富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

パソコンの掃除。

2015年12月23日 | パソコン

今日コータの講演があるので、亀岡の「烟河」にご近所の人数人と出かけて、
うかつにも、うるっとくる瞬間にまぶたをあつくしてしまいました。思惑も自分の都合もあって
距離を詰められずにいましたが、あらためて今後の「くろまめプロジェクト」に関わって果たすべき
使命を実感させられました。

が、どんなに感傷にひたっていても、時は人を待ちません。あっという間に年末になり
ものの一週間ちょっとでまた新しい年が明けます。年賀状も一通り終えて、あとは身の回りの掃除が待っています。

パソコンもまた同じで、掃除をしとかんとあきません。というても物理的にキーボードや液晶画面を磨くとかいう話だけではなく
むしろ、パソコンの中身にたまったものをちゃんと片付けて処理する「掃除」の話です。
それは、ちょうど料理を作って、食器に盛りつけて、食べた後は当たり前のことですが、残り物の片付けや食器を洗わねばなりません。

同じようにパソコンを起動させて、あれやこれや、コピペしたりページを閲覧すれば、
たとえば「キャッシュ」というようなものが貯まっていきます。・・・・えっ「現金が・・・」と思いたいのですが
パソコンでいうキャッシュとは、残念ながら・・・
一時的に保存(ほぞん)するデータ」や、「データを保存(ほぞん)する場所」のことをいいます。

これはパソコンで作業する際の基本的な仕組みなので、何もしなければ、こうしたいわば不要なファイルがたまっていき、
コピペするたびに「クリップボード」に保存されたデータが蓄積される仕組みです。
キャッシュとは一度したことを覚えておいて、次に素早く起動させようというような仕組みですが
実は、重なると重荷になって、むしろパソコンの「足かせ」になってしまうものでもあります。
だからこそ、掃除が必要になるのです。

あんまり、こうした基本的な扱い方をサークルでは説明してきていないことに、今更気づいているのですが
僕自身は、実は結構習慣づいていて、気づくたびにこうした一時ファイルをクリーニングしています。
・・・・リクエストくれたボクの大切な友達からすれば、なんとなく、ずるい気のする話でしょうが・・・

パソコンの中身をきれいにするためには、本当はちゃんとした知識がいるとは思います。
ですが、僕自身も丁寧に説明できるほどの知識もありませんので、
手っ取り早くクリーニングする方法を紹介しておきましょう。

ボクはとっておきのフリーソフト(無料ソフト) CCleaner(シークリーナー)を愛用しています。
もしも今パソコンに入っていなければ、是非ダウンロードしてみてください。
それほどこのソフトは有名で大きな評価を受けています。

ダウンロード先→ccleaner 
で、「最新バージョンをダウンロードする」というボタンを押して、ダウンロードしてください。

ダウンロードできたら、そのファイルをWクリックしてインストールし、画面上のCcleanerのアイコンを

index

クリックして起動します。
すると、下のような画面が現れ、見ると、画面左側には「Windows」と「アプリケーション」の二つのタブで
クリーニングする対象が、構成されています。

2015-12-23 16-06-00
細かく削除する対象の項目が並んでおり、チェックする欄があります。
このうち、たとえば保存しておきたいパスワードなど以外、消したい項目をチェックしておきます。

さらに、カーソルを下げると
2015-12-23 16-06-56

案の定、「システム」のところに一時ファイルやクリップボードの項目があるので
迷いなくチェックを入れたら、右側の画面の左下の「解析」ボタンを押します。

すると、ゴミの量だけ時間がかかりますが、やがて消し去る対象のファイルがリストアップされて表示されます。

2015-12-23 16-08-24

上の緑色のメータが100%に達したら、右下の「クリーンアップ開始」ボタンをクリックします。
※このボタン何回か繰り返し押してください。・・・気のせいか一度でクリーンアップできた試しが
ボクにはありません。
これが一番手っ取り早い気がして、パソコンの電源を落とす前に
ほぼ毎日ボクは、この作業をしています。

顔に似ず、なぜかこんなとこだけは、きれい好きなんでわ。


種も仕掛けもちょぼっと・・・(2)「テキストボックス」の妙

2015年05月14日 | パソコン

実は、これもまた、知ったはる人にとっては、何を今更・・・・的な指摘を受けるかもわかりませんが
ある文書を作成中に、出くわしたテキストボックスの便利な仕組みです。

その仕掛けは、要するに「テキストボックス」のリンクというもので、
複数のテキストボックスがある場合に、あるテキストボックスに入力したデータやテキスト(文字列)が
その枠をは超えた場合に、テキストボックスを「リンク」させておくと、はみ出た分だけ
自動的に、リンクさせた次のテキストボックスに反映させるという仕掛けなのです。

言葉だけでは、あんまり実感できませんが、実際に見てみるとちょっとした手品風で
「おやっ?」って思える小技です。
ただし、これはワードやパブリッシャーでできてもエクセルのテキストボックスではできませんでした。
エクセルのテキストボックスで、「リンク」という仕組みは、どうやらセルの値とリンクさせるという機能に
特化されてしまってるみたいです。

ここに5月12日の京都新聞の第1面の「凡語」に取り上げられた
我らがコータの記事があります。

Text

これを題材に、説明しましょう。
ここでは、ワードを起動し、テキストボックスを画面上に挿入します。

TB作成

とりあえず、説明文はいずれにしても必要ないので、削除して、あとはCtrlキーを押しながら
テキストボックスのコピーを図のように、配置してみます。

TBCopy
ここまでできたら、
とりあえず、左端のテキストボックスに、先ほどのコータの記事全部をコピーして貼り付けます。

Link設定
当然ながら、この枠には収まり切りません・・・というよりコピーできたとしても
枠が小さいために、折角の文全体を表現しきれないでいるのです。そこで、図のように
このテキストボックスをクリックして「選択した状態」にすると、リボンの外に書式ツールの特別なメニューが現われ
その中に「リンクの作成」というボタンを見つけます。

Link作成

Link設定2
そのままこのボタンをクリックして、現われた水をこぼした「壺」のようなアイコンを右隣の
テキストボックスにスライドして、「Enter」を押すと
はみ出した部分が、リンクを作成したテキストボックスに自動的に、移るんです。
同じ手順で、その次のテキストボックスに設定すると、実に3つのテキストボックスが見事に連動して
入力したテキストを表現することができます。

仕上げ

それほど、頻繁に使うことはないかもしれませんが、知っておくと
ちょっと自慢のできそうな小技のような気がします。


種も仕掛けもちょぼっと・・・(1)   「最大化で開く」

2015年05月12日 | パソコン

久しぶりというてるどころやなく、「もうブログはやめたんか」って聞かれるぐらいに
忘れかけていたブログをようやく再開する投稿になってしまいました。

・・・正直なところ、Facebookとかに、かまけてブログの更新に気がいかへんしサボるに任せていました。

今日、一つの気がかりでもあった「プロジェクト」の
起動ボタンが押されるようなイベントがあって自分自身の気分も高揚するし、
これからは何ごとにつけても、自らの意見を発信し、あるいはそれに対する反論に背を向けることなく
向き合う姿勢が大切やとしみじみ思ったものですから・・・久々に
その上で、放置していたブログも今一度立ち上げたからには
その責任を全うせねばと一念発起したのです。

ところが、そんだけの決心というのには、少々ショボいし、中には「今更?」っていう方もおられるはずですが
知らなかった人にとっては、多少の利益があるかもしれない・・・パソコンの「種も仕掛けも・・・」ある話です。

