医療サービスの利用状況は「ほぼ毎日」から「月に一回くらい」
までの割合の合計が日本は５６.８％と
他の国と比較して
医療サービスの利用頻度が
いちばん高いらしいです。
この背景には、
全員が全員でないにせよ、
「保険料を払っているのだから、
元を取らなくては」
「健康保険はいくらでも
使った方が勝ちよ」
という考えがあるから
ではないでしょうか。
元を取るという発想は、
商人の行為なんです。
元を取ろうとしないのが、
人間の上等な生き方だと思います。
「老いの才覚」 著 曽野 綾子
私のような素人がモノ申すのはおこがましいけれど、
６０の声を聞くと
健康診断でもすれば
どこか具合が悪いのが当たり前
私の場合、幸いにして
早期発見早期治療の
幸運に恵まれているが
一般的には標準データと比較して
血圧が高いからといって
それを抑える投薬
肝機能が低下しているからといって
またその改善のための投薬
ありとあらゆる具合の悪いところを
すべて対処療法的な措置
そういう治療はいかがなものか
体調管理のためには
毎日の状態をモニターして
具合の悪い場合は対処する、
それは一番合理的
なのかも知れないけれど、
それだけで、健康になるとはとても思えない
自分の胃癌は早期発見でありがたいが
考えてみれば
癌細胞も自分の身体の一部
昨年のドックでは見つからなかった
急に癌細胞が発生したとは思えない
ピロリ菌も昔からいただろうし、
若さゆえの免疫力に
助けられていたのだと思う
この年になって免疫力が低下した
のだと素人的に考える
この癌とのご縁を大切に
医師や薬に頼ることなく
免疫力を高める努力をしたい
早起き鳥
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