富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

オートフォーマット:表作りのサンプル

2010年03月29日 | エクセル

エクセルには、いろんなアプローチがあって
コレが絶対という「キマリ」があるわけではありません・・・
だからこそ、その「幅広さ」が時には
「覚えることが多すぎる」・・・気にさせて憂鬱にさせてしまうこともあるのです。


たとえば表、一つを取り上げても、その見栄えを考える時に
さて、どういう風に仕上げていくかだけで、思案の種になってしまうことがあります。

オートフォーマットというオプションはそういうときに役立つメニューです。

たとえば下記のような表のデータを入力し終わって、いよいよ
罫線」を使ったりして、表の見栄えの段階にさしかかったとした場合
とりあえず、表の始まりに当たる「セル」を選択しておきます。


次にメニューの「書式」→「オートフォーマット」と進んで選択すると
下図のようなダイヤログが出てきます。
数々の表のサンプルがあって、右側の項目には、そのうちどんな項目を対象にするのか
という「オプション」も用意されていますので、


数ある中から適当なサンプルを選んで、ガチャガチャ、クリックするだけで



一丁あがりという具合に、それらしく「表」が仕上がります。
こういう「横着?」・・・っていうか「便利な」機能も覚えておくと
省力化につながります。


エクセルを噛んで含める

2010年03月22日 | エクセル

※くどいようですが、自分勝手な都合で次回のサークルを3月26日(金曜日)に順延させていただきます。
ご了承ください。


ところで、ふとしたことから定年を迎えたことを期に
一念発起されてPCを始めようと思われた方から
相談を受けて、とにかくなんもない白紙の状態からどう始めるのか
っていう内容の話で
噛んで含めるように教えてほしいなどといわれました。

そもそも、PCのことを噛んで含めて諭すほどの知識は到底なく
いわれた側にとっても難問ですが、むしろ何もないまっさらの方が
覚えやすいかもと、適当な言い回しで伝えました。
よくよく考えると、「噛んで含めて」話が出来たら、結構理解できてるってことです


「エクセルってそもそも何?」っていうところから説明するには余程の
辛抱と時間が必要でした。
まず見慣れぬ「セル」・・・細胞がいくつもあって、それら一つ一つに意味を持たせる
などと言い始めたものですから、相手の顔が見る見る間に曇っていくのが手に取るようにわかります。
そういう物言いが、わかってないんやなと反省しつつ
次のような表で見た目の説明はしたものの・・・




B列に単価でC列に数量入れて、D列で「=B2*C2」という「数式」入れたら
金額が出るで・・・というところをやっとこさ理解いただいた次第ですが
B2とかC2とかそれをD2というセル番地という考え方が
どうもイライラさせてる原因でもありました。

「名前の定義」というのをご存じでしょうか?
実はこうしたセル位置のわかりにくさを整理するのに、セル自体に
「名前」をつけてわかりやすくする方法もあります。

上図のように、単価にあたるB列をBというところをクリックして
B列全体を選択しておき、メニューの「挿入」→「名前」→「定義」でもかまいませんし
いっそ、いきなり上の図のように「セルの番地」を表示する欄を
「単価」と書き換えて、列の「名前」を定義します

同じように「数量」の欄も名前をつけておくと


D列の数式が少しはわかりやすくなって
他のセルにコピーしやすくなる気がします・・・・
残念ながらこの程度では、その人に納得を得られたわけではありませんでしたが


 


テンプレート(ひな形)

2010年03月18日 | パソコン

何事もパソコンで一から作るとなると、時におおごとで大層になって
その先を思うだけで「やんぺ!」ってなってしまいがちです。
デジタル的なデータのええとこは、ファイルを保存してあれば
それを読み込んで、ちょっとした編集や加工を加えることで、使い回しとゆうと
ちょっと聞こえが悪いんですが、「引用」ができて
レイアウトやら、文書の構成や構想に時間を割いてたことを省力化出来ます。

いわばそのために「ファイルを保存」して、とっとくわけで
そうしないのなら、ファイルそのものは、パソコンの肥やしになってしまいます。

だいたい、文書にしろ表にしろ始めに思いつくというところで
おおかたが決しています
そこで、出来ればこの「ひな形」を誰かからもらうとか
ネット上からダウンロードするというのが効率的です。
「流用」などとなにやら悪巧みな気のする言葉で表さずとも
加工して、自分なりに使い勝手を変えて作り上げるのも
ずぼらなことではありません。なぜなら編集や加工をするのにも
それなりに知識と技を知っておかねばなりません。
何より人のこしらえたファイルからは、それぞれの工夫を知ることが出来て
むしろ生きた見本として、勉強になる利点があります。
「ひな形」は、テンプレートともよばれ、ネットで検索すると
いろんなテンプレートを探し出すことが出来ます。是非これからの
ファイル作りに生かしてください