サークルのような場所やたまにはパソコンを使うたはる姿を目にすると
いかにも人それぞれがそれぞれのやり方でやっておられます。が、時々目にするのが
いくつかのアプリケーション(ソフト)を同時に使用したはるせいでしょうか・・・作業画面を小さく縮小して
いかにも窮屈に作業されている方を目にします。
パソコンの長所にいくつもソフトを同時に起動させて、切り替えて時には、こっちからあっちにコピペする
ことが可能です。インターネットで調べたことをワードやエクセルに貼り付けるようなことも、同時に起動していれば
意外に簡単にやれることが実感できます。
ただそうであるときに、それぞれのソフトの作業画面を縮小して使おうとするのは
・・きっとWindowsXPやその前の98とかのある種の習性からくるもんなんでしょう。

作業画面を小さくして使うと、結局「メニュー」が消えたり、レイアウトの全体や文書の区切りを見えなくしてしまう
不便が生じます。その上、ソフトをそのまま閉じると
次に起動するときは、その前に「閉じた」ときのサイズで起動してしまいます。
結局その都度、最大化にするボタンをおして画面を拡大しなければなりません。

実のところ、Windows7からは、画面下にあるタスクバー(作業バー)を活用して、タスクバーにある各ソフトの
アイコンをクリックして作業を切り替えるというやり方を「推奨」しています。
このやり方だと確かにいくつものソフトを最大化して起動していても
タスクバーのアイコンをクリックするだけで、それぞれのソフトの作業画面を切り替えてくれます。
人それぞれで好きなやり方でええんちゃうんと言えば、それまでですが
やはりパソコンの作業画面はフルサイズの画面でするにこしたことはと僕自身は思います。

そこで、 常にアプリケーションをフルサイズの最大化画面で開く設定 をする方法です。
それは、パソコンの画面上やスタートメニューにあるソフトのアイコンを右クリックして現われる
「プロパティ」を選択し、「ショートカット」というタブの中に
実行時の大きさという欄がありますので、下図のように右端のスピンを開いて
「最大化」を選択して、「OK」を押して閉じます。
これだけで今後このアプリケーションのアイコンをクリックして起動するときは、必ず最大化して画面が開きます。

・・・今更ですが・・・・・・・

最大化で開く


課題の補足:複数の「タスク」

2014年06月10日 | パソコン

「タスク」・・・聞いたことがあるけど、はっきり意識はしていないこんなPCの言葉が
本当は、パソコンの活用の成否を握っているのかも・・・しれません。
厳密に理解してるわけではないけども、タスクとは、一つのアプリケーションでする「仕事」のことを指すようです。
時に、パソコンの初心者を自認する方がついつい陥るのは、一つだけのタスクで「仕事」を
こなそうと思い込むことです。たとえば文書を作る際には、「絶対にワード」と決め込んで、そのすべてを作ろうとするし
反対に「表」なら、Excelが絶対唯一の方法だと決めつけてしまうことです。
間違いだと指摘しているわけではありません。もっと柔軟に考えないと行き詰まってしまいます。

たとえば、今回の課題の場合にも、「チラシ作ってみませんか?」と問いかけたら
ワードで作り始めると、表にしろワードアートにしても、また図の編集や加工まで
ワードの中で処理をしなければならないと考える人も少なくないのかもしれません。
いやむしろ、パソコンを起動して、Webサイトを見てる人は、ただそれだけをしているという人が多数派なのかもしれないのです。
Windowsが起動するパソコン画面の下にある「帯」は「タスクバー」と呼ばれ
今現在動作しているタスクが、強調され表示されます。
いろんな選択肢があるはずなのに、そこのところを気にしないですむほど
たった一つのタスクだけを動かしているのは、PCをじっとして使っているように見えます。

本来、パソコンの最も進化した機能は、実は一度にいくつものタスクを使い分けられることによって
効率化が著しく進んだことにあります。
これを「マルチタスク」と言って、これこそが今のPCの本質です。
同時に起動したいくつかのタスクは、タスクバー上で、表示されたタスクを切り替えることによって
いくつもの仕事を同時進行的に組み合わせることで、何かを作り上げることを可能にする仕組みなのです。
「窓」を意味する「ウィンドウ(Window)」をOSに命名するときにわざわざ複数形にして
Windows(ウィンドウズ)と呼ぶには訳があります。

とりあえず、こんな小難しい理屈は、後回しにして
例題に戻ると、「チラシ」作りには・・・・もう一回言いますけど「食べ物」の方ではありません・・・・
いくつかの要素が含まれていると思います。たとえば「料金表」のような表、挨拶文のテキスト
イベントを彩るワードアートのような「飾り文字」、文書の飾りに使ったイラストや写真のような画像と
場所を示した「地図」のイメージ などなど・・・・

まず仕事にかかる前にこれらをどう用意して、どこで編集するか・・・文書自体の背景を
どう作るかというとこに、一通り思案を巡らします。
ここのところがポイントです。
こういった「要素」が用意できて、構想らしいものが見えて
手順がぼんやり頭に浮かんだら、後は切り貼りの「絵」を作るように
PCで切り絵を作る要領で、進めていけば、はじめは「こんなこといきなりできるやろか?」と
不安に思ったことの解決の道が見えてもきます。

そもそもたった一つのソフトでこなそうとするからこそ、一つ一つのソフトが難しく見えるのです
このことを解消する一つの方策が「マルチタスク」という複数の仕事を同時にやる精神にあります。
たとえば文書に挿入するイラストなどのイメージは、クリップアートとかネット上から画像をダウンロードする術は
サークルのベテランや卒業生などは十分に心得ておられます。
そうであるなら、ネットにつながった状態でエクセルやワードを起動しているのなら同時にブラウザを起動しておき
いつでもネット検索できる状態にしておき、必要に応じて作業を切り替えれば容易です。
また広告文などの文例も同じように、ネット検索して探し出すと思ったような内容がどこかにあるはずです。
こういう場合は、同じように「秀丸」とかのテキストエディタを起動しておけば
ブラウザ上の文言を、いったんコピペしておいておくことができて、自分なりに編集も可能です。

こういう組み合わせを考えれば、この文書を作り上げるのに、自分にとって
どのアプリケーションが便利なのかが見えてきます。


ところで、キャプチャーという「機能」を使いこなしておられますか?キャプチャ-というのは
PCの画面に表示されたものを、まるでデジカメで撮るように「切り取って」画像としてパソコンに
保存する機能を指します。
実はWindowsには、その標準機能として「SnippingTool(スニッピング・ツール)」が付属しています。
それは、スタートメニューの「Windowsアクセサリ」→「SnippingTool」と進んで起動します。

Snippingtool


sp

Snippingtool2
 

起動すると、一瞬画面が霧に覆われたようにかすみますが、切り取りたい範囲をマウスで範囲指定しようとすると
その部分だけがクローズアップされて鮮明になります。
範囲の始まりと終わりを指定すると切り取った部分が画像として保存されます。
例題に使った地図は、まさにこの方法でブラウザで表示した地図サイトの一部を切り取って
保存したファイルを利用しています。

2014-06-10 22-57-07

あとは、たとえばエクセルにしろワードにしろ、ラベルマイティでも
保存したファイルのあるありかのフォルダを指定して文書上に貼り付け加工したい画像を
右クリックすれば「図の編集」が可能になるので、自分なりにある程度の加工が可能です。
ワードやエクセルでは、図を右クリックするとリボン上に
下図のような「図ツール」というタブが現われます。

zu tool

これをクリックすると様々な、編集機能に画面が切り替わる仕組みです。

たしかに文章だけの文書を作ることの方が、日常的かもしれません。
チラシを作る機会など、むしろまれですが・・・・・・
こういう種のことをこなしていくと、文書の飾りにしろ、構成にしろ
何より、マルチタスクという複数の仕事を同時にこなして、いろんな機能を活用することを
覚えられるし、少しはパソコンを使うというモチベーションにつながるのではないかと・・・・・

