富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

見上げる景色・・・縦貫道の開通と今更のサービスエリア

2015年05月16日 | Weblog

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想像力の問題ですが・・・・・・・・・
この7月には縦貫自動車道が開通し供用開始になります。
車列は遮音壁に視界が遮られながら、
この町のありようやたたずまいなど気にもとめないような速さで、
橋脚のうえや山間の高所ばかりをあっという間に通り過ぎていくのです。
・・・やがてみんなのあたまの中の地図からは、この地の地名やその位置的な情報も、薄らいでいくのでしょう。

そんな見離されて思うある種の恐怖感や切迫感にせきたてられ・・・
写真に見えるように、我々はかくも大量の土を盛って
「通り過ぎる人」のための一時的な休憩施設を作り上げ完成間近になりました。

一方で、わざわざてんこ盛りに盛った土の毎年毎時の沈下を計測し、
そのたびに特別な地盤の強化剤を注入しながら・・・・

構想の際に、気まぐれな縦貫道の通行人たちは、我々の住む場所の高さまでは、降りてはこないと、ふんだのでしょう。
こんな盛り土のてっぺんにある店頭スペースまで物売りに行くための道にもまた大量の盛り土が必要でした。
そもそも今更、京都市内から30分もかからない位置にあって、サービスエリアが
機能するのか、普段の縦貫道の利用状況を思うときにどれだけ利用者が見込まれるのか
あるいは、そのことよりも3つも現存する「道の駅」の行き先が見えているのか・・・
姿を現し始めた大げさな建物は、その疑問を倍加させる。

ここには、もうすでに景色の中に、見つけにくくなったけど
塩谷古墳群があり、かっては田園の風景に 融合して見えた古代の遺跡が・・・
今となっては盛り土の現況の一部に消え入るようにたたずみ、
かっての景観は記憶の中の話になってしまいました。
古びた郷愁や、物憂げなセンチメンタリズムでいうわけではありません・・・
道行く通り過ぎるものたちの思惑など、所詮一過性のもの・・・
我々の町の施策が こんな見慣れない場所にばかり集中して、
これをもって将来への町作りなどとでも、言われても
どう見ても、この施設は、住民のためのものではなく、「お客さま扱い」の通行人のためにある投資に過ぎないと思え、
彼らのお気に召さなければ、この図体の大きな施設の哀しい末路が見えてきます。
ここに住む人の期待は、縦貫道の開通によって、もたらされる空洞化のようなもっと足下の問題解消にあり、
トレーニングセンターもまた、自らの生活に直結して、根本の町の再生につながらないのなら
深刻に時間がこの町を時代から置き去ってしまう未来が予感されてならない。

だからこそ、僕らは僕らの手で自らの居場所を自らの手で再構築するんやと、もがこうとします。
何かを自分からしないと、自分がどこにいるのか見失いそうですから・・・


種も仕掛けもちょぼっと・・・(2)「テキストボックス」の妙

2015年05月14日 | パソコン

実は、これもまた、知ったはる人にとっては、何を今更・・・・的な指摘を受けるかもわかりませんが
ある文書を作成中に、出くわしたテキストボックスの便利な仕組みです。

その仕掛けは、要するに「テキストボックス」のリンクというもので、
複数のテキストボックスがある場合に、あるテキストボックスに入力したデータやテキスト(文字列)が
その枠をは超えた場合に、テキストボックスを「リンク」させておくと、はみ出た分だけ
自動的に、リンクさせた次のテキストボックスに反映させるという仕掛けなのです。

言葉だけでは、あんまり実感できませんが、実際に見てみるとちょっとした手品風で
「おやっ?」って思える小技です。
ただし、これはワードやパブリッシャーでできてもエクセルのテキストボックスではできませんでした。
エクセルのテキストボックスで、「リンク」という仕組みは、どうやらセルの値とリンクさせるという機能に
特化されてしまってるみたいです。