 Microsoft Online(マイクロソフト オンライン)・・・テンプレート一覧


 テンプレートバンク


 エクセル・ワードのテンプレート集


後で編集:エクセルで行や列の入れ替え

2010年03月16日 | エクセル

文書は「ワード」でって決めつけてしまうと、
通り一遍になって最近のPCユーザの人の多くが
文書もエクセルでという人が結構たくさんいると感じます。

文書作りも実は、面倒な決まりがなくて、エクセルの方がいろんなことできるし
「Sheet(シート)」という考え方が、ワードのページという考え方よりも便利だと思う人が多いからだと思います。


ただ、どうしても文書を作るとなると
「白紙」に書き込むというような思い込みがある人は
ワードじゃなくて、エクセルの「セル」の並びが取っつきにくく思われて
ハードルが高いと思ってしまうんやとも感じることがあります。
要は、はじめの段階で、「こうあるべき」とかレイアウトや項目を
決め込まないとあかんというような思い込みが
考えを縛って、気を重くさせてしまうのです。
そこで、エクセルの操作であるとか、編集のコツみたいなものを
知っておくと、あとで「編集」をすることができて
窮屈な思いを回避することができます。

たとえば、こんな表を作ってはみたものの



ここまで来て、たとえば「列」の方でいえば、「名前」欄の前に「フリガナ」欄を持って行きたいと思ったり
「行」でいえば、誰かの前や後ろに行を入れ替えたいなどという場合があります。
こんな時どうしたはります?

実は、この間ちらっと横目で、ある人がやってはることを見てて気がついたんですが・・・
その人の手順はたとえばこんな具合でした・・・・
A列の名前欄の前にフリガナ欄を移動したいので、まずA列を「右クリック」→「挿入」して
新しいA列を作り、今度は「フリガナ」欄のCという列を右クリック→「コピー」として
新しい空欄のA列を右クリック→「貼り付け」でフリガナ欄をコピーし
入らなくなったC列を右クリック→「削除」という手順でした。
もちろん間違いではありませんし、ちゃんと出来てはいるんですが
見てた僕が感じたのは、ちょっと手順が多すぎて思えたのです。

僕なら・・・



まず同じように、右クリックで、移動したい列を(B列ならBという場所を)
行なら行番号を・・・「切り取り」として
次に挿入したい位置の一つ後ろの列または行で右クリック→「切り取ったセルの挿入
というのを選択します。コレでOKです

こんなちょっとした編集の技をいくつか覚えておくと
編集は後でどないでも出来るわけで、はじめから文書や表作りの
配置やレイアウトに苦しまずにすみそうです


ワードのトラブル:ユーザ辞書の「修復」

2010年03月15日 | パソコン

年明けから、「ラベンダー」さんに相談された「Word2003」のトラブルは、
ワードを起動したら、「うんともすんとも言わへん」という類のトラブルで
・・・そらまぁ「ウンとかスン?とか」言うわけないんですが・・・実際に拝見すると
砂時計状態が続いて「応答なし」の状態から、ワードの作業画面に何も入力できません
エクセルなどの動作に問題はなく、「Office」全体の問題ではなさそうなので
・・・ワードの再インストールを試みてみたんですが・・・・改善されませんでした


あれから、いくつかネットであたって見たところ・・・ひょっとして「コレかな」っていうのを
マイクロソフトのサイトで見つけました。
ここを参照いただければ解決するかもしれません。


「日本語を入力して変換するとき、または Enter キーを押すときに Word 2003 が応答しなくなる」


同じ内容の書き込みになりますが、


手順は、まず・・・普段は画面左下にあるタスクバーのところで見え隠れしている
日本語変換の「IMEバー」に問題解決のカギがあるのでIMEバーを表示させて
ツール」というボタンをクリックします。




それができたら、「プロパティ」を開いて
その中の「辞書/学習」のタブを開きます。
すると下記のような画面になりますので、まず「システム辞書」の欄で「標準辞書」を
選択しておき、その上の「辞書名」になにやら小難しそうなアドレスが表示されたなら
その欄の右下の「修復」ボタンを押して、ユーザ辞書を修復します。


コレで解決したなら、軽傷だったといえるんですが・・・もっと壊れてしまっていたなら
サイトにも書き込まれているような
もうちょっと上級向けの作業が要求されます。
この作業は、少しハードルが高そうなので、そこまでは無理せずに
先送りするとして
はじめの「修復」は、挑戦してみやはります?・・・「ラベンダー」さん
・・・難しいかな?・・・時間があればチャレンジしてみてください。


ただし、こういうこともあり得るという話で、あくまでもコレが原因とは言い切れません


「ひだまり開設1周年」記念セミナーへのお誘い

2010年03月11日 | Weblog


我々の盟友であり、新しいホームグラウンドにもさせていただいてる
デイサービスひだまり」もこの3月で早1年を迎えました。
この間、多くの支援や激励をいただき、事業を始めて以来
順調に推移し、利用者の方々もたくさん来ていただけるようになりました。


これは、「ひだまり」にとっては、大変意義深く
喜ばしいことではありますが、一方でこれからの
少子高齢化の問題を通して、身近に迫る福祉という大きなテーマを
考えるときに、単に「ひだまり」としての結果を得られたということではなく
現実には、たくさんの課題は山積していて
安心して老いるとか、暮らしを考えるときに
ひだまり」そのものを起業した目的の何一つ達成できた訳でもありません。