密かにたくらんでいる次第です。


Windows8.1:「やっとこさ・・・」

2014年04月06日 | パソコン

暖かさと寒さを繰り返しているうちに、あっという間に桜が咲いて、もう春。そして新年度。
パソコンの周りでは、長らく言い続けられてきた「2014年4月9日」がもうそこに来ています。
この日をもって、WindowsXPとOffice2003のサポートが終わります。
理屈からいえば、この日をもってこの世からXPが消えてなくなるってことになりますが、
このことそのものは、いわば提供メーカーである「Microsoft」の身勝手な言い分でもあるわけで
ことはそう簡単にいくものではないでしょう。セキュリティのなくなったパソコンでネットにつなぐ危険は
すべての人に切実にはとらえられていないかもしれません。
だからこそ、ネットにつなぐ以上、自分たちのPCは、身を守るためににも
OSを移行するなり、買い替えるなりしてPCの環境を再構築して、想定されるような「リスク」に
備える必要がありました。

事務所のパソコンまで、買い替えて ある程度の知り合いの人のOSの移行も終えて
パソコンの設定が一区切りしたので、なんとなくほっこりしてたんですが・・・・・
見えにくくなったこの目をかえりみず、あれやこれやしてる流れの中で、
自分のPCをWindows8にアップグレードしようという・・・どうでもええような思い付きにとらわれてしまいました。

ネットで確認すると僕のPCをWindows8にアップグレードすることの動作保証はかならずしも、されてないけど
DELLのサイトで確認すると、Windows8用のドライバが用意してあって、このことだけでも
アップグレードの誘惑に取りつかれてしまいました。
事前にWindows8用のドライバをダウンロードしておき、とにかくにもBios(バイオス)をアップデートしておいた上で
あくまでも新規にインストールすることではなくOSの「アップグレード」する方針なんですが、それでも
いざというときのために、保存しておきたいメールデータや設定、様々なデータをバックアップして
外付けのHDDにとっておき、「Windows8」のDVDを手に入れて
準備に入った矢先に、きつい風邪をもらって、一気にモチベーションが下がり・・・発熱と頭痛で
インストールのやりかけで中断・・・おかげでこのブログの投稿どころかネットを見る機会さえ、家ではありませんでした。

テレビのニュースに桜の開花情報が躍るころになって、ようやくパソコンに向き合って
やっとこさ、アップグレードの作業を終わり、今この原稿はwindows8.1になってからのPCで書き込んでいます。
途中、音が出ないの画像の不鮮明さや英語版になったPCを日本語化する手間などがあって
意外に手間取ってしまいました。さらにこの際に一気にwindows8から8.1にもアップグレードするなど
ひと手間くわえたことで、余計に時間がかかってしまいました。

で、ここまでたどり着いたものの・・・・実のところあまり達成感というか
なにが進化したのかという実感にとぼしいのが、正直な気持ちです。
一つには、アプリという付加価値がWindows8になって加わったものの、僕のPCがタッチパネルの
液晶でもないので、そのパフォーマンスを発揮できないでいる点と・・・・・・
なによりPCそのものの限界を目の当たりにした気がします。

ここまで来たところで、何か画期的に変わるわけでもなく、むしろ2重の構造になったようなPCの使い道が
それほど若くもない自分に、以前のような興味をあらたに揺り起こしてくれません。
たとえ、若くあったとしてもWindowsが提供するアプリは、それは「スマホ」で十分かなうものだし
むしろ、これはスマホにすり寄った仕組みでしかありません。スマホがあるのなら、スマホを使うでしょうし、
わざわざ、PCに電源入れる前に・・・・かりに両方を使おうと思うなら、僕のこのPCのサイズが大きすぎて
重過ぎると感じてしまうでしょう。
PCで何かをすることの、そこに「限界」が見えてきて、もうこの後の5年ほどに
まだこのままでいるのかと・・・さえ思えてきます。

というても、「失望」というものでもありません。「わくわくした」わけではないにしろ
古びた「頭」であったとしてもまだパソコンで何かをするということは、どこかにある気がします。
ただ、今度のWindows8への移行によって、PCへの期待と取り組みは僕自身は今までと何も変わらないと思えたということです。
一方で、もうちょっと、パソコンに付き合っていく気持ちもあってこその、「アップグレード」であったわけで、
その結果が期待(さほど・・・持ってはいませんが・・・)にこたえるほどでもなかったというのが率直な結論でした。

確かに今この国では、一人の若い女性をいけにえに、「おぼかた問題」にすり替えて、
どことなく生臭い、科学研究の現状に蓋をしようとするたくらみや
原発事故を起こした当事国でありながら、事故の収束すらままなならないというのに「原発輸出」しようとしている
政治のありようが経済だけに向いていて、何をすべきかが理解できないでいて
この国が唯一世界に誇ってきた「技術」そのものの根底にある「信頼」を揺るがす現実に失望感に覆われている。
この国の技術の危うさと信じていた先進国などいうレッテルがはがされかけてる時にあって、
僕らが知ってることや技術がが、ホンマはええ加減なものとちゃうんかと、何とはなしに疑ってしまう。

それでいて、パソコンでどうのこうのというのも、結構おこがましいけれど、
それでも、まだ新しいことへのチャレンジという意識は、薄れていくことはあっても消えることはなさそうです。
そのことを、よりどころに僕はまだパソコンは使い続けようとは思っています。


「サツキバレ」さんへ:「文字を大きく」

2014年03月11日 | パソコン

「サツキバレ」さんから、文字が見えづらい時に大きく表示する方法を問われて
ずっと大きめで固定する文字表示の方法ばかりを考えて、回答したものの、それがいいようで悪いような
帯に短し、たすきに長い返答だったと思います。

よくよく考えてみれば、自分がよく使ってる方法で事足りることに気づき
ここに書き込むことしました。
何を今更といわれるかもしれませんし、その方法ならとっくに知ってると言われるのを覚悟で書き込みます。

「Ctrl」キーを押したまま、マウスの真ん中の「グリグリ」を回転させると
今見てるフォルダの中身にしお、ワードやエクセルの作業画面も
またブラウザ上のWebサイトも「拡大・縮小」して見ることができるんですが・・・・
固定することができませんが、この方法だとそのときに必要な大きさに変えて表示できます。

こういうので、どうでしょうか?


2014年4月9日:XP最後の日

2014年01月14日 | パソコン

2014年は、「Maoちゃん」「Saraちゃん」だけに特別な年ではありません。
もちろん、4年に一度のW杯が6月にブラジルで開催される重要な年には違いないのですが・・
パソコンを使うものにとって、2014年4月9日は大きな節目にあります。
それは、長らく使い慣れてきた「WindowsXP」と、ExcelやWordのOffice2003のサポートが終了する日で
まさに、「終わり」を迎える特別な日です。

300x83_eos←「このバナーをクリックすると特設サイトに行きます」

「サポートが終了する」という言葉を、一見あるいは耳にするだけでは,大した話ではないと
思ったり、その日にパソコンが動かなくなるという意味でもないので、実感を持たない人も数多くおられるのかもしれません。
まさに、そこんとこが大きな問題で、最も大きなリスク(危険)だともいえます。
サポートが切れると言うことは、パソコンが起動できなくなることに匹敵するような「致命的」な意味合いを持つことを
自覚して欲しいのです。

    

そもそもパソコンに対する「サポート」とは・・・・ なんやいな・・ってことになりますが・・・
パソコンを「家」にたとえる人がいます。新しく家を買った時は確かにピッカピカで気持ちのいいもので
うきうきするもんですが、実際に住み始めるとキッチンの使い勝手が悪かったり、間取りがしっくりこなかったり
時には、家族が増えて増築を余儀なくされたり、パソコンも家も使い続ければ、見えなかった問題が生じたり
使い勝手に支障が出るのは必定です。   住居ならすんでこそ、パソコンなら使ってこそわかることがあるものです。
あるいは、「オール電化」などというような技術の進化からシステムそのものを取り替える必要も生じたりします。

