早起き鳥 

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マサチューセッツ工科大学でピアノの勉強

2017年08月15日 04時03分00秒 | 読書




 すぐに役に立つことは、

すぐに役に立たなくなる


「マサチューセッツ工科大学は、

科学技術の最先端の研究をしています。

当然、学生にも

最先端のことを教えるのですが、

最先端の科学をいくら教えても

世の中に出ていくと、

世の中の進歩は早いものだから、

だいたい4年で陳腐化してしまう。

そうするとまた勉強し直さなければいけない。

そんな4年間で古くなるようなものを

大学で教えてもしようがない。


そうではなく、

社会に出て新しいものが出てきても、

それを吸収し、

あるいは自ら新しいものをつくり出していく、

そういうスキルを大学で教えるべきでしょう」

それが教養であり、

音楽も教養の一つだというわけです。



   おとなの教養  池上 彰 著



     







 マサチューセッツ工科大学も

ハーバート大学も

リベラルアーツ教育を基本に

みっちりと時間をかけて

現代社会における教養を身につけることを

基本にしているようである


まさに、すぐに役に立つことは、

世の中では、すぐ役に立たなくなる

すぐに役にたたないことが、

実は長い目で見ると、案外役に立つ

だから教養などというのは

すぐに役に立つものではないが

長い人生を生きていく上で

自分の支えになる基盤と言えるだろう


本屋に並ぶビジネス本の大多数が

ハウツウもの、マニュアル本と言ったモノばかり

哲学や宗教、そして宇宙や人体・・・

こんな本などは図書館の一角に

追いやられてしまっているような気がする

平積みになっている本は

すぐに金持ちになれるような胡散臭い本ばかり

それにひと月で莫大な利益を得た

などという本もよく目につく


日本における教養、教育などという分野の考え方に

世界をリードする諸国とは周回遅れの感がしている


       早起き鳥




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