生の最中
我々は死の中にいる
誕生の瞬間から常に人間はいつ死ぬかわからない可能性がある
そしてこの可能性はすべての人間が
人生の一瞬一瞬を次の瞬間が最後の瞬間となるかのように
いきなければならない
次の瞬間が最後の瞬間であるのなら
どの瞬間も光り輝く至上の時間なのだ
瑠衣は「どんな人間だって誰かに支えられて生きて行く」と言った
「何もしなくたって生きていける」
「自分がもっと弱い人間であることを知りなさい」とも言った
「一瞬の光」 白石 一文
なんとすごい風だ
台風の風に逆らって歩いてるようだ
全く前に進めない
後ろ向きに吹き飛ばされそうだ
こんな日は外に出ずに家に居なければ…!
でも日課なのだやらなければ
吹き飛ばされそうになってもいいじゃないか
どんな時も何かをする人間でありたい
ただそれだけのことだ
髪はクシャクシャ
服はずぶ濡れ
何にも良いことはなかった
がんばれ早起き鳥