こういう変化や不都合に対応するために、
OS(オペレーションシステム)であるWindowsの提供先であるMicrosoft社から
Windows自体の機能の追加や、仕様の変更を「サービスパック」などと称して修正プログラムが提供されます。
もう少し、見方を変えればそもそもOS自体が何もかも点検して完全な状態で売り出されるわけでもなく
多くのユーザーの声を集めて、作り上げていくという性格の商品でもあるわけで、
その途中において想定外の出来事や、想像もしないような悪意による攻撃や悪用にさらされます。
こうしたサポートはメーカーとしては、当然しなければならない保守サービスで、
いわば次々に生じる「穴」(セキュリティホール)の「つぎあて」のようなもので、時にはまさに「パッチ」という名で提供されてきました。
こういう根本的な機能にまで踏み込んだ技術的な改善や改良を「メインストリームサポート」と呼びます。
これらは、主にパソコンをネットにつなぎ、「Windows Update」(ウィンドウズ・アップデート)という形で
それぞれのユーザーがネット上からダウンロードして、「最新の状態」を保つというやり方で対処されてきました。
   
けども、Microsoft社も所詮一企業ですし、ずっとおんなじOSやPCを使い続けられるのは商売の上で「味ない話」ですし、
たとえばパソコンを売る側にとっても、商売上決して、歓迎すべきことではないようで、
そういった背中を押す要望からも、あの手この手の「新手の」OS…Vista,Windows7とかWindows8,8.1発表し
目先を変えて売り出して、ユーザーの気を引き、「新しいOS」をセールスしてきました。   
此の期に及んで、さすがに長い間XPの面倒を見るのは、企業側に負担が多くなり、
そこで「メインストリームサポート」には期間を設けて    いったんは  OSのサポートを  「終わり」にしておいて
新しいOSを売り出しつつ、ユーザーがパソコンを買い換えるまでの一定の期間は、 見捨てることはせずに
大口のユーザーであるビジネス用に限っての不具合対応と個人向けには
セキュリティ関連の更新のみを行う「延長サポート」を提供してきました。

ほんまは家の建て替えをオススメしますけど、このまま住み続けはるんなら、
防犯対策上、入り口や玄関とか勝手口の「鍵」についてだけは、修繕します。あとは知りません・・・
といったようなものでしょうか・・・・・・・

つまり、今度の場合はその「延長サポート」が終了した「XP」のパソコンを相変わらず、使い続けると言うことが
いわば壊れた鍵のドアや扉という扉があちこちにある家に住み続けるようなものになることを指しています。
どこからも誰もが容易に侵入出来るわけで、泥棒に「おいで」と誘ってるようなものでしょう。
「セキュリティ対策ソフトを使っているから大丈夫」と反論があるかもしれませんが、
残念ながらこれらのソフトでは、本家本元の「OS」自体のセキュリティホールや脆弱性自体を埋めることはできません。

セキュリティソフトに安心している人は、ドアの鍵が壊れたまま警備会社を雇っているようなものなのです。それどころか
サポートの切れたOSに対してセキュリティソフトは、インストールすら出来なくなるでしょう。
はじめから守れないとわかった「家」の警備を請け負う会社は存在しないでしょうから・・・・・・・・
さらに、泥棒に入られやすい家には、自分の損害という問題よりもさらに深刻な問題があります。
よく学校の先生がデータをUSBメモリに入れて持ち帰り、データを盗まれるというニュースを見聞きするように
住所録やアドレスを盗まれると言うことは、自分の損害ではなく、自分のせいで
善意の他人の情報をさらし、時にその人に危害を及ぼすという恐れがあるのです。   
また、いつの間にか「ボットウィルス」とかマルウェアなどいうものを仕組まれると
感染したことに気づかないままパソコンを「遠隔操作」されて、自分自身が知らない間に、ウィルスの
発信源や犯罪に利用されてしまうことも、今や現実の「脅威」となってしまいます。
サポートの切れたパソコンは、そういった状況を阻止できなくなります。

確かに、その日になると途端にPCが動かなくなるわけではありません。
ネットにさえ、つながなければ、「大丈夫」やろ?…という問いには確かに「イエス」と言えば「イエス」といえるのですが
そう単純でもありません。
たとえばウィルス感染の多くはメールだけではなく、USBメモリが感染源でもあります。
データのやりとりは、必ずちゃんとしたセキュリティが確保されたOSの検疫を通さないとあきませんし
ちょっとぐらいネット見たって・・言うような甘い気持ちでネットにつなぐ誘惑に負けない保証を誰も出来ません!
たとえ数秒でもネットにつないでしまえば、世界中でセキュリティの切れた    パソコンを狙う悪意の触手は
その瞬間を、決して見逃したりはしないでしょう。
LANケーブルも切って、無線LANも、もちろん外して、USBメモリも使わなければ確かに問題はありませんが・・・・
ネットにつながない「パソコン」に今の時代どれだけ意味があるのか・・・・僕自身はあんまり意味を感じません・・・
それでも、4月9日以降XPでネットにつなごうとするのは、他人の迷惑をかえりみない
身勝手に過ぎると思います。  そうしている人にはネット上から退場を促すことが、自分のパソコンやプライバシーを
守ることでもあるのです。

   

それでは、どうすりゃええんやねんってことになると
Windows XP環境からの脱却方法としては、現在使用しているWindows XP搭載PCのOSを新しいものに入れ替える、
新しいOSを搭載したPCを購入する、という2つの選択肢があります。
しかし、前者については問題があります。PCの技術はWindows XPが登場した当時と比べて飛躍的に向上しており、    
昔買ったパソコンに、新しいOSを入れてもPCによっては、快適な動作が見込めないからです。
一時代前の「ならぬものはならない」パソコンでは正直どうしようもないと思います。
また、OS・アプリケーションともに 64bit化が進んでいる点も、32bitが主流だった頃のハードウェアでは対応が難しくなるのも事実です。

現在市販されている買い換え対象PCのOSとしては、「Windows 7」と「Windows 8/8.1」が挙げられます。
もはや、Windows 7を最初から搭載している製品は少なくなっていますが、
中にはWindows 8/8.1からのダウングレード(わざと前の状態に戻す)が可能なモデルもあるので、購入前に調べておくと良いでしょう。
OS選びの目安ですが、使い勝手が若干変わっても構わないのであれば、
タッチ操作に最適化されている最新OSのWindows 8/8.1がベストです。
ただし、Windows 8/8.1は従来のOSと比べて全然違うものともいえ、タッチ操作に違和感を覚える人も多いため、
店頭などで実機に触れてみて取っつきにくいのなら、Windows XPに比較的近い操作性で
2020年までサポートがあるWindows 7をおススメします。 パソコンの画面が「タッチパネル仕様」でなければ
その効果は薄いと思えるからです。
   
とはいえようやく慣れたXPから新しいOSになると、又一から出直し?とか ・・・ この年になって・・・
そのことだけでついて行けそうにないと腰が引ける人もいないわけではありません。
コストがかかるのは目に見えてます。OSだけではなく、今回の場合は
たとえばExcelやWordの「Office2003」もサポートを終えるので、Office自体を買い換えなあかんわけで・・・
様変わりしたExcelやWordの操作に慣れなくてはならないし、そのための「投資」とお勉強の時間もいくらか必要です。
そんなことならと・・・・
あるいはもうこの際にパソコンやめて「スマホ」にしよかって言う人も出てくるんかもしれません。
・・・ゆうときますけど、スマホもちゃんと「セキュリティ」対策せんとあきませんよ・・・・スマホもPCもネットにつなぐ以上
セキュリティ対策は絶対に必要です。
これまで、何とかこなしてきたことが、大きく様変わりしてしまいます。
   
それほどに、大きな意味を持つ日がもうすぐそこにきています。

2014-01-14 21-48-08←「このバナーをクリックすると特設サイトに行きます」

 

気が気でない「Tちゃん」「Hちゃん」OSの乗り換えをもうすぐ手がけたいと思っています・・・待たせて申し訳ない!


