富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

エクセル 一から出直し(その1)

2014年01月30日 | エクセル

さて、改めて一から出直す「エクセル」のはじめの一歩。

パソコンで最も耳にする言葉は「コピー」かもしれません。ただ、コピーというても二通りの意味があります。
どっかの文字列(テキスト)や数値を違った位置に貼り付けるために「コピー」するときと
画像や文書などのファイルやそれを入れておく「フォルダ」そのものを「複製」するときにいう「コピー」があります。
複製を作るときのコピーには、いろんな方法があります。
律儀に、目的のファイルを選択して「メニュー」から「コピー」を選んでする方法もあれば、目的のファイルを
「右クリック」→「コピー」と進む方法とかいろいろあって、いわば人の好き好きで、どれが「正解」ということもありません。
ここでは、もっと簡単な方法を覚えときましょう!
その方法は、目的のファイルとかフォルダをクリックしたら、Ctrl(コントロールキー)を押しながら、ちょっとだけドラッグ
するだけ
で、下の図のように「複製」が作れるという最もポピュラーな方法です。

copy
これを覚えておくと、次のエクセルの「シート」の複製がうまいこと理解できます。

エクセルが、他のワードなどと違って、「ページ」という考え方に立たずに「シート」という「大きな枠」を想定していることは
前に話しましたが、さらに一つのエクセルのファイルの中にそれぞれが違った内容の「シート」がいくつも作れます。
ワードがワードという文書を何ページにもわたって、作り上げていくことを前提にしているのに対して
エクセルで言う「シート」はそれぞれが文書であったり、グラフであったり、計算書のようなものであったり
一つのエクセルのファイルに自在につくることができて、それぞれのシートの行き来もできます。    
異なった内容のものを一つのファイルに作り上げることから、エクセルのファイルはBook(ブック)といい
本のように様々な編集や加工が行えるのです。直感的に言えば、ワードの場合数ページにわたる文書は
縦方向にスクロールされるの対して、エクセルではシートが横方向にいくつも作り上げられていきます。    
また、一つのシートでは、ワードのように縦方向にページを作ることもできるんです。
ここまで言い切ると、いかに「エクセル」が優れものかを唱えて、エクセルをオススメする魂胆が丸見えですけど・・・・

Sheet(シート)というのが、便利だと実感できるのが、エクセルの画面下に各シートのタブ です。
ここを見るだけでこのEXCELのブックがいくつのシートで構成されているかが  一目瞭然デス。   
ただし、その中身をデフォルト(初期設定)のままにしておくと、Sheet1、Sheet2・・・とあるだけで、このタブをクリック
して、シートを開かないと中身を推し量ることはできません。そこで、
シートの名前を変えてやって、ついでにこの見出しの色まで変えたりしておくと整理が効いて、便利になります。
それは意外に簡単で、名前や色づけしたい「シートタブ」を右クリックします。

 

Sheet1

すると、    下図のようなメニューが現れますので、名前を変えるときは「名前の変更」
見出しの色は「シート見出しの色」という項目を選択することで変えられます。

みだし

で、とりあえず下図の例のようにSheet1を「サンプル」という名前にして、その色を赤く設定してみました。

sheet2

ここから、このサンプルというシートをコピーして複製をしてみましょう。
ここで、冒頭に「複製を作る」コピーの方法を思い出してください。 実はその方法の応用です。
コピーしたいシートを選択して、「Ctrl」キーを押したまま、どちらかへドラッグするだけで、

sheet3

簡単にコピーが作れます。こうすることができると、たとえば決まった「様式」の書類などは
いとも簡単に使い回しができて、日付や項目を変えるだけで
同じような書類を作ることができるのです。
時間の短縮、省力化に大いに役立つし、これと同じの作ってくれと頼まれ事を「安請け合い」するのも容易になるでしょう。

エクセルが苦手と言う人に・・・・・エクセルを使いこなすためには、エクセルでできることが「便利」だと思わないと
ただ「難しそう!」で終わって、食わず嫌いになってしまいます。
パソコンもまた同じで、パソコンをやらなくてはとか、できないといけないと思うのはあとにして
パソコンで何か「新しいこと」ができるんだと信じることがその始まりです。


