富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

形式を選択して貼り付け:エクセルのコピーとペースト

2008年01月29日 | エクセル

コピペ」っていうのは若い連中の得意技の省略語の一つで、
コピー&ペースト」の短縮語です。
ペーストとは、「貼り付け」という意味です。


エクセルをある程度使い慣れて来たように思うころ
この「コピペ」のせいで結構、落とし穴にはまってしまうことがあります。


一般的なアプリケーションを使う場合、コピーして貼り付けるのは、
一つのモノを対象にしてそれをコピーして貼り付けると、同じモンが2つ出来ます。

これに慣れて、同じ感覚でエクセルのセルをどっかのセルにコピーすると
思いと違ったことが起こります。

それは、「セル」をコピーして貼り付けるという操作が、他のそれとは違ってるからです。
なぜならば、セルにはいくつもの要素があって、
エクセルがわざわざ「細胞(セル)」を意味する言葉を使っている理由がそこにあります。




 エクセルの「セル」には、数式、書式(字体や色、配置)、値(数値とか文字列も)
罫線、入力規則、コメント、列幅
など様々な要素が含まれて出来ています。


エクセルのメニューにある「編集メニュー」に「貼り付け」というのがありますが、
極一般的に、コピーして貼り付ける場合、この「貼り付け」を思い浮かべる人が多いと思います。
しかし、この場合の貼り付けは、サッキ述べた全ての要素
そのまま全部「貼り付け」てしまうでしょう。
 が、これでは、せっかくコピー先に設定した数式や書式が変わってしまうことになって、
面倒くさいことに設定のし直しをさせられることになりかねません。

そこで、「編集」メニューをクリックして「貼り付け」を選択したり、
コピーして貼り付けの際に「右クリック」して貼り付けを選ぶ場合は、
「貼り付け」というメニューの下にある「形式を選択して貼り付け」を選んで下さい。


これが、写真にあるダイヤログです。

この「貼り付けメニュー」は貼り付けのオプションを選択できるので、
コピー元の数式だけなのか、書式だけなのかあるいは、「値」だけでええのか
といった具合に貼り付けたいものだけを抜き出して貼り付けることが出来ます。


ある程度エクセルを使い慣れた人は、貼り付けするときに、
めんどくさそうに見えるこの「形式を選択して貼り付け」の方を使っておられます。


むしろ、この方法でしか貼り付けしない、それを習慣付けることが
エクセルを上手に使う「コツ」だと思います。


プリントサーバ:BUFFALO LPV3-U2S

2008年01月29日 | パソコン
BUFFALO 双方向通信対応プリントサーバ LPV3-U2S

バッファロー

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プリントサーバというのは、ネットワーク上にある
プリンタを複数のコンピュータが利用できるように制御する「コンピュータ」
・・・というても
PCを想像しがちですが、図体はちっちゃいモンです。

キャノンの複合機MP800がわが家のプリンタでして
2台のPCがあって、いざノートの方から
印刷やスキャンしようと思うと、いちいちプリンタの
配線替えをして対応してたんですが、
このたびBUFFALOのLPV3-U2S っていうプリントサーバーが
手に入りました。(写真にある10cm四方より小さいサイズのもの)


これを導入することによって、
ネットをワイヤレスでつなぐWAN(無線のネットワーク)に
プリンタをつないで、印刷もスキャンも
ワイヤレスで使えるようになりました。
コタツに当たりながら、PCとプリンタの位置取りも気にせずに
ちょっとした、マジックしてる感覚で、離れたプリンタを
動かすことが出来ます。

付属の「LPV3接続マネージャー」というソフトを
使えば、それほどの知識もないとしても、
現在ネットにつなげるために使ってる
ネットワーク上に、いとも簡単に設定ができます。

(IPアドレスを変えてやらなアカン手間がありますが・・・)


ただし、プリントサーバは、結構な種類と数が出回っていて、
どれでもええかっていうと、実は、使ってるプリンタの
機種によって、使えるもの、使えないモノが存在します。
導入するためには、事前にそこんとこをチェックしとく必要があります。

まず、プリンタの接続ケーブルの形(インターフェース)が
パラレルなのか、USBなのか、USBでも旧来の1.1か2.0なのか
もう少し踏み込むと、メーカーがどこなのかにも
依存します。なぜなら、いくつかのプリントサーバは
単一のメーカ対応という機種が存在しており
導入に当たっては、あらかじめWebサイトで
使ってるプリンタがそのプリントサーバで動作確認されて
いるか、否かをチェックしておかないと、つないでも用を足しません。

さらに近頃出回っている複合機という機種では、
プリントサーバが双方向通信対応でないと、インクの残量や
スキャンも確認できませんし、動作自体も保証されません。


このプリントサーバ:LPV3ーU2Sは、双方向対応で、
CANONのWP100というよさげな、プリントサーバが、欲しいアイテムの
本命ではあったのですが、頂き物なら
不足を言う筋合いでもなく、問題なく稼働しています。


仕事場ならいざ知らず、こんなモノが
家庭で必要かどうかというといささか、疑問ではありますが
少なくとも複数のパソコンがあって、印刷時にケーブルを切り替えたり
あるいはデータを移動してコピーして
印刷することを思えば、LANを利用して印刷ができるという便利なモノです。
とりわけ僕のような横着者には・・・