富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

関数の使い方

2008年01月27日 | エクセル


小りんちゃんとの話の中で、ふと気づかされました。
僕は、関数の便利さを宣伝し、先走ったように
聞かれてもいないのに関数の説明を繰り返しておきながら、
実は、その一歩っていうか、とっかかりの関数の使い方
入力する方法そのものを説明していないことを・・・・


そのために小りんちゃんや詳子さんなど、
関数のトライをするために、ひょっとしたら、関数の一字一句を
手入力されたのではないかと想像するのです。
それは、間違いではありませんが、関数を入力するには
七面倒くさいコトせずに、もっと機能的な方法があります。
そのことは、関数を口にした始めにちゃんと説明しとくべきでした。


 


関数を設定したいセルをクリックして選択します。
次に、メニューバーの挿入(I)をクリックし、関数(F)を選択します。
あるいは、数式バーが表示されてたら左の「fx」というアイコンをクリックしても
同じ操作になります。



すると現れるダイヤログが上の図です。
このダイヤログの中の2段目の関数の分類という欄を
すべて表示」にしときます。
さらにその下の関数名にエクセルに設定された関数の一覧が出てきます。
よく見ると欄の下に、選択した関数のかんたんな説明も出てきます。


関数のABSやIFなんていうのは
キーボードから入力するのに、そんなに苦痛もないやろけども
CONCATENATEとかSUBSTITUTEなど読み方もわからん上に
綴り自体がややこしいにもほどがあります。
PHONETICって入れるのすらも結構大変やったと思います。



さて、挿入→関数とたどっていき、そのダイヤログの
欄の中から目的の関数を選び出すと、
選んだ関数に必要な要件を聞いてくるダイヤログが現れます。
実例で説明した方がわかりやすいと思います




これは課題にされた「SUMIF」という関数のダイヤログで
関数の引数(関数に必要な条件や範囲)を聞いていますので
一番上の「範囲」の空欄をクリックしといて、
実際のシート上で、該当する範囲をドラッグすると
自動的にこの場所に、その内容が反映されるます。
これを「絶対参照」の範囲にしたいときは、範囲が表示されたのを確認して
F4」を押して、確定します


あとは、2段目の「検索条件」3段目の合計範囲の欄を埋めて、
関数の設定が一応終わると
欄外の右側に設定に基づく試算の結果を表示しています。
これが確認できて、間違いなく設定できているのなら
OK」を押します。


関数は一つ一つを手入力するのも、間違いではありませんが


関数をこうした手順で入れるとその内容と使い道が
なんとなく理解が早まる気がします。


けど、関数を一つ一つ覚えよなんて思わん方がええですよ
その都度思い出したり聞き出したりして使いましょ
頭の中にはもっと大切なことだけ、メモリしといた方が
自分の頭まで「重う」ならない方法です。