富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

パソコンの高速化

2008年01月13日 | パソコン

あのぉ~少しは「ひんしゅく」買うのを覚悟で書き込むんですが
パソコンするときに、遅いとか早いとか
そういう感覚的なモンがありますが、
僕自身の正直な感想をいうと、年がいくほどに
結構せっかちに考える傾向があるように見えるんですよ

早いとか遅いとか、そういう自分自身の体内にある
「待ち時間」みたいなモンが、若いほど意外に「長く」
イライラは、年長者に早く現れてるんちゃうかなって・・・感じてます。

 

パソコンを使えば、使うほど、血の巡りが悪くなるようにカスがたまって
そのために、動作にズレが現れてきたり、
アプリケーションを入れたり、削除するたびに
「レジストリ」は、体脂肪のようにパソコン内部で肥大しますし
写真などの重いデータを編集すると、「フリーズ」という
意士気不明みたいな、凍った状態にも陥ります。
(あくまでもパソコンの話ですよ・・・)

 

これを少しでも解消するには、パソコンのメンテナンスと
いっそ、きれいさっぱり、まっさらの状態に戻すために
Windowsごと再インストールする手が、何よりですが
プリンタなどの周辺機器のドライバはもとより、
パソコン自体のモニタやら、ドライブのドライバ果ては
BIOSの設定のし直しをせんならんとなれば、「大事(おおごと)」ですし
時間どころか日にちがかかってしまいます。

 

高速化するには、二つの道があると思います。

一つは「ソフト」的なアプローチで
市販されているもの、フリーウェアで提供された高速化のアプリケーション
で、少しでもパソコンの早い動作を得る方法です。


こういったやり方は、ひとえにパソコンの操作や
設定の無駄を洗い直して、省いていく方法です。
「パソコンの画面」を買ったままの状態にしていたり
使いもしないソフトをそのままにしたり、やたらデスクトップに
アイコンが並んでいることを、クリーンにしていくのが基本だと言えるでしょう。
ただ、こういったものが、早さを求めるわりに体感的には
所詮ソフト的な対処ですので、肌で感じられるほどのこともなく
少々物足りなく感じるとは思います。

 

もう一つは、「ハード」そのものの見直しや、換装などでしょう
心臓部のCPUそのもの取り替えたり
従来のHDDを読み込み速度の上がったモノに切り替えたりする
荒療治がもっとも効果的ですが、
実はそれにもパソコンが持つ限界があって、メーカー仕様の
ものなら、なおさら改造に限界があります。
まして、デスクトップ型ならまだしもノートタイプのパソコンを
根本からいじりたおすなど腕に覚えのあるプロでもない限り
無理でしょうし、そんなことなら買い換えの方が余程リスクも
コストも小さくなると思います。
日に日に新しいプロセッサーが開発されていても
パソコンの作りが、古ければパソコンの仕組み自体が対応せずに
どんなパソコンも手を加えれば、最新のモノにかえられるということは
実は不可能なのです。


HDDさえ、大容量に対応できているかは、CPUやパソコンの
マザーボードといわれる基盤によるところがおおきいので
限界が設定してあります。

 

そこで、具体的に体感できる早さを求めるには
どうするのかといえば、「メモリの増設」という手があります。
最近のメモリ自体はUSBメモリやカードメモリと連動して
大きく価格が値下がりしてて以前ほどの「高コスト」を意識せずに
すむようにはなりました。

 

メモリの増設は、比較的初心者でも可能なほど
かんたんな作業ですみます。

 

ただ、ここにも限界とか容量とか、もうちょっとヤッかいな
「相性」という問題が存在します。
とにかく増やせばええという話でもなく、
何でもええというわけには行きません。

メモリの増設にあたっては、自分のパソコンのタイプとか
仕様、メモリの対応データ、最大容量など
結構な予備知識と調査が必要になるのです。

高速化をひたすらやすくあげるには、日頃のメンテナンス
無駄なファイルの削除がまず前提になります。

 

まさか、まだ年賀状の素材をパソコン内部に
取り込んだままやとか、そういうことないでしょうね


バックアップ:PCが元気な時にこそ

2008年01月13日 | パソコン

 年賀状2008コンテスト 開催中(※投票が思ったより少なくて・・・)

 

それはそうと、年賀状で一仕事終えた感のある
あなたのパソコンは、新年早々「元気ですか?」

パソコンが、元気なときこそ本当は、もしもの時のために「バックアップ」
をとっておくことが、本当は大切です。
特に元気な状態そのものを保存することが何よりです。

というのも、パソコンという精密機器は、
僕と同じで、大変デリケートで壊れやすいものだからです。

システムや、アプリケーションや周辺機器の設定などは
一から入れ直すといっても
時間はかかっても、「リカバリーCD」や「CD-ROM」などから
もう一度、再インストールすれば元には戻りますが
自分の作った文書や写真、メールのデータなどは
もう戻りません。

普段から、万が一の時に備えて、大切なデータを別の場所にコピーしておくことが
求められます。

 

サークルのテキストとして、「ファイル整理術」という本を採用しましたが
この本がその三分の一を使って力説しているのが
「バックアップ」です。

 

実際にバックアップする手段は、いくつかあります。
基本は、データそのものを、パソコンの外に保管するということが
最適なやり方だと言えます。


CD-RやDVD-R


「コストパフォーマンス」にすぐれているというのか、早い話が
一番やすくつく方法ですし、バックアップをとったデータは
ほとんどのパソコンで読み込むことが可能です。
ただ、大容量化した現在のパソコンの状況から、たとえDVDだとしても
容量に限界もあって、HDDまるごとコピーできるわけでもなく
メディアの種類の選択やバックアップするデータのサイズによっては、
いくつもの枚数を必要としますし、ディスクにバックアップする際に
その容量や、方法の選択が重要になります。時間のかかる作業を
覚悟しないとあきません



外付けのHDD


内部のHDDの増設をして記憶の容量を増やすという手も一案ではありますが、
パソコンの内側にバックアップがあるというありようが
本当の意味を持ちません。
そこで、外付けのHDDがもっとも効果的です。
最近の需要や映像などの大容量データの記憶媒体として
外付けのHDDは、その読み込み・書き込みのスピードや
設定そのもののかんたんさと、
あるいは、自分のパソコンのHDDをこえる容量があるのなら、
HDDそのものをまるごとバックアップすることも可能です。
初心者でもたやすい操作性で、もっとも優れた方法だと
言えそうですが、コストを覚悟せんとあきません

 

が、しかし近頃の価格は、登場したころから
グンと手頃な価格になったのは事実です。
2万円前後の金額が、あなたのパソコンを万が一に
備えての投資として、ナントか許せる範囲なら考えて見ても
いいのではないでしょうか


自宅に据え付けておく大容量型のもの、
2.5インチサイズの持ち運び可能なもの 
いくつかの選択はありますが
大切なデータを、パソコンの外側で保管 するために、現状では最良の
機器だと言えるでしょう。



  外付けHDD(ハードディスク)価格.comより

 

それにしてもセキュリティ、バックアップとパソコンも結構金食いむしでんなぁ

 

                   ~美山にて~  ぼちぼち「雑炊?」