「エクセル」が苦手という人に

2014年01月28日 | エクセル

エクセルと言うだけで、苦手意識が先立って、「エクセル」アレルギーを持ってる人の多くが、
一番気になってしまうのが「セル」という存在でその見た目です。

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それは、たぶんワードのような「白紙」を見慣れてると、いかにも使いにくそうに
その窮屈なセルの羅列が、入り口から「拒絶」されているように感じてしまうのではないでしょうか・・・
文房具屋さんに売っている「罫紙」の集計表をイメージして
マス目に何かを入力して行く作業がとてもやっかいなことに思えてくるのだと思います。
「セル」とは元々の意味は「細胞」を意味している言葉です。
その名の通り、エクセル上のセルは、市販の「集計表」と違って自在に伸び縮みする上
ほかのセルと結合したり、あるいは離したり自由に動かせるのです。
さらに、エクセルの長所の一つとして、「ページ」を前提にしないという点があります。
エクセルを起動して、開かれた画面は「ワークシート」といって「作業用のシート」で
何行まで、何列までという制限ははじめからはありません。
ページとはあくまでも印刷する範囲を決めるときにようやく持ち出す機能です。
ですからはじめから「大きさ」やサイズにとらわれることなく編集することができるのです。

エクセルに限らず、とりわけパソコンなどという道具を使う前には、
はじめからやることの先を決めて、一つだけのパターンにおちいることを避けたいものです。
「こんなこと出来ひんやろか」「こういうことが出来たらええのに」といった
好奇心とか探究心のようなものが、扉を開けて
さらに、使い方を広げていくものです。

何事にもあたる話ですが、やり方というものには「決まり」がありません。
たった一つのことをひたすら繰り返すのも大事な心がけですが
こういうやり方もあったり、もっと簡単にできる方法を探し出すことも
パソコンの場合は、上達というか使いこなす上で大切なアプローチといえます。

確かに、セルで区切られたエクセルのシートよりも、ワードなどの「白紙」のページのほうが
自由に入力できるように、一見思われます。
が、あえて反論すれば・・・入力するデータというものの「分析」がそこにはありません。
たとえば文章の一行には、日付であったり、値段であったり、様々な「要素」が
加わって成り立っています。
ワードなどのワードプロセッサーを使うとなったら、それこそ、それらすべてを
丁寧に入力して、文章をこしらえていかなければなりません。
けれども、日付だとか値段とかあるいは名前にしろ名字と名前に区分できるわけですから
それを区分していくと、より入力が効率化されることに気づかされ
文章で表現するよりも「表」として表すことの方が
説得力があって、わかりやすいことが多々あります。また
パソコンで作る文書の多くが文章だけではなく「表」が混在したものが多いことも事実です。
こういうときこそ、エクセルの活用がその威力を発揮するのです。
つまり、使い勝手が悪そうな「セル」を逆に自在に操ることができたとしたら
もっと、やりたいことができるようになるのだと思います。
ただ、「自在に操る」というのは一筋縄ではいきそうにないのも、一方で事実かもわかりませんが・・・
こういうのは「慣れ」というもので乗り越えて行くより道がなさそうです。

  

エクセルを使うことは、いわば最もパソコン的な作業といえるのかもしれません。

このブログに戻ったこともあり、またこの4月9日をもって従来の「Office2003」の
エクセルやワードのサポートが終わり、好むと好まざるとに関わらず
新しいエクセルやワードに移行しなければなりません。
これを機にもう一度「エクセル」の初歩段階からの記事を増やしていきたいと思っています。


2014パソコンサークル「再起動」

2014年01月26日 | パソコンサークル

2013年12月に「シャットダウン」していました。冨田パソコンサークルは、
2014年2月12日「再起動」します・・・・ずいぶん長い間のご無沙汰です。

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その間、たくさんの問題や課題が出来たんじゃないでしょうか?
「楽しみ」にしています。
今年も意欲的に、取り組みましょう。

出来たとしても・・・・出来なかったとしても・・・


「友」の死:板谷さんが逝ってしまわれた。

2014年01月22日 | パソコンサークル

それは、突然の知らせで、思いがけないものでした。年末から体調を壊されたとはいえ、
普段の「元気さ」が脳裏に焼き付いてた自分にとっては、板谷一男氏の訃報に一瞬言葉を失いました。

人は、「物忘れ」を繰り返し、近しい人でさえ亡くなれば、いずれの日にかその名を口にすることが
少なくなり、いないことを気にしなくなる生き物です。
「パソコンサークル」を考えるときに僕はこの人のことを決して忘れることはありません。
だからこそ、自分のためにも「板谷一男」という名前をWeb上に刻んでおこうと思います。
どこかの誰かが、「検索」すれば、いつかこの場所にたどり着くように・・・・・・

思えば、区という小さな範囲の中に「サークル」のような活動を、公民館の活用を目的に
思いつき、「パソコンサークル」などという提案をしたものの、僕自身の人望もこの区の中では
全くないし、あてもないし自信もないまま・・・おそるおそる「板谷」さんちの呼び鈴を押したものでした。
けれども彼の反応は、その僕の不安のような思いを一瞬にどこかへやってしまうほど好意的で
彼の歓迎と協賛はどれほど勇気づけられたことかわかりません。   
今でもあのときのことを鮮明に振り返ることが出来ます。