ここに5月12日の京都新聞の第1面の「凡語」に取り上げられた
我らがコータの記事があります。

Text

これを題材に、説明しましょう。
ここでは、ワードを起動し、テキストボックスを画面上に挿入します。

TB作成

とりあえず、説明文はいずれにしても必要ないので、削除して、あとはCtrlキーを押しながら
テキストボックスのコピーを図のように、配置してみます。

TBCopy
ここまでできたら、
とりあえず、左端のテキストボックスに、先ほどのコータの記事全部をコピーして貼り付けます。

Link設定
当然ながら、この枠には収まり切りません・・・というよりコピーできたとしても
枠が小さいために、折角の文全体を表現しきれないでいるのです。そこで、図のように
このテキストボックスをクリックして「選択した状態」にすると、リボンの外に書式ツールの特別なメニューが現われ
その中に「リンクの作成」というボタンを見つけます。

Link作成

Link設定2
そのままこのボタンをクリックして、現われた水をこぼした「壺」のようなアイコンを右隣の
テキストボックスにスライドして、「Enter」を押すと
はみ出した部分が、リンクを作成したテキストボックスに自動的に、移るんです。
同じ手順で、その次のテキストボックスに設定すると、実に3つのテキストボックスが見事に連動して
入力したテキストを表現することができます。

仕上げ

それほど、頻繁に使うことはないかもしれませんが、知っておくと
ちょっと自慢のできそうな小技のような気がします。


種も仕掛けもちょぼっと・・・(1)   「最大化で開く」

2015年05月12日 | パソコン

久しぶりというてるどころやなく、「もうブログはやめたんか」って聞かれるぐらいに
忘れかけていたブログをようやく再開する投稿になってしまいました。

・・・正直なところ、Facebookとかに、かまけてブログの更新に気がいかへんしサボるに任せていました。

今日、一つの気がかりでもあった「プロジェクト」の
起動ボタンが押されるようなイベントがあって自分自身の気分も高揚するし、
これからは何ごとにつけても、自らの意見を発信し、あるいはそれに対する反論に背を向けることなく
向き合う姿勢が大切やとしみじみ思ったものですから・・・久々に
その上で、放置していたブログも今一度立ち上げたからには
その責任を全うせねばと一念発起したのです。

ところが、そんだけの決心というのには、少々ショボいし、中には「今更?」っていう方もおられるはずですが
知らなかった人にとっては、多少の利益があるかもしれない・・・パソコンの「種も仕掛けも・・・」ある話です。

サークルのような場所やたまにはパソコンを使うたはる姿を目にすると
いかにも人それぞれがそれぞれのやり方でやっておられます。が、時々目にするのが
いくつかのアプリケーション(ソフト)を同時に使用したはるせいでしょうか・・・作業画面を小さく縮小して
いかにも窮屈に作業されている方を目にします。
パソコンの長所にいくつもソフトを同時に起動させて、切り替えて時には、こっちからあっちにコピペする
ことが可能です。インターネットで調べたことをワードやエクセルに貼り付けるようなことも、同時に起動していれば
意外に簡単にやれることが実感できます。
ただそうであるときに、それぞれのソフトの作業画面を縮小して使おうとするのは
・・きっとWindowsXPやその前の98とかのある種の習性からくるもんなんでしょう。

作業画面を小さくして使うと、結局「メニュー」が消えたり、レイアウトの全体や文書の区切りを見えなくしてしまう
不便が生じます。その上、ソフトをそのまま閉じると
次に起動するときは、その前に「閉じた」ときのサイズで起動してしまいます。
結局その都度、最大化にするボタンをおして画面を拡大しなければなりません。

実のところ、Windows7からは、画面下にあるタスクバー(作業バー)を活用して、タスクバーにある各ソフトの
アイコンをクリックして作業を切り替えるというやり方を「推奨」しています。
このやり方だと確かにいくつものソフトを最大化して起動していても
タスクバーのアイコンをクリックするだけで、それぞれのソフトの作業画面を切り替えてくれます。
人それぞれで好きなやり方でええんちゃうんと言えば、それまでですが
やはりパソコンの作業画面はフルサイズの画面でするにこしたことはと僕自身は思います。

そこで、 常にアプリケーションをフルサイズの最大化画面で開く設定 をする方法です。
それは、パソコンの画面上やスタートメニューにあるソフトのアイコンを右クリックして現われる
「プロパティ」を選択し、「ショートカット」というタブの中に
実行時の大きさという欄がありますので、下図のように右端のスピンを開いて
「最大化」を選択して、「OK」を押して閉じます。
これだけで今後このアプリケーションのアイコンをクリックして起動するときは、必ず最大化して画面が開きます。

・・・今更ですが・・・・・・・

最大化で開く