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ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

8月末、まるで梅雨のような北海道名寄へ。(その2)

2013-09-09 12:07:51 | 北海道
ホテルパコのフロントは20時を回っていたこともありガラガラで、
スムーズにチェックインすることができた。
今回の私達の部屋は3階の中央付近で眺めは良くない。

一息ついた後、夕食をどうしようか迷ったが、
旭川は閉店時間が早くあちこちを探し歩くのも面倒なので、
ホテル14階のレストラントマトへ。
ここは昼間は眺めの良いレストランで、メニューも和洋中豊富にある。
食べログの上位にも掲載されているほどだ。
広い店内に先客は数名で、私たちはハンバーグやパスタを注文。
お肉は大きく野菜たっぷりの、とっても満足できる食事をゆったりといただくことができた。

食事の後は温泉、おんせーん!

セキュリティーのため、温泉入口のお姉さんにカードを提出。
脱衣場に入ると、以前はどこにでもあるように棚にカゴが置いてある方式だったのが、
すべてキー付きのロッカーになっていて、狭く感じた。
ううむ。
改装とはこのことだったか。
日帰り入浴のお客さんが多いのかな。
ま。しょうがないのかな。

浴場内は以前と変わっておらず、
ただ、洗い場は館内が空いているためか半分ほどが使用中止になっていたが、
入浴客は数名しかいなかったため問題なし。
ゆっくりと温まることができた。

翌朝はまたゆっくりと温泉に入った後、
昨夜のレストランでバイキングをいただくことにする。
店内はすでに9時過ぎと遅い時間だったせいでガラガラに空いていて、
眺めの良い窓際の席に陣取ることができた。
バイキングのメニューも和洋豊富で満腹になった。

さあ、チェックアウトしたらレンタカーで名寄までドライブだ。

※画像はレストランからの眺望、北海道の空は広く、雲がダイナミックだ。








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8月末、まるで梅雨のような北海道名寄へ。(その1)

2013-09-06 11:37:46 | 北海道
まるで梅雨のようなというタイトルは以前にも使ったがまいいか。

台風、大雨、竜巻、猛暑と各地で甚大な被害が出ている。
先日、気象庁より今年の天候は異常気象だとの発表もあった。
東京は梅雨明けからの猛暑が続いているが、北海道は雨が多く低温のようだ。

そんな8月末、久しぶりに北海道名寄へ出かけた。
目的は知人の墓参りおよび主のいなくなった住宅の点検等。

往路の出発は水曜午後、渋谷のマークシティからリムジンで羽田に向かう。
その日も猛暑で34度ぐらいはあっただろうか。
マークシティ5階のバス乗り場でリムジンを待つ10分ほどの時間にも、
汗がじわりと出てくる。

羽田空港にはもう夏休みの喧噪はなく空いていた。
一番端のエアドゥカウンターももちろんガラガラで、
あっという間ににチェックインが完了。
その後はラウンジでしばしの休憩をし、
旭川行きの機内に乗り込むと中央の後部側にはかなりの空席があった。

羽田の上空では青空が見えたのだが、
すぐに雲の中に入り、通過して上空に到達すると、
空一面を覆い尽くす見事な雲海の上に、夕陽の左右に虹が出ていた。
虹と言っても通常の円形のものではなく、
縦の直線に見える虹だった。(画像)

機は順調に飛行しオンタイムで旭川空港に到着。
機内から一歩外に踏み出した瞬間に寒さを感じ、
空港出口の気温計を見たら18度しかなかった。
急いで1枚だけ持ってきた長袖のカットソーを着ることに。

この晩の宿泊は以前に何度かお世話になったことがあるホテルパコだ。
このホテルには温泉があり気に入っているのだが、
さらにどこかの改装が行われたようなので楽しみだ。
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2012年11月、雪の道北へ。(その2)

2012-11-28 11:29:25 | 北海道
滞在中問題だったのは、ハワイと同様に食事だった。
だがハワイでの経験が、極端に環境が違うこの地でも生きることになった。
すなわち、朝食は友人宅で、前日に名寄のイオンで仕入れたパンとサラダを。
昼食は出先で軽くすませ(イオンのカフェなど)、
夕食はできれば専門店(イオンのレストランなど)へというパターン。