僕のチカラだけでは、とてもサークルは立ち上がらなかったでしょう。 彼の後押しとリードがなければ始まらなかったのです。
このサークルを起動させた功績の多くは、板谷一男氏の尽力に大いに依存しています。
何かと相談するとき彼は僕を受け入れ、胸襟を開き、年の差を超えて、親しく話せるようにもなりました。

「区」なんていう単位の「社会」は、ほんまにちっぽけな区分でしかありません。
ただ、それほど小さな単位で有りながらも「世代」間にある隔たりは、相当大きく
遠目に「あの人誰?」と訊いて名前を知る人もこのわずか150戸の集落に、「知らない人」が存在して
います。
考えてみれば、パソコンサークルを通じて話すようになり、親しくなった人たちも
それまでは名前は知っていても「どう考え、どういう人か」知らない人たちで近くにいながら遠い存在で
あったのかもしれません。
今は、サークルの人たちとに年代の垣根を感じることなく、親しくさせていただいてることを
つらつら考えるときに、それらの多くが「板谷一男」という人が「きっかけ」だったことを思い知ります。

板谷さんはあの年代で常に前に出ようと「前向き」で、新しいものに臆さず、 アグレッシブに取り組み
チャレンジしてきた先進的な方でした。「気分屋」などと言う他人の評価は、考えてみれば
そういう人を含めて、誰にも当てはまります 。
それより何より、あらゆる世代と分け隔てなく親しく話すことが出来て
積極的な生き方を実践できる人でした。それほどの思いを持ちながら・・・・彼の顔を見ることもなく
まま「行事」を優先して、葬儀に参列して「見送る」ことの出来なかった自分自身に、
どこかに申し訳なさを感じずにおれませんが・・・
あっという間に逝ってしまわれた「板谷一男」という人を、今更ながら若輩の僕が「友」と呼ばせていただいて
このブログでこれまでいただいた好意に感謝しつつ「惜別」の思いを書き残させていただきます。


パソコンサークル2014

2014年01月16日 | パソコンサークル

まだまだ、寒さはこれからが本番…「温暖化」ということが、むしろ極端な寒さをもたらす・・・というわかったようで
わからん話・・・「戦争で尊い命を失われた方々の安らかな・・・」という祈りを捧げたと言いつつ・・・
何かと論議を呼び、戦時中の日本の占領と侵略のシンボルである「宗教法人」ヤスクニに
わざわざ、自分の我をを通して、参拝し隣国の騒乱を引き起こした張本人・・・安らかにを願うのなら
明らかに別の方法がある。・・・・国益を損ねてまで「やってしまう」ことが、ほんまに危うい・・・
オリンピックの「会長職」にこともあろうに、かっての派閥の長を選んだことを見ても、底が知れる。
あんな人のどこが「オリンピックの顔」であろうはずがない・・・オリンピック招致の席上で、
今頃もてはやされるパラリンピックの美人アスリートが彼と近しく話してる様子を見て、そもそも笑顔を振りまいた
スピーチに僕自身は、天の邪鬼にも「違和感」を感じたものだった。
スポーツは、政治から離れたものでなければならない・・・のに、もっとも古くさい「政治屋」を人選したことがやっぱり「矛盾」している。

 

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てなてな、ぼやき癖が全く変わらないまま
2014年が明けてしまいましたし、もう2週間過ぎてしまいました。
正月は、何かとあって、サークルの始動は来月からと考えています。
Kこちゃんが楽しみにしてる「新年会」とやらは、今年もスケジュールが後回しになりそう。

 

今年のサークルでは、積極的にを合い言葉に・・・いろんなことに挑戦しましょう。
パソコンの周辺では、今年の4月9日に大いなる「転機」が訪れます。BHOB_003
環境が大きく変わるターニングポイントになるのでは・・・・という予感があります。


2014年4月9日:XP最後の日

2014年01月14日 | パソコン

2014年は、「Maoちゃん」「Saraちゃん」だけに特別な年ではありません。
もちろん、4年に一度のW杯が6月にブラジルで開催される重要な年には違いないのですが・・
パソコンを使うものにとって、2014年4月9日は大きな節目にあります。
それは、長らく使い慣れてきた「WindowsXP」と、ExcelやWordのOffice2003のサポートが終了する日で
まさに、「終わり」を迎える特別な日です。

