日々、人は眠りにつくたびに死に
夜明けとともに生き返る。
一度限りの人生だからこそ力一杯生きる。
経営者は死を意識して生きよ。
中国の古典を読んで一番大事なのは
「人生、二度なし」
ということに気づくことです。
あの世のあるなし、輪廻転生というのは
信仰の世界であって、
中国の古典は現実の人生の教え
つまり「人間いかに生きるべきか」
と説いています。
「男一匹、負けたらあかん」
越智 直正 著
自分もいずれは
死んでいくものということは
よくよくわかっているけれど
その死を意識して日々を送っているか
と自分の胸に手を当てて省みると
まるでなっていない毎日である
でも眠りにつくことは死ぬことと
そして選ばれたものだけが夜明けとともにまた生き返る
となればそれは一日の過ごし方も違ってくる
まこと、身にしみて琴線が揺さぶられる
いつも心にしていることは
仕事で関わった鮎という魚
晩秋、川で生まれ、すぐに海に下る
海で一冬過ごし、新緑の頃、海から川を遡上する
そして自分の棲家を縄張りに大きく成長し
晩秋、繁殖をして死んでいくたった一年の寿命の鮎
そんな鮎の成長を見ていると
自分の人生も1年だとしたら
この1年をたくましく、エネルギッシュに、
懸命に生き抜かねばといつも思っている
日々力一杯生き抜くことの積み重ねが人生
今日の夜明けはまた一段と素晴らしい
早起き鳥
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