PCの起動や調子に大きな異常がなく、使ってる最中に
ブルーバックになったり、「落ちる」っていうか「フリーズ(凍り付く)」という
状態にならなかったんやったら
いちいち、はじめに教わった通り「スタート」メニュー→「シャットダウン」→
「電源を切る」っていう手順を踏んで終わる必要はありません
そうして、PCを閉じると、次に起動するとき いちいちパソコンの点検と
データの確認・復元を繰り返して、いわばご丁寧な起動をしようとします。
意外にも、年を寄せるほどに「このWindowsの待ち時間」に
辛抱がきかないでいる人が多いんやなって感想を持ちます。
年行くほど気が短いって思うぐらいで、ちょうどいい加減みたいな・・・・
そういうときに「休止状態」で終わるという方法は、そのイライラを
多少なりとも解消してくれます。
パソコンの終了時に電源ボタンを押して、休止の状態で終わり
次に起動するときは、閉じた時の状態から再開してくれる機能だからです
「休止状態」
ハードディスク上にメモリの内容を退避してから、
メモリを含む各デバイスの電源をオフにするモードで、
ハードディスクには、搭載メモリとほぼ同じ容量の
休止状態用のデータ退避領域が確保されます。
スタンバイ状態とは異なり、
完全に電源オフと同様の状態となるため、
ノートPCのバッテリ駆動でも休止状態を維持し続けることが可能となり
バッテリの電力は消費されません。
しかし、メモリの内容をハードディスクに退避したり、読み出したりしなければならないため、
その分だけ休止状態への移行や復帰には時間がかかってしまうデメリットもあるにはあります。
これを設定するには、
1.まずコントロールパネルを開きます。
2.その中から電源オプションを選択します。(パフォーマンスとメンテナンス
っていうカテゴリーにあると思います)
3.それをクリックすると5つほどのタブが現れます。
4.その中の「詳細設定」を選ぶと
5.「コンピュータの電源ボタンを押したとき・・・」の欄の▼ボタンを
押して、「休止状態」を選択してOKを押します
※もし「休止状態」がないとおっしゃるのなら、さっきとは違う
「休止状態」というタブを開いて「有効」にしといてください。
これらの設定が出来たら、電源ボタンを軽く押します。
すると勝手に器械は作業を終わり、「休止モード・・・」とか何とかの
表示をして終わります。
今度パソコンを開いて、電源ボタンを押してみてください。
さっき終わりにした状態から、パソコンは起動し
結構早く動いたと思います。
テキストや本がいういわゆる「正しい手順」の終わり方も
それはそれで間違いではありませんが、
汚れてもいないとこを
繰り返し掃除してるようなもので、毎回毎回繰り返す必要もありません。
休止状態を利用されるのなら、たまには「正しい手順」で終わることもしながら、
普段は、この便利な機能を使うのも
待ち時間のイライラの解消になるかなとも思うのです・・・・