巨大台風の接近は、そうでなくても恐ろしいのに
たまに雨がほしいなどとのんきに構えているわけにはいません!
波高が12mを超えるほどの高波がきたら、フクシマは日本中の原発は
どうなるんやろか・・・また「想定外」などと言ってる場合ではない危険が喫緊の状態で迫っています。
2011年3月11日は、明らかにこの国を暗転させてしまいました。
景気の悪さに、未曾有の震災に加えて、政治の貧困が明らかに危機を増幅させています。
経済の調子がよかった頃は政治なんて、どっか違うとこの世界の話で
正直誰でも、どうでもよくて、足を引っ張らない程度の存在で、政治は政治屋のお世継ぎの
お坊ちゃんぐらいの「お飾り」でも、ひどく支障がなかったわけですが・・・・
こんだけ世の中が行き詰まってしまうとそうも言っておられず、
これまでの弊害を今更なくそうと試みた政権交代も失敗に帰してしまったようです。
そもそも利権がすべての平和ぼけの頃の政治と時の政府がお金をジャブジャブつぎ込んで、
ご都合主義のままにやりたい放題で、安全やリスクをごまかしてまで、
世界に唯一の被爆国のこの国に、バックアップとか称してまで有り余る「原発」を作り続けたおかげで、
これほどの危機に直面したのでしょう。
もう何もできそうにもない首相が困り果てたあげくに
野党に向かって、「あんたらにも責任あるんやで」とやけっぱちで言い放っても
野党も野党やから、今更無責任にも知らん顔でいるのが現状です。・・・そんなこんなでやり場なく
国民に覆う思いは、自分らで何とかせなって思いが余計に強調され、
その一つに、世を挙げて「節電熱」が夏の暑さと重なっています。
ところが、節電にも意味を持たせないと何でもやりすぎは極端に経済を萎縮させてしまうでしょう・・・
夜間の電力はあまりがあるのだから、今になってローソクともして夜を過ごすなんていうのは
ある種、道化にも見える行き過ぎにおもえますし、節電熱もほどほどにしとかんと、電力を抑えすぎるのは、
経済優先と消費大国を基本としてきたこの国の本質を全く変えないままでは、
みんなが「つとめてる」産業の多くが、ドミノ倒しのように共倒れとなるのが目に見えてきます。
生き方や暮らし方の根幹に関わる議論が起こらないままなら、
情緒的に萎縮するのは、単に不景気をあおることに終わってしまうでしょう。
日本という国が、ベトナム戦争で疲弊したアメリカの物作りに取って代わった頃のように
もうテレビも車さえも「韓国製」がアメリカやヨーロッパの市場を席巻しています。
トヨタのほん後ろにいるのは、ニッサンやホンダではなくヒュンダイですし
液晶のテレビの世界では、トップにいるのは韓国で、とっくに日本製はベストテンの
下の方にちょろっと顔を出してる程度と考えていいでしょう。
この頃のテレビのコマーシャルに「韓国製」の多いことに気づきます。
この国が立ち止まってる間に、世界は待っていてくれません。
「原発依存からの脱却」というのは、今になっても全く先の見えない「フクシマ」の原発事故を
思うときには、まさに「正論」なんやけども
もうすぐやめると言った総理が言うと、かえって「うさんくさく」見えてしまうので
なんぼ、「ヨメハンに言われた」からかも、わからんのんやけども、今更彼がゆうてほしくなかったのが本音ですわ。
せやからゆうて、節電には心がけないと自分たちの浪費癖に歯止めがかからないわけで
自分たちの電気依存主義こそが、「アブナイ」原発の建設をもたらしたと反省に立つのなら
できる範囲の努力はしなければなりません。
このリストは、家電商品の消費電力の目安ですが、ノートパソコンですら
扇風機を2台動かすぐらいの電気を消費していることがわかります。
使いもしないでいるときは、電源そのものを抜いて待機電力をさえ気をつけるのが節電効果を生みます。
時には誤解もあって、パソコンを使っていないときに「スクリーンセーバー」を使っていると
言い放つ人がおられますが、スクリーンセーバとは何も操作しないときに
そのままの画面を表示してると、液晶部に「焼き付き」が起こるのを回避するために
何もしない時にパソコンの画面を動かすためのアプリーケーションですので
節電の意味を持つどころか、むしろ電気の消費という意味では、より多くの負荷をかけたりします。
使わないのなら画面を消してしまうことの方が、よほど効果的です。
また家でもどこでもノートパソコンを使うときに、当たり前のようにAC電源を使ってしまいますが
せっかくノートの特性であるバッテリーで起動できるのですから、
電源にコードをつながずにバッテリだけで使うのもいいでしょう
設定によっては、AC電源をつなぎっぱなしの状態では常にバッテリの充電を繰り返すことになっていて、
このことがバッテリの寿命を縮めている大きな原因になっています。
バッテリはいったん空にして、充電することが基本ですので、空になるまでとりあえずバッテリで
起動してAC電源をあえて使わないこともこれからは選択肢の一つにしてください。
以下はマイクロソフト社が勧める「パソコンの節電」方法です。
参考にしてみてください。