Vistaの延命:土壇場で「サポート延長」

2012年03月26日 | パソコン

知りませんでした・・・・この4月には終わるはずのWindows Vistaのサポートが
急遽この2月20日に2017年まで、延長されることになったという話を・・・

記事・・・インプレス

一部の人たちには、知ったかかぶりしてお知らせしたものの
結果として、「ガセネタ」となり、不安をあおり、心配かけたことをここに謝罪しなければなりません。


それにしても、いつもの事ながら、Microsoftのやり方は、平気で土壇場でひっくり返す。
ユーザの思いなんて、眼中にはなさそうや・・・・
もともとXPが2014年までサポートされるのに、5年も後から発売されたVistaが
なんで、今年で終わるのかという大きな矛盾を感じていましたので、
事の結果は「当然」のことと受け止められますが、随分多くのVistaユーザーが
Windows7にもうすでに乗り換えられたことを思うときに・・・・東電のしでかした今度の不手際に似て
「はめられた」ユーザーがおられることと思います。

なぜなら今年の後期にも「Windows8」が発売されるという事ですから
Vistaユーザーにしてみれば、わざわざこの時期に乗り換えずともしばらく「様子見」してから
買い換えればいいわけで、あちこちの「サポート」終了のキャンペーンにせき立てられ
渋々買い換えた方々にとっては、二重に煮え湯を飲んだ思いもわいてくるでしょう。

けどもたった一つの救いがあるとすれば、「Windows8」というOSは
今までのWindowsとはこれまでの変化とは比べようのないほど全く違うものになりながら
パソコン自体は従来のWindows7同等の器械で動くようになっているようです。
ですからパソコンの買い換えなど必要はなさそうです。

それにしてもコロコロ物事変えたり
言い分変えるのはやめてほしいわ・・・・パソコンごときの買い換えで
一喜一憂するのだけは、ええ加減にしてほしい。

「Windows」というもの自体がほんまに必要なんやろか?・・・
クラウド使って、すべてのことが出来るようになると、どのパソコンが新しいとか
古いOSではセキュリティが守れないなどと「Microsoft」というおごり高ぶった会社に
勝手なこと言われずにすむんやけど・・・・

 


ワードの知らずに使っていない機能その2

2012年03月12日 | パソコン

よくありがちな話なんですが・・・文書や表を作るとき、文字をそろえるのに「スペース」を多用される方が多いことに気づきます。
確かに、できあがった文書などを見るときに、文字がそろってないと気色が悪いし、稚拙に思えたりすることもあって、
見た目で、文字などはそろえたいと誰しも思いますが、文字の配置や位置取りと文字揃えを「スペース」でやってしまうのはあんまり感心できません。
確かに手っ取り早い気もしますが・・・ 「データ」という観点からは、スペースの多用は、むしろ「禁じ手」とさえ思えます。
たとえば、名前のデータを例にとれば、姓名あわせて3文字の人ですむ人もいれば、 4文字の人もおり、5文字でも収まりきれない長い名前の人もおられます。
これらの文字列をそろえるには、スペースやと早合点してしまうと「名前」をデータとして扱う際に後々面倒なことになりかねません。
パソコンの場合は、今までも繰り返し言ってきたように、見た目は空白でも「スペース」もまた空白という一文字に換算してしまいます。
「和田平助」さんと「和田 平助」さんとは全く別の名前と認識します。
ですから、極力こういった名前や項目などのデータになるような要素は、
ワードであれエクセルでは、入力の段階でスペースを使ってそろえていくようなことは、しない方がいいと思います。
また、文字の位置取りにしても、配置にしても確かに見た目は、一見スペースを使ってそろえてあるように見えますが、
パソコンというものに良くなれておられる方の文書や表は 字下げ(インデント)や割り付けといった機能を使って、後から設定や修飾されているものです。

こういった機能や仕組みは、ワードにしろエクセルにしろ「書式設定」という機能に含まれています。
たいていの文字揃えは、この中で出来るので、はじめから見た目をそろえようと思わずに、
データや文章を文書の「仕上げ」ととらえて、あらかたのデータを入力後に書式で設定するという心がけをオススメします。

箇条書き
これも見た目に惑わされて、勘違いしやすいのですが、本文と違えて、少し文頭をずらす形で、文中の箇条書きを表現されているのをみることがありますが、
文字の字下げをスペースで送ったり、箇条書きの番号とか記号にしてもそれをいちいち入力することなく体裁を整えることができます。
ワードの場合は、メニューの「書式」という中に、わざわざ「箇条書きと段落番号」という項目があって
「箇条書き」のオプションがいくつか用意されているのでこれを使わない手はありません。
予め、データや文言を入力してから、箇条書きにしたい部分を範囲指定して、その後上記の手順で箇条書きの設定に入って、
そのサンプルの中から適当なものを選んでいくというやり方があります。
また、こういう手の込んだ設定をするときは、メニューの「書式」とすすんだら、いきなり「箇条書き」に行く前に、
スタイルと書式」という項目をクリックして画面の右端に「スタイルと書式」の「作業ウィンドウ」を開いておくと、
さらに字下げや文字の配置とか仕上がり具合などの細やかな設定も、いくつかの選択肢が用意されています。
スタイルとは、単に一つだけではなくフォントとか大きさ、段落の設定などいくつかの要素を含んだ「書式」を言います。

この方法でより省力化することも可能になります。

sagyouW1

画面右端のこのような表示が、作業ウィンドウで、一番上のところを「スタイルと書式」にすると、
あらかじめ用意されたスタイルとか書式がいくつかのメニューが現れます。

sagyouW2



割り付け
選択した文字列を指定した幅で均等に割り振る機能を言います。この機能を使えば
冒頭に述べたような、4文字の文字列を6文字分とかに割り振ることが可能で、わざわざスペースを入れて
調整することはありません。もちろん文字数より多めの幅に設定もできその逆に、狭い幅での設定も可能なのです。
こうすることによって、「名前」というデータをスペースでいじくる必要はないのです。

余談になりますが、フォント(字体)を選ぶときに「MSP明朝」だとか「MSPゴシック」などいう
Pgaついた名前のフォントに出会うことがあります。これらは「MS明朝」とか「MSゴシック」とどう違うのでしょうか・・・
「P」は「プロポーショナル」という意味を表しています。このフォントはそれぞれの文字にあった最適だと思う「幅」で表示できるフォントを呼んでいます。
たとえて言えば、アルファベットの「i」という文字と「W」というのは「幅」が違っているので、表現するのに同じ幅が必要ではありません。
このように文字によってはの幅が違っているフォントをプロポーショナルフォントと呼んでいます。
・・・・これに対して「P」のとれたフォントを一般に「等幅フォント」と区別しているのです。

従って、この種のフォントを使った場合
当たり前のように文字数だけでは、文字列が揃わなくなくなります。こういう時には「割り付け」の機能を使う必要が出てきます。

「文字の割り付け」もまず、割り付けたい文字列を選択しておき、メニュー→「書式」→「文字の均等割り付け」で作業します。


タブとリーダー

ここまでくると、さすがにぼんやりわかってきますが・・・文字をそろえるのに使うキーは「スペース」キーではありません。
それは、パソコンのキーボードにある「Tab(タブ)」キーです。

このキーを使っていない人が意外に多いに驚きます。エクセルでは、横のセル移動に使われたり
ワードでは、ある一定の文字数分だけ字下げ(インデント)を設定するのに使われます。結構多用されているはずのキーながら
中には触ったことのない人さえいるのです。パソコンの習熟度の目安に、「Tab」キーの汚れを上げてもいいかもしれませんね。
これからは努めて意識して、このTabキーの機能を使うようにしてください。
もちろんタブキーの機能としての字下げの文字数は、標準では4文字分が設定されてはおりますがその数は、変更することができます。

また、たとえば、文中に段落を変えて、「 ●男前・・・・・・Tomのような人」みたいな表記をよく使いますし見かけます。
このとき言葉と言葉をつなぐ「・・・・・・」というようなつなぎを「リーダー」と呼びます。
これもまた、ご丁寧に「・」を連打したり「-」キーを文字分だけ打ち込んで表示する必要はありません。
タブの設定と対になっているので、同じタイミングでリーダーの線種とか長さを設定することができます。
タブとリーダー」は、同じく「書式」の中にある「タブとリーダー」を選択して設定します。