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「サポートが終了する」という言葉を、一見あるいは耳にするだけでは,大した話ではないと
思ったり、その日にパソコンが動かなくなるという意味でもないので、実感を持たない人も数多くおられるのかもしれません。
まさに、そこんとこが大きな問題で、最も大きなリスク(危険)だともいえます。
サポートが切れると言うことは、パソコンが起動できなくなることに匹敵するような「致命的」な意味合いを持つことを
自覚して欲しいのです。

    

そもそもパソコンに対する「サポート」とは・・・・ なんやいな・・ってことになりますが・・・
パソコンを「家」にたとえる人がいます。新しく家を買った時は確かにピッカピカで気持ちのいいもので
うきうきするもんですが、実際に住み始めるとキッチンの使い勝手が悪かったり、間取りがしっくりこなかったり
時には、家族が増えて増築を余儀なくされたり、パソコンも家も使い続ければ、見えなかった問題が生じたり
使い勝手に支障が出るのは必定です。   住居ならすんでこそ、パソコンなら使ってこそわかることがあるものです。
あるいは、「オール電化」などというような技術の進化からシステムそのものを取り替える必要も生じたりします。

こういう変化や不都合に対応するために、
OS(オペレーションシステム)であるWindowsの提供先であるMicrosoft社から
Windows自体の機能の追加や、仕様の変更を「サービスパック」などと称して修正プログラムが提供されます。
もう少し、見方を変えればそもそもOS自体が何もかも点検して完全な状態で売り出されるわけでもなく
多くのユーザーの声を集めて、作り上げていくという性格の商品でもあるわけで、
その途中において想定外の出来事や、想像もしないような悪意による攻撃や悪用にさらされます。
こうしたサポートはメーカーとしては、当然しなければならない保守サービスで、
いわば次々に生じる「穴」(セキュリティホール)の「つぎあて」のようなもので、時にはまさに「パッチ」という名で提供されてきました。
こういう根本的な機能にまで踏み込んだ技術的な改善や改良を「メインストリームサポート」と呼びます。
これらは、主にパソコンをネットにつなぎ、「Windows Update」(ウィンドウズ・アップデート)という形で
それぞれのユーザーがネット上からダウンロードして、「最新の状態」を保つというやり方で対処されてきました。
   
けども、Microsoft社も所詮一企業ですし、ずっとおんなじOSやPCを使い続けられるのは商売の上で「味ない話」ですし、
たとえばパソコンを売る側にとっても、商売上決して、歓迎すべきことではないようで、
そういった背中を押す要望からも、あの手この手の「新手の」OS…Vista,Windows7とかWindows8,8.1発表し
目先を変えて売り出して、ユーザーの気を引き、「新しいOS」をセールスしてきました。   
此の期に及んで、さすがに長い間XPの面倒を見るのは、企業側に負担が多くなり、
そこで「メインストリームサポート」には期間を設けて    いったんは  OSのサポートを  「終わり」にしておいて
新しいOSを売り出しつつ、ユーザーがパソコンを買い換えるまでの一定の期間は、 見捨てることはせずに
大口のユーザーであるビジネス用に限っての不具合対応と個人向けには
セキュリティ関連の更新のみを行う「延長サポート」を提供してきました。

ほんまは家の建て替えをオススメしますけど、このまま住み続けはるんなら、
防犯対策上、入り口や玄関とか勝手口の「鍵」についてだけは、修繕します。あとは知りません・・・
といったようなものでしょうか・・・・・・・

つまり、今度の場合はその「延長サポート」が終了した「XP」のパソコンを相変わらず、使い続けると言うことが
いわば壊れた鍵のドアや扉という扉があちこちにある家に住み続けるようなものになることを指しています。
どこからも誰もが容易に侵入出来るわけで、泥棒に「おいで」と誘ってるようなものでしょう。
「セキュリティ対策ソフトを使っているから大丈夫」と反論があるかもしれませんが、
残念ながらこれらのソフトでは、本家本元の「OS」自体のセキュリティホールや脆弱性自体を埋めることはできません。

セキュリティソフトに安心している人は、ドアの鍵が壊れたまま警備会社を雇っているようなものなのです。それどころか
サポートの切れたOSに対してセキュリティソフトは、インストールすら出来なくなるでしょう。
はじめから守れないとわかった「家」の警備を請け負う会社は存在しないでしょうから・・・・・・・・
さらに、泥棒に入られやすい家には、自分の損害という問題よりもさらに深刻な問題があります。
よく学校の先生がデータをUSBメモリに入れて持ち帰り、データを盗まれるというニュースを見聞きするように
住所録やアドレスを盗まれると言うことは、自分の損害ではなく、自分のせいで
善意の他人の情報をさらし、時にその人に危害を及ぼすという恐れがあるのです。   
また、いつの間にか「ボットウィルス」とかマルウェアなどいうものを仕組まれると
感染したことに気づかないままパソコンを「遠隔操作」されて、自分自身が知らない間に、ウィルスの
発信源や犯罪に利用されてしまうことも、今や現実の「脅威」となってしまいます。
サポートの切れたパソコンは、そういった状況を阻止できなくなります。