ある日の晩は、いつも渋谷で主食にしている野菜炒め定食を食べたくなり、
あちこちのラーメン屋を回ってみたがどこもラーメンばかりで見あたらず、
もしやと駅前の三星食堂に問い合わせてみるとそこにあった。
三星食堂は名寄駅の真ん前の、
そば、丼物から中華までなんでもこいの日本全国どこにでもありそうな食堂で、
外観店内とも割と新しめなのだが、なんと約100年前からやっているという。

名寄はかつて国鉄および自衛隊の道北の要所として栄えた街で、
やはり100年前に建てられてまだ現役の名寄教会など古い建築も残っているが、
まさかこの食堂が100年前からあったとは驚いた。
歴史の割に野菜炒め定食(¥700ぐらい)は普通の味だった。

帰りの旭川では天然温泉神威の湯 ドーミーイン旭川に宿泊。
こちらは駅から約10分とやや遠いが、その分設備やサービスが充実しており、
次回はパコとこちらを半々で利用しようかなと思ったほど。
空港までのバス停が道路を渡って目の前というのも良かった。

部屋はまるでビジネスホテルのような作りだが新しく清潔で、
液晶テレビや空気清浄機も付き、ネット環境も早い。
10階の大浴場は、超軟水を使用した15人ほどが入れそうな大浴槽と寝湯があり、
さらには天然温泉の露天もある。
洗い場には1箇所ずつに仕切りが付いて非常に使いやすかった。

次にサービス。
全国紙、道内紙の新聞が多数あることや、
フロント近くには無料のネット設備、コーヒーもあり、
夜間は夜泣きそば(ラーメン=無料=醤油味=少なめ)もあった。
朝食のバイキングは品数も多く、温かい料理を温かいまま保存する工夫がしてあり、
卵料理はリクエストが可能なことなど、やはりポイントが高かった。

この日の夕食はネットで見つけた自由軒という洋食店へ。
ここは旭川のグルメ大賞とかを受賞しており、
ドーミーインから徒歩3分ほどの、買物公園から路地を入った小さな店。
入店すると、先客はカウンターにおばあさんひとり、手前のテーブルに若いビジネスマンひとり、
中央のテーブルにはおばあさん二人組の合計4人。
しっかし合計4人のうちおばあさん3人かよっ。

私はメニューを詳細に検討しヒレカツ定食(¥1500ぐらい)を、
連れはホタテフライ定食(¥700ぐらい)を注文した。

店内を良く見回すと、なんとか賞の賞状のほか、
なぜか長さ1メートルほどもある巨大わらじを始め、
大小さまざまなわらじが置いてあった。
ああ、そういえばメニューにわらじ定食(¥2300ぐらい)っていうのがあったっけ。
相当大きいんだろうな。

おばあさん二人組は酔いが回るとともに声量が大きくなってゆく。
カウンターのおばあさんは知り合いではなさそうだが、
時々会話に参加して相づちをうつ。
「亭主も死んだし、あたしも早く死にたいよ」などと楽しそうだ。

ヒレカツはかなりの厚さのものが5切れ。
ホタテも6,7切れあっただろうか。
非常に満足な夕食だった。

翌朝は道内全域が荒天ということで、
旭川も吹雪だった。

その有様は、東京ではほぼすべての交通機関が止まり、
すべって骨折数百人、学校も休みになりそうなぐらいだったが、
さすがは北海道。
通勤通学客は何事もないように足早に歩いてしたし、
空港までのバスも飛行機もほぼ定時運行だった。

というわけで今回は、
ホテルと食事に印象が残った旅でした。




















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2012年11月、雪の道北へ。(その1)

2012-11-27 15:20:03 | 北海道
先日、所用のため久々に名寄に出かけた。
東京ではようやく初冬の寒さとなり、
ダウンのお世話になったばかりだが、
北海道でもまだ雪は降り始めたばかりで、
ライブカメラで見てもほとんど雪は確認できなかった。
だが、天気予報では私が出かける日を境にかなりの雪が降るということだった。

出発当日は3連休の前日ということもあり、
羽田空港の混雑は尋常ではなく、
チェックインカウンターはもとより、
保安検査場にまでかなりの行列ができていた。


旭川市内では、畑や屋根などに若干雪の痕跡があったものの、
道路にはほとんど雪がなかった。
しかしさすがに寒い。
東京とは10度以上の気温差だろうか。

この日の晩はいつものようにホテルパコに宿泊したかったのだが、
改装中ということでやむなくルートイン旭川に宿泊。
温泉はあったが、浴場全体が狭く、
また、朝食もいまいちだった。

