早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

損をすることに黙っていない…?

2012年09月29日 03時20分18秒 | 読書







おもうがまま行動に
移すのでは動物とかわりません。
本能をコントロールすることが
「遠慮」なんですね。

十人いれば、十分の一をもらえると思う。
できたら、十分の二人前
もらえたらいいなと考える
それをコントロールして、

本来は十分の一人前もらえるところを
「私はもう年寄りだから、
その半分でいいですよ
後はこの子供に上げてください。

かつては、損のできる人間に育てるのが、
教育の一つの目標でした。

動物は捕まえた獲物をまず自分が食べ、
残りを自分の子供や群れの仲間に
与える例が多いけれど、

人間は見ず知らずの人に
惠ということができる。
それが人間である証拠です。 


 「老いの才覚」著 曽野 綾子


     
     










めぐんであげるという言葉、
子供のころから、
相手をさげすむ言葉と
あまり好きじゃなかった
でも「恵む」という漢字を使うと
さげすみの意味など
みじんも感じられない
素晴らしい言葉である

恵むという言葉に
さげすみの意味などないはずである

純粋に奉仕の心で
愛を与える、ギブあんどギブ
見返りを期待しない
与え、つくす心

それが本来の人間の心であるはず
そして、その人間本来の心を
持ち合わせているのが
日本民族ではなかろうか

自分のものは自分のもの
人のものも自分のもの
手にした相手のものも
相手が何も言ってこなければ
自分のもの

取られておきながら
何も言わないのは
言わないものが悪い

どうも今の国際社会はちょっと
道徳的に惠む心が欠けている
と思わざるを得ない

     早起き鳥





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