いやあ、しっかし昨日は忙しかった。
朝、吹雪の旭川から帰ってきてそのまま会社へ。
で、夕方早退して上野の東京文化会館へバレエだもん。
ああ、ねむい。
プログラムはマイリンスキーバレエの「白鳥の湖」。
「白鳥の湖」は、これまでボリショイバレエ、
ニーナ・アナニアシビリのグルジアバレエを見たので、これで3回目。
バレエ大好きな連れの説明によると、
マイリンスキーバレエはロシア最高峰(ってことは世界最高峰?)の、
ワガノワバレエスクール卒業者で占められており、
コールドの統一感がとにかく素晴らしいとのこと。
さあ、今回はどんなもんだろう・・・。
私たちは開場前に東京文化会館に到着したが、
これまで同様おしゃれな紳士淑女でいっぱいで、
抜群のスタイルのバレエ関係者らしき人も多数。
私はまったく関係ないが、思わず彼らの姿勢の良さを真似てみたりして。
照明が落とされ、拍手ととともにオーケストラが静かに冒頭を奏で始めた。
幕が上がると湖の場面。
バックは大雑把な草木の絵で、
メインカラーはグルジアの時のようなシアンにグレーではなく、
濃いグレーにちょっとだけシアンを足したようなかなり暗いブルーだ。
そこにコールドが登場。
なるほど白鳥たちは皆、プロポーションも動きも完璧に揃っている。
人間が集まっているのではなく、まるでなにかの固まりのようだ。
さらにオデット役のロバートキナが登場。
線がかなり細く大柄なロバートキナはニーナほどではないが、
繊細な手足の動きにより彼女なりの白鳥を見事に表現している。
と、この辺で眠気が襲ってきた。
ああ、いかん、寝ちゃダメ。
暗さと音楽のゆったりしたリズムが眠気を増長する。
いかんいかん。
いつの間にか王子役のコルスンツェフが登場している。
コルスンツェフはかなりガッチリしたスタイルの体育会系で、
大柄なロバートキナをしっかりサポートしていた。
しかし、またコックリとしてしまい、
ついに連れに叩かれて目が覚めた。
第1幕終了。
休憩中のロビーはこれまで見たことがないほどの人だかりで、
(ここに来たのはまだ3回目なんだけど)
マイリンスキーの人気の高さがうかがえた。
第2幕。
舞台はお城の中。
お城の大きなセットに加え、
ダンサーの衣装も1幕とはうって変わって、
皆かなり派手な色彩のものを身につけている。
これまで見た中でも派手な方ではないだろうか。
湖の暗さとのコントラストを狙っているのだろうか。
華やかな音楽と華やかな踊りが繰り広げられ、
私の眠気はすっかり吹き飛んだようだ。
場内からはブラボーの声も出始めた。
休憩後、第3幕。
また湖の場面だ。
しっかし連れの言うように、ここのコールドは素晴らしい。
ほとんど皆がワガノワバレエスクール出身なので、
プロポーションはもちろん、
手足の角度や位置、動かし方など、
小さい頃からさまざまな動きを同じように教わってきたのだろう。
新体操やシンクロナイズドスイミングなんかも、
こういう風にやられちゃうと勝てないと思った。
エンディングはこれまでと違ってハッピーエンド。
白鳥でもいろいろなんだね。
終演後、ブラボーの声があちこちから上がり、
次第にスタンディングオベーションとなる中を、
私たちは睡魔とともに退場した。
※画像はありません。
朝、吹雪の旭川から帰ってきてそのまま会社へ。
で、夕方早退して上野の東京文化会館へバレエだもん。
ああ、ねむい。
プログラムはマイリンスキーバレエの「白鳥の湖」。
「白鳥の湖」は、これまでボリショイバレエ、
ニーナ・アナニアシビリのグルジアバレエを見たので、これで3回目。
バレエ大好きな連れの説明によると、
マイリンスキーバレエはロシア最高峰(ってことは世界最高峰?)の、
ワガノワバレエスクール卒業者で占められており、
コールドの統一感がとにかく素晴らしいとのこと。
さあ、今回はどんなもんだろう・・・。
私たちは開場前に東京文化会館に到着したが、
これまで同様おしゃれな紳士淑女でいっぱいで、
抜群のスタイルのバレエ関係者らしき人も多数。
私はまったく関係ないが、思わず彼らの姿勢の良さを真似てみたりして。
照明が落とされ、拍手ととともにオーケストラが静かに冒頭を奏で始めた。
幕が上がると湖の場面。
バックは大雑把な草木の絵で、
メインカラーはグルジアの時のようなシアンにグレーではなく、
濃いグレーにちょっとだけシアンを足したようなかなり暗いブルーだ。
そこにコールドが登場。
なるほど白鳥たちは皆、プロポーションも動きも完璧に揃っている。
人間が集まっているのではなく、まるでなにかの固まりのようだ。
さらにオデット役のロバートキナが登場。
線がかなり細く大柄なロバートキナはニーナほどではないが、
繊細な手足の動きにより彼女なりの白鳥を見事に表現している。
と、この辺で眠気が襲ってきた。
ああ、いかん、寝ちゃダメ。
暗さと音楽のゆったりしたリズムが眠気を増長する。
いかんいかん。
いつの間にか王子役のコルスンツェフが登場している。
コルスンツェフはかなりガッチリしたスタイルの体育会系で、
大柄なロバートキナをしっかりサポートしていた。
しかし、またコックリとしてしまい、
ついに連れに叩かれて目が覚めた。
第1幕終了。
休憩中のロビーはこれまで見たことがないほどの人だかりで、
(ここに来たのはまだ3回目なんだけど)
マイリンスキーの人気の高さがうかがえた。
第2幕。
舞台はお城の中。
お城の大きなセットに加え、
ダンサーの衣装も1幕とはうって変わって、
皆かなり派手な色彩のものを身につけている。
これまで見た中でも派手な方ではないだろうか。
湖の暗さとのコントラストを狙っているのだろうか。
華やかな音楽と華やかな踊りが繰り広げられ、
私の眠気はすっかり吹き飛んだようだ。
場内からはブラボーの声も出始めた。
休憩後、第3幕。
また湖の場面だ。
しっかし連れの言うように、ここのコールドは素晴らしい。
ほとんど皆がワガノワバレエスクール出身なので、
プロポーションはもちろん、
手足の角度や位置、動かし方など、
小さい頃からさまざまな動きを同じように教わってきたのだろう。
新体操やシンクロナイズドスイミングなんかも、
こういう風にやられちゃうと勝てないと思った。
エンディングはこれまでと違ってハッピーエンド。
白鳥でもいろいろなんだね。
終演後、ブラボーの声があちこちから上がり、
次第にスタンディングオベーションとなる中を、
私たちは睡魔とともに退場した。
※画像はありません。
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