早起き鳥 

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頼朝の戦略的カリスマ性

2011年08月20日 04時44分05秒 | 読書








頼朝はリーダーとして、

常に「見られている自分」を意識し、

自ら「威風」つまりカリスマ性を

演出していた節がある。

それは、「強い棟梁」を

求める武士たちが相手だったこと、

絶対的な劣勢から

出発せざるをえなかったことから、

頼朝にとって必要な

「戦略」だったであろう。

 「人事の日本史」 
       著 遠山美都男 関幸彦 山本博文










源平の時代、

絶対的劣勢をはねのけるためには

よほどの幸運と

リーダーのカリスマ性が

無ければならないだろう。

それにリーダーの人格

きっとその当時、

頼朝には神様のような包容力と、

百獣の王並みの強さに

溢れていたにちがいない。

諸国のボスは平家政権の時代

頼朝に惚れきっただろう。

そして平家への嫌気が風評として

広がったのかもしれない。

絶対的チャンスをものにした

頼朝に軍配が上がり、

頼朝は新たな時代の鎌倉幕府を開き、

今度は頼朝が自分の体制を

守る立場に立たされた。

頼朝の戦略的カリスマ性は

きっと持って生まれた彼の個性

だったに違いない。

    早起き鳥








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