今年も最後の山菜の季節が来た。日本各地に生育している蕗です。例年なら
近くの里山で収穫するのですが、最近は里山も荒廃して熊が多く出没するから
白神の奥地、白石沢へ行くことにした。
我が家から1時間ほどの道のりになるが、道路は全舗装していて道路脇より収穫することが出来るから今回は白石沢に決めました。
我が町は袋小路であるが、夏の期間だけは青森県の西目屋村へ貫けるただ一つの夢の道と思っている。
白石沢の現地に到着・・・ケッコウ車が走っていた。
車から下車して1分ほどでこの様なポイントです。
相棒は広島県からの移住者
一人当たりの収穫です。以前だったらこの10倍は
採っていたが、最近は自然を大切にしているから
必要な量だけ頂いています。
相棒が作った蕗専用の釜です。
灰汁抜きのために糠を入れます。
茹で上がった。
妻の手を借りて蕗の皮むき作業。
皮を剥いた蕗を樽に入れて水で灰汁抜きに
一週間ほどすると食べられる。
久しぶりに大良峡の奥地白石沢に行って見て緑の匂いを十分に感じた。
以前だったら数回も山奥に入って山登りやキノコ採りを楽しんだもの
ですが、仙人も年を取ったので十分に健康を留意しながらふき取りでした。
仙人が山へ入った時に、タケノコ採りで山へ入った人が遭難したようです。
3日後に残念ながら亡くなっていた様だ。若いころに仙人も何度も遭難者捜
索に参加して亡くなった人を搬送しているから、山の危険は十分に考えて
楽しんもらいたい。