名寄では友人宅へ。
まるで私が来るのを待っていたように毎日かなりの雪が降ったため、
地面はもちろん道路も真っ白。
家の周囲には30cmほど積もっただろうか。
私も雪かきをする羽目になった。

3日目のランチは大好きなレストランおるとへ。
畑の中の一軒家は昼をだいぶ過ぎた時間なのに予約客で満員だった。
私はチーズオムレツカレー(¥800ぐらいサラダ付き)を、連れはランチセット(¥920)を注文。
新鮮な野菜がたっぷりのメニューは格安で、
今回も大満足だった。

※画像はおると近くの宗谷本線の踏切。







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2011年12月、大雪の道北へ(その4)帰りも・・・。

2012-01-20 17:30:22 | 北海道
しっかしまいったな。
ついに東京も雪で、なんだかこっちのほうが寒い気がするなあ。

さて、私は傷心の友人とともにサンピラーに宿泊した。
名寄温泉サンピラーは、名寄市中心部からクルマで15分ほどの場所にある温泉ホテル。
パークゴルフ場やひまわり畑があるサンピラーパークから、さらに奥に入った、ピヤシリスキー場の麓にある。
手前にはジャンプ台もあり、この日はジャンプの選手達が合宿を行っていた。
私たちはゆっくりと温泉につかって、トラブル続きの身体を癒したかった。

次の日、友人宅に戻ると、間もなくして水道工事屋さんが到着。
シャワーの栓はもちろん、あちこちを見てもらうと、
さらにキッチンの排水もおかしいとのことで、
シンクを外すなどの大工事となってしまった。
それでも1時間ほどで完了し、ようやく水が使える状況になった。
やれやれ、これで今夜はこの家に泊まれるんだな。
と思ったが天気予報を検索すると、これからまた雪が降り続く模様。
ううむ。
私は明日早朝の汽車で帰らなければならないのだ。

結局、今回の旅のトラブル続きの状況を考え、
先手を打たなければならぬということで、
この日の晩に旭川のホテルに泊まることにした。
午後、ちょっとだけ所用をすませイオンで食事をとった後は汽車で旭川へ。
ついに友人宅には1泊もできず。
なんだかさびしい旅になっちまったぜ。

旭川の宿は2日前に泊まったホテルパコ。
いやあ、ここのホテルはいいわあ。
部屋の広さはそれほどでもないけど、アンティーク風の家具に眺望もまずまず。
最上階の展望レストランでのモーニングビュッフェは品数も多く味も良し。
さらに広々とした温泉。
洗い場も広くて仕切りがちゃんとついてるし、数も多いからラクラク。
しかもめっちゃ安いんだ。
って、なんだか今回の旅はこのホテルに泊まるために来たみたいだなあ・・・。

次の日は飛行機がやはり30分ほど遅れていたが、
無事東京に到着することができた。

ということで、今回の旅は何をしに行ったんだか。
北海道の雪の脅威をイヤといやというほど味わった旅でした。
(画像はホテルパコの部屋から。曇った窓ごしなのでソフトフィルターをかけたみたい)




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2011年12月、大雪の道北へ(その3)まさかそんなところが!

2012-01-16 18:23:06 | 北海道
ひゃあ、しっかし今年は寒いな。
東京でも最高気温6度だもんな。
この間北海道へ行ったときと同じ格好でちょうどいいよ。

さてさて、特急が運休してバス代行になり、3時間かけてようやく名寄に着いたんだった。
その後は友人宅へ向かった。

友人宅はひと月ほど留守になっていたため、ほぼ雪に埋もれていたが、
わずかに、道路から玄関までの幅50センチほどと、ガレージの前が除雪されている。
あらかじめ友人が市の関係者に依頼していたのだ。
しかし今日積もった雪で、そのわずかなスペースもぼんやりとしてきている。

久々に帰ってきた友人とともに家の中に入ると、
さすがの極寒仕様の室内も相当冷えている。
特に床は凍り付くように寒い。
今まで来たときは必ず床暖房が入っていたのだと、この時にはっきりと気がついた。
さっそくすべての暖房を入れる。
その後は水道だ。
市役所に連絡をして係の人に元栓を開けてもらう。

