長らくつきあってきたXPには、当初わからないことが多くて苦労したことも
あれやこれややってるうちに乗り越えた達成感を味わったりと、いろんな思いもあって
このままPCは、ずっとXPでいくんやと心に誓ったはずが、
それこそ長い間のつきあいで、何度もHDDの交換やらドライブを換装したりして
愛用のDELL inspiron 510mに、老いが忍び寄り、決断を余儀なくされてきました。
最近HDDの異音やスロットの故障が相次ぎ、これ以上の応急処置や治療に限界があるうえに
バックライトが切れかけた画面の暗さには、さすがに老眼の進行が著しい僕の目にも厳しく
自分なりに決断を下して、財政的に苦しいながらも、まだ愛機が働ける間に、この際新しいPCを買う選択をしました。
買うとなってからは、その選択にはいくつもの考える「ツボ」があります。
まずOSをXPでいくのか、いっそWindows7に変えるということと
その際にシステムを32ビットか64ビットかに選択するということも
わからないながらも思案と勉強して考えねばならないポイントでした。
そもそもOSはこなれてから買うものだという言い伝えから
出だして間もないWindows7にいささかの疑念もあったものの
どうせ買い換えるのならWindows7という気概も少しはあったので
ちょっと分厚い「7」の本を買い込んで自分なりに知識を備えて買い物に踏み出すこととしました。
あんまりにもお節介にあれやこれやと使いもしないソフトが入ってしまっている
量販店のパソコンには全く興味がないので、実際の購入は
いつものことながらネットの直販のDELLのサイトで買うことにしたのです。
※そもそも、32bit、64bitとは何なのか?まったく小難しい話なんですが・・・
コンピュータの計算は2進法で「0と1」の組み合わせで成り立っています。
最小単位の1bitというのは「0と1」を使って「1桁」で表せる状態です。
つまり0か1しかないので、2通りしかありません。
それなら、8bitはどうでしょう。
8bitは 8桁ですから「2×8乗」で計算できます。
すると「0と1」を使って256通りの組み合わせで表現できるわけです。
同様に、 32bitは「2の32乗」、
64bitは「2の64乗」となり、プログラムの幅が広がっていくのです
また64ビットなら3.5GBというメモリの限界を突破できて
処理能力も大幅に改善もされそうです。
が、悲しいかなVistaの時代には、64ビットのシステムに対して
動作するソフトがないことから、多くの場合64Bitパソコンの良さを
知りながらも32bitパソコンやシステムを選択して64ビット対応のPCを窮屈に使ってきた経緯があります。
これを解決したのがWindows 32-bit On Windows 64-bitいわゆる「WOW64」という技術です。
元々ほとんどの人が手を出さなかったWindowsXPの64ビット版にあった機能なんですが
正直その理屈を説明するには、僕のスキルがあまりにも貧弱なので割愛させていただきます。
ただ、64ビット上の環境で32ビットのアプリケーションを動作させる仕組みで、
WOW64では32bitプログラムで作られたアプリケーションを検出すると、
CPUを32bitプログラムが動く「Compatibility Mode」に変更します。
実際に32ビットアプリケーションを手順に沿ってインストールすると
自動的にProgramFilesx86という32ビット用のカテゴリーにインストールされ
従来のソフトが苦もなく動作してくれます。
ただし、仮想ドライブなどのデバイスに関わってくるような類のソフトは無理だと思うけれど・・・
むしろ32ビットのアプリケーションは64ビットのシステム上でより快適に動作して思えます。
んなこんなで、少しは考えて清水の舞台から飛んで
DELLのInspironRのエントリーノートを買い込んだところ
舞台の上からKよこちゃんやらAkiraちゃん、果てはNacchanまで飛んできて
いっそ4台もまとめ買いする羽目になりました。
ちゃんと使えるかな?・・・設定はしたものの
その後のサポートに少し戸惑いながらも、新しいPCにわくわくもしています。
Windows7もことのほかよく仕上がってる感じがして、今んとこ満足しています。
XPのこともどこか遠くに感じ始めたのかもしれません・・・
あの愛すべきXPの510mは事務所に置き去りにしてきました。
もうちょっとだけ働いてほしいので・・・
ところで何でもかんでも菅がアカンでも、変えたらそれでええのんとは違いまっしゃろ・・・
今やるべきこと報道すべきことは、政治がどうのこうとは違う。
この時期にのんきに、しかも東京くんだりで、もう数え切れもせんほどの年をとって
誕生会をするノー天気な政治家気取りは、こともあろうに「シカト」などという禁句を
テレビカメラの前で言ってはばからない情けない見識でその時点で人格を疑う。
焼き肉やのおばちゃんからちょっとのお金もらって、いっかどそうに理屈をゆうて、危機のさなかに逃亡した
某若手実力者もぬけぬけと時季外れの「誕生会」に出向いて、二人を持ち上げてスピーチする
その2まい舌を政治というのなら、あのパフォーマンスが茶番に見える。何やってるんやろ・・・
また、2世議員の烏合の衆の「自民党」は自分らの親の世代からの無責任さと、ええ加減さが
招いたこの原発危機にも鈍感で、何を変え誰が何をするのかを言うこともなく
ただただ、やめろと連呼している。自分らが支持されているのではない
おまえたちが「ていたらく」だからこそ、変えた政権をおまえたちが代われるはずもないことに自覚もない。
そこにこの国の絶望があり、政治の無力があまりにもむなしい。
せめて、自分らが被災地でできることをたったの一つも思いつかないのか・・・背広でがなる姿がむなしい・・・
政治の世界の話とかいう適当な言い分は通用しない。政治に不信ををもたれていることを自覚するのなら
東京でじっとしているのではなく自らが被災地に行って、何かをやってこそ自分の思いを発信すべきであり
政治をいう前に人としての人格があらゆる国会議員から欠落している。
代えようにも代わりがない。日本にある危機は原発と無力な政治の現状だと断言できる。