確かに、その日になると途端にPCが動かなくなるわけではありません。
ネットにさえ、つながなければ、「大丈夫」やろ?…という問いには確かに「イエス」と言えば「イエス」といえるのですが
そう単純でもありません。
たとえばウィルス感染の多くはメールだけではなく、USBメモリが感染源でもあります。
データのやりとりは、必ずちゃんとしたセキュリティが確保されたOSの検疫を通さないとあきませんし
ちょっとぐらいネット見たって・・言うような甘い気持ちでネットにつなぐ誘惑に負けない保証を誰も出来ません!
たとえ数秒でもネットにつないでしまえば、世界中でセキュリティの切れた    パソコンを狙う悪意の触手は
その瞬間を、決して見逃したりはしないでしょう。
LANケーブルも切って、無線LANも、もちろん外して、USBメモリも使わなければ確かに問題はありませんが・・・・
ネットにつながない「パソコン」に今の時代どれだけ意味があるのか・・・・僕自身はあんまり意味を感じません・・・
それでも、4月9日以降XPでネットにつなごうとするのは、他人の迷惑をかえりみない
身勝手に過ぎると思います。  そうしている人にはネット上から退場を促すことが、自分のパソコンやプライバシーを
守ることでもあるのです。

   

それでは、どうすりゃええんやねんってことになると
Windows XP環境からの脱却方法としては、現在使用しているWindows XP搭載PCのOSを新しいものに入れ替える、
新しいOSを搭載したPCを購入する、という2つの選択肢があります。
しかし、前者については問題があります。PCの技術はWindows XPが登場した当時と比べて飛躍的に向上しており、    
昔買ったパソコンに、新しいOSを入れてもPCによっては、快適な動作が見込めないからです。
一時代前の「ならぬものはならない」パソコンでは正直どうしようもないと思います。
また、OS・アプリケーションともに 64bit化が進んでいる点も、32bitが主流だった頃のハードウェアでは対応が難しくなるのも事実です。

現在市販されている買い換え対象PCのOSとしては、「Windows 7」と「Windows 8/8.1」が挙げられます。
もはや、Windows 7を最初から搭載している製品は少なくなっていますが、
中にはWindows 8/8.1からのダウングレード(わざと前の状態に戻す)が可能なモデルもあるので、購入前に調べておくと良いでしょう。
OS選びの目安ですが、使い勝手が若干変わっても構わないのであれば、
タッチ操作に最適化されている最新OSのWindows 8/8.1がベストです。
ただし、Windows 8/8.1は従来のOSと比べて全然違うものともいえ、タッチ操作に違和感を覚える人も多いため、
店頭などで実機に触れてみて取っつきにくいのなら、Windows XPに比較的近い操作性で
2020年までサポートがあるWindows 7をおススメします。 パソコンの画面が「タッチパネル仕様」でなければ
その効果は薄いと思えるからです。
   
とはいえようやく慣れたXPから新しいOSになると、又一から出直し?とか ・・・ この年になって・・・
そのことだけでついて行けそうにないと腰が引ける人もいないわけではありません。
コストがかかるのは目に見えてます。OSだけではなく、今回の場合は
たとえばExcelやWordの「Office2003」もサポートを終えるので、Office自体を買い換えなあかんわけで・・・
様変わりしたExcelやWordの操作に慣れなくてはならないし、そのための「投資」とお勉強の時間もいくらか必要です。
そんなことならと・・・・
あるいはもうこの際にパソコンやめて「スマホ」にしよかって言う人も出てくるんかもしれません。
・・・ゆうときますけど、スマホもちゃんと「セキュリティ」対策せんとあきませんよ・・・・スマホもPCもネットにつなぐ以上
セキュリティ対策は絶対に必要です。
これまで、何とかこなしてきたことが、大きく様変わりしてしまいます。
   
それほどに、大きな意味を持つ日がもうすぐそこにきています。

2014-01-14 21-48-08←「このバナーをクリックすると特設サイトに行きます」

 

気が気でない「Tちゃん」「Hちゃん」OSの乗り換えをもうすぐ手がけたいと思っています・・・待たせて申し訳ない!