水道はこの地では最も警戒すべきインフラで、
留守にするときはすべての栓から水を抜かなければ凍ってしまう。
もちろん友人は留守にするときにそれを行ったはずだ。

十分ほど部屋の中にいたがまだ部屋は暖まらず、身体の芯までが凍りそうだ。
それならと、雪かきをすることにした。

シャベル、ダンプ他、名前のわからないものまで、
さすがにいろいろな雪かきグッズがあったが、
しばらく放置してあった雪はだいぶ硬くなっており、
シャベルで少しずつ崩してゆくことにする。
20分ほど作業をしただろうか、50センチだった幅が80センチに拡がる頃、
身体がようやく温まってきた。

やがて市役所の人が到着したので、元栓を開けてもらい家の中に入ってみる。
部屋の中はようやく暖かくなり、水も出る。

しかし数分後、悲劇は風呂場で起こった。
ザーッという音とともに、大量の水が流れ出した。
シャワーが破裂したのだ。
うわーっ!
友人は必死に水を止めようとするがまったく止まる気配はなく、
風呂場の床に見る間に水が溜まっていく。
排水口もちゃんと機能していないのか。
友人は溜まった水をタライで風呂桶に流し続けている。
スペースが狭いため、私はただそれを眺めているしかなかった。

その後は、たった今帰ったばかりの市役所の人にまた来てもらい、
元栓を閉めてもらうしかなかった。
この日は日曜ですでに夕方。工事は明日になる。
風呂はもちろん、キッチンもトイレも使えないのだ。

結局、この晩はサンピラーホテルに泊まることになった。
(画像は翌日のサンピラーからの帰り道)








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2011年12月、大雪の道北へ(その2)バス旅は大変!

2012-01-09 16:09:01 | 北海道
ふぁあ、あけましておめれとうございましゅ。

あっという間に新年も10日が過ぎ、北海道での試練の記憶が薄れてきちゃった。
でもなんとか思い出しながら書いてみよう。

前日、羽田から旭川行きに搭乗するはずが、雪の影響で新千歳行きに乗り換え、
さらに特急でようやく旭川に宿泊することができた。(旭川泊は予定通り)

次の日は名寄での午前10:00すぎからの用事に間に合うようにと、
旭川駅発9:12のスーパー宗谷1号に乗車するためホテルを出た。
旭川の天気は曇り時々雪で寒さはそれほど感じなかった。

旭川駅に着くと、切符売り場付近にちょっとした人混みができており、瞬間的にいやーな予感がした。
でもまだ何もわからないので切符を買いホームに向かう。
うっすらと雪の積もるホームにはまだ誰もおらず、
寒いのでエスカレータ出口付近にとどまることにする。
隣のホームを見ると札幌方面に向かう汽車が来ないようで、だんだん乗客が増えてくる。
そのうち放送があり、深川だか砂川あたりの雪の影響のため上下線とも遅れが出ており、
我がスーパー宗谷も40分ほど遅れるらしい。

ホームにいてもしょうがないのでとりあえず1階のコンコースへ移動し、様子を見ることにした。
駅構内は次第に人が溢れてくる。
そろそろかなとホームに上がってみると、
札幌方面行きのホームには特急が到着しており超満員。
こちらのホームにもようやくスーパー宗谷が到着した。50分遅れか。
やれやれ、もう10:00には間に合わないなあ。
ま、しょうがない。
しかし、スーパー宗谷はそれから10分たっても動かなかった。

やがて車内放送があり、和寒あたりで雪のため、
8時台に発車した普通列車が旭川方面にバックしているとのこと。
ええーっ!!!
さらにその後また放送があり、スーパー宗谷は運転を中止しバス3台による代行になるので、
乗客はエスタ前のバスに乗り換えてくださいとのこと。
ええーっ!!!

私はとうにこのトラブルを楽しむ心境になっており、
それは下川裕治さんの著作にあるように、
アジアの辺境の崖っぷちの道路を何時間もバスに揺られる旅に、
イヤだイヤだといいながら何度も行ってしまう、
怖いモノみたさのような心理なのだろう。

さて、バスは40号線を北に向かって出発した。
なにしろ高速道路も不通になってしまっているのだ。

市街地を抜け自衛隊の基地を過ぎるとしだいに雪が激しくなってきた。
それにしてもバス車内は振動が凄い。震度4から5ぐらいだろうか。
道路の除雪が行われていないため、自らのタイヤで雪を固めながら走らなければならないのだ。
窓はすべて曇り、外はほとんど見えない。
1時間半ほど走ってようやく塩狩峠を通過し、振動はややおだやかになった。
やがて市街地が見え、和寒に到着。