まだまだわからんこと、知らないこと、使ったことのないことが
ワードの中に埋もれています。


3月14日サークル:ワードの知らずに使わなかった機能

2012年03月11日 | パソコン

今度のサークルは、3月14日(水曜日)ホワイトディに予定していますが・・・「農地・水活動組織」の
会合と重なりますので、いつもとは違う部屋での開催となると思いますので、ご承知おきください。

さて、そのときの予定ですが・・・
取り立ててしなければならいというわけでもありませんが「ワード」を課題に取り上げようかなと思っています。
いつもながらパソコンで、何かの文書を作るときに僕自身はいつも「エクセル」を使って
ワードを使うことは滅多にありません。たぶん食わず嫌いということと、正直面倒くささと何よりもワードのことをよくわかってない
事が一番の原因です。
そこで、このたび個人的にワードのMOSでExpertをいずれの日にか受験するのをキッカケに
みんなとワードの知らなかったこと、知らなかったせいで使わなかった機能を取り上げて
ちゃっかり受験に活かそうというような魂胆を思いつきました。

次のような例文があります。

wa1

表記のゆれ
聞いたことがあるような、ないような用語ですが、「表記のゆれ」という言葉がワードの機能を説明するときに
用いられます。たぶんワードを使う人なら何回か経験したことがあるとは思うんですが
概略完成に近づいた文書に現れる「波線」のギザギザです・・・なんかの警告のようなもんやとは思いながら
特にこだわることもなく、「わかったわかった・・・」ぐらいの気の止め方で済ましてるのが意外に多いのかもしれません。
実はこれがワードの言う「表記のゆれ」というもので、使ってる用語や単語などの表現に間違いがあるのでは?・・・と
指摘しているのです。人には間違いもあるし、勘違いもあるし、まして英語の表記ともなるとスペルなんてものは怪しい限りです。
「文章校正」というチェックをワードの機能として付加されているものです。
忙しさやじゃま臭さから、使わないで済ますことも多いかと思うけれど
せっかく、文章をパソコンで打ち込むのなら、打ち込んだ後にこういう「文章校正」機能を使うことこそが
パソコンの便利さを実感できる方法かもしれません。・・・

wa2
ワードのメニューに「ツール」というのがあります。これをクリックすると「文章校正」や「表記ゆれチェック」とか
その他の校正ツールには、英語表現の際のスペルチェックもついています。
それぞれの間違いやおかしいところを指摘して、抜き出して 変換候補をリストアップしてくれるので
その中から間違いを修正できる事もできます。僕のようにあんまり使いもしていないのなら
今後は習慣づけておきたいもんですね。

特殊文字の入力と日付の入力

文章の中で、特殊な単位の入力をしなければならないときがありますが、たとえば、
「?」とかの入力の際にあきらめて「m2」としたりしてませんか?何事もあっさりとあきらめたらあきませんよ
こういう時は「へいべい」と入力して変換するのも手ですし、ワードの場合は
記号を入力する位置をクリックしたら、メニューの[挿入] タブの [記号と特殊文字] で [記号と特殊文字] をクリックします。

日付もまた同じです。日付を入れたい位置でためしに「へいせい」と打ち込んで「変換」しようとすると
IMEの方で、今日の日付を示す黄色いポップアップが表示されます
そのまま「Enter」を押すと自動的に今日の日付が入力できる仕組みです・・・・が
それでは、僕自身は納得できません。日付というのは単に文字列ではありません。その文書がいつ作られたとか言うことを
指し示す重要な要素だと思いますので、もう少し丁寧に扱ってほしいと思います。
ちょっと面倒かもしれませんが・・・
特殊文字と同じようにメニューの[挿入] タブの [日付と時刻]  をクリックします。
その中から該当する日付を選んだり、修正して入力することを心がけます。
そのタブの下の方にある「自動的に更新する」という欄にチェックを入れておくと、その保存した文書を開くたびに
日付が当日に更新されると言うことも可能になります。

隠し文字
この間のサークルでM行ちゃんからもご質問受けましたが、「画面に現れていても印刷には出ない」表現方法のところで
ページの背景の「透かし」というようなアイデアを出しました。メニュー→「書式」→「背景」の「塗りつぶし」のタブにある「透かし」
利用するというような方法でしたが、それでいいような・・・でもないような気もします。
上記の例文で言えば、中段ほどに料金欄のところで、「無料」とありながら「(チーム券2,000円)」とあり
この後ろの部分を表示したくない場合・・・・(削除してしまえばそれまでですが・・・また表示したい場合は再度入力する手間がかかります。)
こういう時に、印刷時には隠したい部分を予め範囲指定しておき、「書式」→「フォント」と進んで、「隠し文字」を選択すると
その部分に波線が引かれて表示されます。試しに印刷プレビューを見てみると、確かに消えているのです。
これが「隠し文字」という機能で、どちらかというとこっちの方が前述の質問にあってる気もします。
ただし、設定した瞬間に画面上から消えてしもたっていう人は、「編集記号の表示/非表示」のボタンで切り替えてください。
設定によっては、「隠し文字」を表示しないようになっています。あくまでも表示の問題ですので
ツールバーの中から下のようなボタンを押して、表示させます。


いっそ、こんな面倒かけるよりもはじめから「隠し文字」を表示させておきたい場合は、メニューの「ツール」→「オプション」と進んで
「表示」タブの中程の「編集記号の表示」欄で「隠し文字」のところにチェックを入れておきます。
この方法は、Office2003の例ですが、Office2010にしても2007にしても同じようなものですので
試してみてください。・・・・2010の場合はメニューの「ホーム」→「段落」のところに「編集記号の表示/非表示」が潜んでいますよ。

こういった事を練習するために、参考になる文書例を用意しました。
課題の練習素材とさせていただきたいと思いますので、あらかじめダウンロードお願いします。
下記の場所をクリックして表示されたら「ファイル」メニューの「ダウンロード」を選択します。

→「ワードの練習(1・2)」


「人の振り見て、我が振り直す」:ワードな話

2012年02月08日 | パソコン

正確にゆうと・・・ヒトの「ワード」見てて気がつくことが多かったっていうか、ヒトのこと見てると結構、勉強になります。
相手にしてみたら、迷惑な思いやったには違いないんですが・・・ね

ちょっとした書類を作ってもらうことになって、図らずも「できあがり」を隣の席で待つことになったのです。
その人は、この程度のことなら普段から慣れたはるようで、お願いしたところ快く引き受けてくれはりました。
の・ですが・・・
それは、ひな形のある書類でした。
彼女はパソコンの傍らにその書類のひな形を置きながら、ワードを起動させて
やわら、「ページ設定」した後・・・・上から順番に「ひな形」のように
文書を仕上げていくというまことに「丁寧」な段取りに入りました。・・・たぶん傍らの僕の忌ま忌ましい視線をかすかに感じながら・・・

ワードをいじくったはるんを見てて、いくつかの点で気づくことが多かったのを記憶しています。
それは間違いだと指摘するわけではありません。僕のやり方とは違っているだけで
要は結果として文書が仕上がれば、いいわけですし・・・・

