子供のころに抱いていた「夢」って今でも覚えている？
みんなは、大人になったら何になりたいと思っていたのかな？
プロ野球の選手？ パイロット？ 歌手？…！
じゃあ聞くけど、どうして「野球選手」になりたかったの？
実はね、野球選手になりたいと思っていた人は、
野球選手という仕事や肩書き以上に
「野球選手だったら、きっとこんな気持なんだろうな」
という「気持ち」が欲しかったんだ。
「野球選手は実力があって、有名で、きっとお金持ちで、
そして沢山の応援の中で本当に好きな事をやっている。
僕もあんなふうになれたらいいな」って…。
実は人は、そうなることで得られる「気持ち」が欲しいだけなんだ。
億万長者も、本当に欲しかったのは、２０億円じゃなくて
２０億円を手にしたことによって得られる「気持ち」なんだよね。
「億万長者専門学校」 クリス 岡崎著
僕達が子供の頃、早く大人になりたかったし、大人はかっこよかった。
身近な父親でさえ、一生懸命に仕事していたし、
休みの時には公園にキャッチボールをしたりと、
貧しいながら、殴られながらも、カッコイイ大人だった。
でも今の自分は子供達にとってカッコイイ大人だろうか…。
愚痴ばかりの大人、夢を語らない大人、
休みは何もせず寝ている大人…。
子供達が見ている大人は輝いているだろうか？
イチローやヒデや康介のような偉大ではなくても
いつも情熱的に何かに一生懸命な大人でありたい。
「おじさんスゲー…！カッコイイ！」
「先輩、輝いているね！」
「あのおじさんの話し聞いていると元気になれるんだ！」
まず、自分が、この僕が
カッコよくならなくちゃ…！
億万長者になるのは二の次、三の次！
早起き鳥
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