早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

人の身体から生まれたシラミ…!

2013年11月04日 03時31分23秒 | 読書





身体の垢が化して

シラミとなっては

これを払いのけなければならない。

しかし、このシラミも

自分の皮毛の末に

生まれたものと思えば

殺すには忍びない。


これと同様に、

大徳の人の心は、

天地万物を差別なく

一体とみなしている。


故に、刑に処せられる者を憐れみ、

罰するに慎重な態度をとるのは、

前述の考えと同じである。


 「言志四録(言志録)」 佐藤 一斎 著
     


     
     








シラミや蚊は

血を吸うから嫌い

おまけにたまらなく

痒くなるから始末におけない

僕の血を吸って重くて

蚊はヨタヨタ…、飛べない

よほど美味しい血


僕の手のひらの

攻撃を受けて万事休す

そして手のひらを汚した

血は我が身の大切な血

この野郎…!

そしてその蚊が残した

たまらない痒み

その痒みに、

いきどおりを感じつつも

哀れ身を感じる

血を吸っている時はさぞかし

幸せな気持ちだったことだろう

      早起き鳥






人気ブログランキングに参加
読者の皆様のご支援に心から感謝申し上げます。