半角のスペース」・・・・文字と文字の間に微妙な全角では広すぎる気がする「スペース」を開けるときに
彼女は実に器用に、文字を入力した後間髪を入れずに、「半角/全角」ボタンを押して
「スペース」キーを押し、押したと同時にまた「半角/全角」ボタンを押して、もとのローマ字入力に立ち返ったのでした。
それがたぶん数回この文書中にあったと思います。 そのたびに彼女はしっかりこの種の段取りを頭にたたき込んでるんでしょう。
みんなはどうしたはるんやろ・・・半角のスペースは「ローマ字入力」を切り替えなくても「Shift」キー押しながら
「スペース」キー押すと・・・できるんやと思うんですが・・・
ショートカットキー」・・・・文中の突然のアルファベットについても、同じようなもので
単語の頭文字を入力する際に「Shift」キーを押しながら入力すると後のアルファベットは英文字として入力できるのではありませんか・・・
・・・って何度も・・・言いたい気持ち抑えて・・・着々と進む彼女の作業をただ手の届きそうなポジションで眺めていました。
そもそも、文書を作るときに、タイトルの文字の大きさとか、あるいは字体さえも
上から順番にいきなり仕上げながら作業を進める「やり方」に・・・本音を言うと・・・いらいらしていました。
たぶん「考え方」の相違だと思うのですが・・・・ワープロというものでの「文書作り」はとりあえず
必要な文字入力を一通り済ませた後で、段落やら修飾をして仕上げる方が、全体の文書の「レイアウト」もわかって
段取りがええと思うのは、僕だけではないはずです。・・・・・文字の変換も「単語」単語で変換するのではなく
文節というある程度の範囲まで入力して、「スペースを」押すと誤変換も少なくなるし、パソコンが学習して
携帯のように「お」と入れるだけで「おはよう」という単語を呼び出してくれるような推測変換が可能にもなるのです。
てなことを、頭の中でだけぶつぶつ言いながら・・・「じっと我慢の子」を強いられておりました。
日付入力」・・・・けども彼女の力量は侮れません・・それほどストレスを感じさせるほどでもなく仕上げに近くなったとき
決定的に・・・今度はさすがに彼女のやりように、「ダメ出し」してしまったのでした。
日付の入力の際に「へいせい24ねん2がつ5にち」と丁寧に打ち込んだのです。
このことは以前に申し上げたように、「日付」というのは、ほかの文字入力とは決定的に違います。
日付はデータです。ですから必ず「日付の入力」を使います。いちいちキーボードたたいて入力する「クセ」は直しましょう。
ワードの場合は、メニューの「挿入」という項目に「日付と時刻」というのがありますので
こういう機能を是非使ってください。このことによって年号や曜日の入力ミスが防げる上に
たとえばファイルを開くたびに、自動的に「今日の日付」に変えられるという「離れ業」も可能になります。
余計なお節介とは、思いつつ我慢できずにこのことだけは忠告しましたが・・・・・
・・・「こっちの方が慣れてるし・・・」とつれない返事。・・・・・そうなんです・・・・確かに・・・
慣れているのが何よりではあるんですが・・・あるんではあるんやけどもやねぇ・・・


ワードの機能:文例ウィザード

2012年02月04日 | パソコン

知らんことって多いのに、批判したりするのは良うないとわかりながら
ワードのことを、けなすばっかりで、反省もしています。
そこで、心新たにワードの知られざるというと大げさに過ぎますが、あんまり使ってない機能を紹介します。

パソコン苦手やし、文書作ってくれと頼まはるヒトがおられますが、
そもそも文書は手書きでもいいはずやのに、パソコンやワープロで「印字するもの」と決めてかかったはることに「違和感」を覚えるし
パソコンできるからゆうて、文書が上手に作れると勘違いしたはる。 文書を作ることと入力できることは別物です。
頼むときにも「シャッシャット」とか「そんなん朝飯前やろ」とか・・いっかどおだてたつもりやろけど
だいたい「朝飯前」は忙しいもので、手がかじかむときにお茶入れたり味噌汁作ったり・・・
そういう苦労をわかったはるとは思えへん気がする・・・ねっ

ちょっとした公(おおやけ)の文書作りには
文例として、かしこまったような時候の挨拶が織り込まれてるもんです・・・歯に衣着せたみたいで
まともに読んでたら、歯が欠けそうになるような・・・あれって
わざわざネットで調べんでも、ワードの機能で簡単に書き込める方法があるにはあります。

ワードを起動したら、メニューの「表示」→「ツールバー」から「あいさつ文」というツールバーをクリックして選択します。
aisatsutoolbar
このツールバーが現れたら、「あいさつ文の挿入」というのを選択すると
下図のようなダイヤログが現れます。
aisatsutoolbar2
ちゃんとパソコンの日付に従って、今ならちゃんと「2月」の挨拶になっているので
したのリストから適当な組み合わせを選んで「OK」を押しますと
aisatsutoolbar3
と言うような具合に「時候の挨拶」が組み込まれます。横着と言えば横着ですけど
便利と言えば便利な機能かもしれません。
これにもまして、もっと横着というか、あんまり考えずに文書作りをするんなら「文例ウィザード」という機能があります。

この機能を使うにはいろんな方法があるとは思いますが、とりあえず「作業ウィンドウ」を使って始めることにします。
作業ウィンドウが表示されていない場合は、メニューの「表示」を選択し「作業ウィンドウ」をクリックします。
すると画面の端に現れるので、下図のようにまず、「新しい文書の作成」を選択し、画面が切り替わったら
今度は「このコンピュータ上のテンプレート・・・」という項目を選択します。
作業ウィンドウ作業ウィンドウ2

すると下図のようなダイヤログに切り替わります。
「文例ウィザード」という機能は、「その他の文書」「社内文書」「社外文書」という3つの項目(タブ)にだけ含まれていますので
そのどれかのタブを開けて、「文例ウィザード」とあるアイコンをクリックします。

テンプレート
しばらくすると

文例1
文例ウィザードの始まりです。これは上記画面左にあるとおりの項目順に設定していくと
自動的に文書ができあがるという機能になっていますので
画面の指示に従って、項目を選択したり、入力していき設定するたびに「次へ」を押して切り替えていきます。
文例2文例3文例4

文例5文例5文例6

文例7

一通り設定できたら最後は文書の日付を決めて、そのまま文書を表示するにしたら
文例8
こんな具合に文書のもとができあがります。
後は用紙や縦書きとか横書きなどのスタイルを設定したりページ設定や行間決めたり
フォントや背景を決めて文書の仕上げをしていきます。

どうですか「朝飯前?」の忙しい時間にこういう省力化の機能使うのも便利です。ヨ


パソコンの「遅い」を解消したい。

2012年01月09日 | パソコン

長らく使う間に、起動が遅いと感じたり、webサイトを閲覧してるときに画面の切り替えにストレス感じたり
何となく「遅く」感じて、いわゆる「重い」と思うのは、
一概に年のせいとも言い切れません・・・確かに年を寄せると何事にも待ち時間が短くなって、
意外に若いときより気ぜわしくなってしまっているのは、自分一人の現象ではないのは偽らざる事実です。

が、パソコンの特質として、だんだんと「重たく」なるのもまた、避けがたい事実です。
時には、間違った操作してしまって、せっかくここまでやったのに・・・保存されずに今までの
努力を水の泡にしてしまう非情な道具でもあるのですが、
そのくせ、パソコンというものは「やったこと」を頼みもしないのに覚えてくれているものなので
今となっては不要な「履歴」とか同じようなバックアップファイルが、どことなしに、たまってしまって
起動や動作を「重たく」してしまうのです。

そこでこれを解消するには、いくつかの方策が考えられます。
コストを覚悟するんなら、「メモリ」の増設やHDDからSSDに交換するという手が手っ取り早いでしょう。
けれども普段の心がけから多少の改善をすることができます。

まず、「デフラグ」という長年の使用で断片化したHDD(ハードディスク)の中を
効率よく整理整頓する機能とかクリーンアップ機能を使って不要になったファイルや履歴を消してしまいます。
マイコンピュータ(コンピュ-タ)を開いて、現れるCドライブを右クリックすると
「プロパティ」があり、これを選択するといくつかのタブが現れます。この中に「ツール」があり
さらにその中に「クリーンアップ」・・・不要ファイルを掃除する機能
「最適化」・・・これがデフラグと呼ばれる機能です。これらは元々Windowsの標準機能ですので
これを利用してたまには、パソコンの中身の掃除をしてみるのが、自分でできるメンテナンスです。
ただ、これらの標準機能はwindowsのおまけのようなものなので、それぞれに時間が結構かかります。
僕自身は、結構気が短い方なので、フリーソフトを使って対応しています。

