ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

キオスクの多数店舗休業について

2007-04-28 15:47:07 | ふと思ったこと。
困ったことになった。

といってもお金がありすぎて使い道が思いつかないとか、婦女子にモテすぎて断るのが大変だとかではない。
私の行動範囲内の、JR駅のホームにあるキオスクがほとんど休業していることだ。
例えば近いところでは吉祥寺駅。
中央線ホームに2店、総武線ホームに1店あるキオスクは3店とも休業。
新宿や東京などの大きなターミナル駅でも、長いところではもう半年近く休業しているのだ。
ちょうど1年前の4月27日、私は当ブログで、キオスクのレジに導入されたレジおよびPOSシステムに困惑し、「キオスクにおける職人芸の終焉」という一文を書いたのだが、心配が現実になってしまったようなのである。
マスコミによると、休業の原因はどうも、ベテランが辞めてしまい後任が集まらないということと、コンビニ型店舗の売り上げが増えているので、キオスクのてこ入れに躊躇していることがあるらしい。

でも、やっぱ困っちゃうんだよなあ。
雑誌や新聞やガムが買えないよー。

私が考えるに、駅のホームというのは特殊な空間で、キオスクというのは、乗車する寸前に何かを買いたくなる一種のスリルのような人間の心理を、テキパキとした職人芸のおばちゃんがさばいていく、非常に特異かつ効率的な店舗形態であったと思う。
しかしそこに多店舗と同様のPOSが導入されたことにより、効率が著しく低下し、スリルのようなものが無くなり、結果、売り上げも下がってしまったのであろう。

キオスクはこのまま無くなってしまうのだろうか。
いや、それは困る。

では、復活の手段を考えてみよう。
やはり職人芸を復活させるしかないだろう。
しかも高給で優遇するのだ。
まず、キオスク職人芸養成所を作る。
で、辞めてしまったおばちゃんを講師にひと月ほど練習。
試験を通過した生徒は実際の店舗でインターン。
さらに能力給も設け、売り上げ効率の高い人には時給¥3,000ぐらい出しちゃう。

なあんて思うんだけど、いかがでしょう。




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