『たんていタコタン』
山下明生・作 杉浦範茂・絵
たんていタコタンの元に、ある事件がまいこんだ。
何年間も誰とも話さず、大切に大切に、口の中で育ててきた真珠。それが無くなってしまったというのだ。
依頼主は、カキおばさん。
さあ、真珠はどこに?タコタンの推理がはじまります。真相は、意外?単純?なところにあったのですが、
なんとも、素敵な展開。
そして、次なる事件は・・・海の仲間達の友情がつまった「ゆうれいせん」の宝物が、海のギャングたちに
狙われる、というもの。勇敢にも、タコタンは一人でたちむかうのだが!!
一章に比べ、昨晩読んだ2章・3章は、数段おもしろかった。
息子は、やっぱり絵を指差しては、あれやこれや言って楽しんでいた。今回は、物語の方も随分楽しんだ
らしく、にやにやしてきいている。ゲラゲラ笑うのではなく、にやり!というのが、このタコタンの笑いだ。
あっという間に、読み終わったタコタン。
続編はないようだけれど、この山下明生氏、他にも作品がたくさんある様だ。よ~し!また探してこようっと。