何度も読み始め、何度も挫折した。
そのことを職場の先輩に話したら、日に焼けて、茶けてしまった
古ぼけた本を貸してくれた。
先輩が言う。
「この本の歴史を感じたら、きっと、最後まで読めるわよ。」
昭和40年版。値段240円!!
頁をめくると、壊れてしまいそうな本。
慎重に、丁寧に頁をめくる。なんだか、不思議な感覚です。
そして今日、とうとう・・・王子さまは、行ってしまいました。
驚きと、ほんの少しの喪失感を味わった休日。
心にとめたい言葉が多すぎて、何度も言葉を飲み込んでいる。
この本。もう少しだけ、我が家にいてもらうことになりそうだ。