そうした観点からも、おかげさまで、1年を通して得られた経験と
現場で得た問題点や改善策、介護というものの考え方と
心のありようを、「ひだまり」の視点から、広く
皆さんに報告や提案をさせていただくべく
「ひだまり」主催の記念セミナー3月27日28日の両日に
またがって、南丹市国際交流会館で開催することを企画いたしました。
28日(日)の「介護技術」のセミナーについては、専門職の方々を中心に
多くの参加希望をいただきましたが
3月27日(土)の「ひだまり」の報告会を中心にしたセミナー
への参加に多くの空きがあります


年度末のお忙しい時期であり
会場が南丹市国際交流会館(園部)ということで
足を運んでいただかねばならない事情がありますが
「ひだまり」の成果などをできるだけ多くの人に知ってもらうことこそ
ひだまりの「次」にもつながりますし、ひだまりの「後」を追うひとを
導けるとも考えています。


是非ご近所お誘いの上で、セミナーにご参加ください


※詳細のお問い合わせは「デイサービスひだまり0771-82-2205まで
詳しくは下記の「ひだまり」のブログの記事を参照ください
※報告会だけの参加は、無料だったように聞いています。


 「セミナーへのご案内」


広がっていく写真の世界

2010年03月07日 | 写真

 


デジカメの普及がもたらしたもの
それは、「写真」というものの用途が画期的に変わっていき
単に記念写真などというスナップだけの意味を大きく広げています。

従来は、プリントされた写真の現像ができて、写真を貼り付けたアルバムを開いて
「あの日」の出来事に思いを巡らすというのがすべてでした・・・
確かにその味わいは、今もなお写真の大きな要素ですが・・・
ただ、写真というものがデジタルのデータとして、パソコンやその他のメディアに
保存できることによって写真そのものの用途や使い方が
単に現像されプリントされた「思い出」に限定されません

実際、プリントすることを考えても、USBのメモリにコピーして
コンビニの端末機のプリントサービスで印刷するとか

デジカメプリント料金比較

「ネットプリントサービス」を使うことによって、格安で印刷できますし、
わざわざ写真屋に出向いて印刷を頼むなどという面倒は、
自宅でネットにつないで写真をアップロードすることで解消され
欲しい写真だけを自分で選びサイズも指定できるようになっています
これもデジタルのなせる技で、さらにネット上のサービスを使えば
いくつかの写真をいくつかの人に公開し、共有できるので
遠く離れた人の笑顔と近況を見た目で確認できる喜びも得られます
写真だけのブログでも、自分の思いや自分のやりたいことに
共感を得られるだろうし、時間と距離を超えて多くの人と共有もできます。





近頃はやりの「フォトブック」に至っては、写真にちょっとしたコメントやメッセージを込めて
装丁も自分で選び、特別なアルバムをネット上で作り上げて相手に贈るという洒落たプレゼントもできます。
1000円を超えるくらいの値段でも可能なのです。




NAVIEW-SLIDE2

あるいは、写真を使ってスライドショーを作り
背景には音楽で飾り、単に一枚一枚の写真としてではなく
演出を加えて、一つの物語のように、より楽しさを味あうこともできます。
従来の重厚なたいそうな貼り付けた「アルバム」などという概念はもう消えて
写真の数々がより身近なものとなって
写真アルバムをDVDなどのメディアにしたり、こうしたスライドショーのデータも
時にはネットを通して相手にも届けることができるようになりました。

デジカメで撮った写真というデータをパソコンにためるだけため込んでおくのは、
とてももったいない話で、一方で大きなサイズの写真になればなるほどパソコンの足を引っ張ります
あんなこと、こんなことできひんかな・・・と思う気持ちがあれば
ネットで検索して、果てしなく広がる「デジカメ写真」の使い方を知るのも
デジタルデータである「写真」を使いこなす近道です。


ご無沙汰でした

2010年03月07日 | Weblog


長い間、ご無沙汰でした。
実は、我が家の一大イベントが、先月の27日にあって
なんやかや気ぜわしくしておりました。

自分でいうのも・・なんですが・・素晴らしい一日に立ち会えました。
できるだけ自分たちの手作りとプロデュースでという二人の願いが叶って
こぢんまりとして見えても、笑顔と純粋な涙ですべてがキラッと輝いて見え
とても心に伝わるウェディングでした。

何気なく、波風立てずに過ぎていく人生もそれはそれでいいのでしょうが
自分なりに波にのみ込まれそうになり、時にはないだ波の上で
穏やかにたたずんだり
いいときと悪いときの繰り返しがあって、得られる感動は
じーんと来てしまいます。

ほんの・・・ほんの・・・ちょっとだけ潤んで・・・その場にいるみんなと
祝福する思いと喜びあうことを素直に
共感できたことが、とてもいい感動につながっています。

もう今は、
遙か・・・?東京に行ってしまいました。
時勢は、いつまでも喜びにひたっていられるほどの
余裕も与えないほど、厳しさをつのらせていますが
新しい地で、またいくつもの感動を得て欲しいと願っています。