっても懐かしい展示だと

思いますが、階段を上らないといけないので、ちょっとここまでは来れないかも。

蔵の壁のマークは明智の「明」を表したもの。 

4階建ての繭蔵の展示室を出て、隣の「大正の館」へ。

当地の名門である、橋本家の住居跡で、明治末期に建てられたもの。

当初は米穀商を営み、後に病院も開業するなど繁栄した名門の豪邸が、家具なども

当時のままに残してあり、大正の文化を感じることができます。 

土間の吹き抜けが特徴的、

明かり取りの窓から柔らかな光が建物の梁と壁を照らし、懐古的な空気が流れています。

木造の電話室。 当時からあそこにおいてあったんでしょうか?

いつ頃の物か分かりませんが、デザインから見ると大正村全体に残る洋風モダンの

イメージ。

ぐるぐるハンドルを回して電話していたんでしょうね~ (映画でみたことある) 

人力車は排ガスゼロで無公害 時速どれくらい?

大正の館を出ると、土産物販売&休憩場に案内され、お茶をサービスしていただきました。

椎茸茶か甘酒が頂けるということで、「甘酒」にしました。

寒かったので、有難かったです。 とても温まりました。

休憩場の雰囲気もなかなか、古い壁掛け時計や、他にもアンティークな飾りがいっぱい。

大正文化見学の続きです。

当時の珍しいポスターも幾つかありました。

「日本郵船」のポスターを見つけました。

見どころ満載の 「大正村資料館」 大正文化を身近に感じることができます。

 

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