その後は士別にも停車した後、14:00すぎにようやく名寄駅に到着。
ふぅー着いたぁ。。。
バスには3時間ほど乗っていたことになる。

空腹の私はたまらずに駅前の三星食堂へ。
ラーメンがとてもおいしかった。

だがこの後、さらなる試練が待ち受けているとは知るよしもなかった。
(画像はバスの車窓からかろうじて見えた風景)










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2011年12月、大雪の道北へ(その1)試練の始まり

2011-12-28 14:15:30 | 北海道
時は12月24日、世間ではカップルやカップルになりたい人々が熱い夜を迎えようとしているその日に、
私は羽田空港に到着した。
エアドゥ旭川行き059便の出発時刻は17:35分だったが、まだ2時間以上早かった。
この日は北海道地方の天候が荒れているようで、遅れなどを懸念して早めに出かけてきたのだ。

早めにチェックインしてラウンジでゆったりしようとエアドゥのカウンターに向かうと、
係のお姉さんは何やら深刻な表情で、
「旭川行きは天候次第で引き返す可能性がありますが、
もうすぐ出発の千歳行きなら大丈夫です。どうしますか?」と言う。
ううむ、そうか、やっぱり・・・。
10秒ほど考えた後、千歳行きに乗ることを決断した。

「搭乗締め切りまであと10分、荷物預かりはあと1分です。
Aの保安検査場にお入りください。」
私は久々にあせりながら500メートルほどをダッシュし、
なんとか千歳行きに搭乗することができた。

機内は意外なほど空いており、ゆったりできたのがせめてもの幸いだった。
たいして揺れることもなく千歳に到着した後は、
旭川まで快速エアポート(途中から特急スーパーカムイになる)で移動することになるのだが、
途中大雪のせいで遅れが出ているという。
乗車後は夜の車窓からぼんやりと見える雪景色を楽しむが、
札幌、岩見沢と北に進むにしたがって雪が深くなるようだ。
そしてこの雪が翌日の移動をさらに困難にすることになる・・・。

この日は旭川駅から3分ほどのホテルコパに宿泊。
このホテルは初めてだが客室は必要にして充分、地下にはかなり広い天然温泉、
食事は見晴らしの良い14階のレストランがあり、非常に満足することができた。
(画像は翌日の旭川駅ホーム)








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2011年夏、名寄(その5)車窓の薄明光線

2011-08-17 11:22:51 | 北海道
今回はたった3日ほどの滞在だった。

しかしその間、市営牧場、牧草ロールの丘の発見、
ひまわり畑、サンピラーへの宿泊、温泉、パークゴルフ、
レストランおるとでの新鮮野菜いっぱいの食事など、
この土地でしか楽しめないことが十分堪能できたと思う。

帰りは名寄発16:34の特急サロベツに乗車。
車窓をぼんやりと眺めていると、
北海道ならではの奥行きのある雲の間から太陽の光が放射状に漏れていた。
その神々しい風景に思わずカメラをとりだしシャッターを押したのだが、
よーく見るとガラスに列車内が反射しているよう。
やっぱり横着をしては良い写真は撮れないね。
後で調べてみるとこの現象は薄明光線という名前で、
カメラマンには非常に人気があるとのこと。


次は冬に行こうかな。
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2011年夏、名寄(その4)北国の少年野球

2011-08-15 15:09:26 | 北海道
今は高校野球の真っ最中。
そろそろベスト8が決まるところで、
勝ち残っているのはわが西東京の日大三高や、
甲子園の地元の東洋大姫路など常連校が多い。

1年のうちで休みは正月だけなどという強豪チームに対して、
北北海道代表の白樺学園が僅差で2回戦負けだったのは残念。
1年の3分の1近くを雪に覆われる所では、やはり練習量に差が出るだろうし、
北国育ちの選手たちには、甲子園という猛暑の環境も大敵だ。
その中で、強豪校を追い詰めた打撃力はたいしたものだと思う。

さて、友人宅に近い東小学校の校庭では、
少年野球チームの練習が行われていた。
人数は多くないが、きちっとした練習で、みんなかなり上手だった。
将来、甲子園に行く選手がでてくるかも。

ふと考えると北国の子供たちは恵まれているなあと思う。
冬はスキーやスケート、特に名寄ではジャンプだってできるわけだし、
他の季節は野球やサッカーも普通に楽しめるもんな。

こちらも鈍った身体をなんとかしようと、
サンピラーパークでパークゴルフを楽しんだ。






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