デフラグは、「Defraggler・・・海外のソフトですがメニューのオプションで日本語に設定できます。

クリーンアップなら CCクリーナー ・・・・インストール後に、最初に言語選択画面があるので、「Japanese」にしておきましょう

のお世話になっています。


けれどももっと気をつけたいことがあります。
それは、デスクトップ上に所狭しと並べられたアイコンやファイルやフォルダの数々です。
デスクトップとはその名の通り「机の上」ですので、机の上が散らかっているだけでも作業がしにくくなるのは当然です。
その上、Windowsは起動時にデスクトップ上のショートカットアイコンがちゃんと本体のプログラムとつながってるかを
いちいち検証した上で起動するように仕向けられているので、その数が多いほど起動に時間がかかるのは当たり前と言えば当たり前で
写真なんかのフォルダごと「机の上」に放りっぱなしなんて言うのは、もってのほかです。
実際、Windows7はこうしたデスクトップ上のショートカットアイコンからの起動から脱却した考えにたっているのです。

こんなフリーソフトを紹介させていただきます。
確かに「スタートメニュー」の中から目的のプログラムを見つけ出して起動するのはなかなか面倒です。
かといって、ショートカットアイコンをこしらえすぎても、結果はパソコンの負荷ににつながります。
そこでよく使うソフトやよく使うフォルダは「ランチャー」という特別な枠に登録しといて、デスクトップのどこかを
適当にダブルクリックすると、プログラムアイコンが現れるという仕組みのソフトです。
意外に便利なので使わさせていただき重宝しています。
その名を「Orchis」・・・「オーキス」と呼ぶソフトで「小物創作所」というところで公開されています。

「Orchis」オーキスのダウンロードは、→「Orchis
下図の矢印の先の「Download]のボタンを押して、ダウンロードしてください。

 

Orchis1

ダウンロードできたら、プログラムのインストールをします。
以下は「Webサイト」のインストール手順です。

Orchisのインストールは、次の手順で行ってください。

バージョンアップ時には、Windowsの再起動、もしくはWindowsへの再ログオンを求められることがあります。
その場合は、再起動もしくは再ログオンが完了するまで、Orchisを起動しないようにしてください。

  1. NT4/2000/XP/Vista/7 の場合は、Administratorでログオンする
  2. アーカイブファイルを適当なフォルダに解凍する
  3. ocsetup.exe を起動する
  4. Windowを再起動しろ(or Windowsにログオンしなおせ)と言われたら、する
  5. 手順1で解凍したファイルをすべて削除する (しなくても害はないけど)

NT4/2000/XP/Vista/7 でご利用の場合は、アーカイブを解凍したファイルに読み取りアクセスできるかどうか、
インストール先に書き込みアクセスできるかどうか、など、ファイルシステムへのアクセス権にも注意してください。

インストール後に
デスクトップのどこかをダブルクリックすると、下記のようなランチャーが現れます。
プログラムの登録は、初期の段階で選択できますが、このランチャー上にショートカットアイコンを
ドラッグして登録もできるというお手軽さが売り物です。

orchis2

仕事の車を年末に壊してしまったのは、僕が日頃のメンテナンスをサボったことに起因します。
使う道具は日頃の手入れが一番だと今更ながらに後悔しています。


 


Vistaの寿命とXPの延命

2011年12月13日 | パソコン

時折、間尺に合わないことが起こります。

今更ながらに振り返ると、それまでのパソコンをより身近に引き寄せたWindows95が1994年に登場して、
以来、家庭にパソコンが普及し、Windows(ウィンドウズ)95やの98、98SE、Me(ミィー)と次々に姿を変えて
その折々に多くのユーザがパソコンを買い換えたものでした。
中でも2001年に登場したWindowsXPは、画期的で使い勝手の向上は目を見はり、
いまだにWindowsの シェアの半分近くを占めています。
ただ、技術の進歩や、機器の進化は時を待たず、XPで実現できる限界が見えてきて
それを見越して、およそ5年前の2007年1月 次世代を担うといううたい文句でWindowsVISTA(ビスタ)が発売されたのです。

がしかし、この未来を指向したはずのOSは、すこぶる評判が悪く、余計なお節介な機能のため、
実際使うにつれて重くなり奇をてらって、いろんなことを変えすぎたせいか、使い勝手は向上するどころか混乱を招く結果となり、
あげくに多くのバグ(穴)を持つ欠陥商品のように扱われて、結果としてユーザーの多くの支持を得ることはありませんでした。
ちょうどこの時期にパソコンの買い換え時期にあったヒトは、ある種の貧乏くじを引かされたような憂き目にあったようにさえ思います。
その証拠にMicrosoftは、発売間もないクレームだらけのVISTAを見放したように早々とWindows7を世に送り出し
もうすぐ、Windows8も売りに出すなどと宣言しています。
確かにWindows7はVISTAの失敗から多くの改善がなされ、
買い換えを迷ったあげくやむなくWindows7に乗り換えた僕自身も使い勝手については、ある程度の満足感を得ることができています。

実は割に合わない話というのは・・・・

ある程度の方がご存じだと思いますが、WindowsXPの公式サポートは延長期限の2014年に終わるとされています。
正確にいうとXPのSP3(サービスパック3)に限っての話で、XPであってもSP2以前のバージョンは
とっくにサポートが終わっています。
マイコンピュータを右クリックして「プロパティ」を開いてみて、XPのバージョンがSP3になっていないヒトは
ともかく「WindowsUpdate」でもして、とっととSP3にバージョンアップするのは必定です。
さて、VISTAはどうなんでしょう・・・
実はVistaの寿命は来年の4月もって、サポートが終わってしまうのです。
個人向けを含むメインストリームサポート呼ばれているもので、
正確に言えば個人向けのVISTAのサポートが終了し、会社などのVISTA BISINESS(ビジネス)というバージョンについてのみ
企業向けのサポートが2017年まで維持される運びになっています。
このサポート終了以降は様々なバグやセキュリティホールなどの 問題を解決する更新プログラムが提供されずに、
たとえセキュリティソフトを入れたとしても おそらくソフト自体が機能せず、ノーガードの状態になりネットにつなぐことは大変危険で、
それどころか、 セキュリティのない状態でオンラインしてしまうのは、多くの人にたいして、迷惑この上ない話なのです。
したがって、VISTAのユーザはパソコンを使い続けるためには、Windows7への移行を余儀なくされます。
わずか5年前に登場しながら、XPよりも先に寿命がつきることになったVISTA
わざわざXPからVISTAに買い換えたヒトなどにとっては、何とも割に合わない話です。
またWindows7に移行と言っても、実は現行の機種がある程度古いものだと
ただOSを買ってきて、グレードアップできるかというとそれほど、かんたんではありません。
持ってる機種の能力によっては、パソコン自体を買い換えざるを得ないケースも大いにあり得るのです。
Windows7はむしろ現行のXPSP3の方が相性がいいとさえ思えるくらいなのです。

そもそもユーザーが悪いわけではありません。
元はといえば、不完全なVISTAを発売したMicrosoftにあり、これからはVISTAですなどと
よくわかりもしない勉強不足な電気屋が、無責任に売りつけたことに端を発しています。

こんな身勝手が許されてええもんやろかね・・・・
だからこそ、慌ててパソコン買い換えずに、これからは「スマートフォン」の時代が必ず来ます。
僕ならいっそスマートフォンをオススメしたいですね・・・スマホだってなれれば
パソコンなみにできることもあるし、むしろパソコンにはできないことをたくさん持ってるし
何よりどこでも持ち運べるし・・・・
Windowsのパソコンじゃない選択肢をもって、スマートに対抗しましょう。