死は怖いものだという
思い込みにとらわれてはいけません。
老衰の終末期、自然な最期は、
一生懸命生きて来た者にとっては
神様が与えてくれる
永眠の休息とも言えます。
その最期の姿は、
寄り添って介護した者に
敬虔な祈りの気持ちをもたらします。
人生の終着駅である死は、
怖いものではない。
それは本来、
静かで平穏なものなのです。
私の好きな言葉に
「人間の第一の務め、人間であること」
というガエタノ・コンプリさんの
言葉があります「ほほえんで人生を」。
人間の務めの最後の締めくくりとして、
私は「平穏死」を提唱します。
完
「平穏死」という選択
石飛 幸三 著
人間の第一の務め、人間であること・・・
なんと奥の深い素晴らしい言葉
我々、人間は
生きとし生けるものの最高峰、
魂を持ち夢を描き
志を胸にこの世を去っても
持ち続けることができる
人間には人間にふさわしい
生き方、死に方があってしかるべき
そしてその生き方、死に方も千差万別
多くの人々に看取られる場合もあれば
ひっそりと一人での旅達もあろう
それいかなる方法であれ
命を全うし、神の手に委ねての旅達
そこに自分の尊厳があってこそが
人間である所以だと思う
たとえどうであれ、尊厳に満たされ、
平穏に旅たちものである・・・
御礼
今回をもってこの暗すぎるネタも最終回
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
次回からはもう少し明るいネタでお付き合いのほど・・・
ありがとうございました。
早起き鳥
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