●渋谷区 渋谷2丁目「味の店 錦 渋谷2号店」
マヤ歴では世界の終わりだという今日もまた寒い。
しかしお昼を過ぎても世界は終わりそうもないので、
ランチに出かけることにした。
向かった先は仕事場から5分ほどの、
今をときめく渋谷ヒカリエ横にある「味の店 錦 渋谷2号店」。
渋谷の大衆中華の名店である。
入店すると狭い店内はぎっしり満員で、
アジア系の女の子の「イラサイマセー、オヒトリデスカー」
の掛け声とともに、私は奥のカウンター席に着席。
当初は身体を温めるため味噌ラーメンを食べようかと思っていたのだが、
メニューを詳細に検討した結果、中華丼(スープ付き¥750)を注文した。
その後、最近お気に入りの辺境作家高野秀行君の、
「西南シルクロードは密林に消える」(講談社文庫)の
ミャンマーのジャングルを踏破する辺りを読んでいたのだが、
この店の店員同士の会話もアジアンチックで、
臨場感が盛り上がってきた。
約10分後、中華丼が到着。
白菜、タケノコ、にんじん、青菜、豚肉、海老、イカと具も多く、
ご飯もかなりのボリュームだ。
まずは一口スープを飲んでみる。
わかめが入ったあっさり味だ。
次にフゥーフゥーしながら中華丼を一口。
うまい。
こちらもあっさり目だがきちんと味が付いている。
そこからは文庫を読むのを止め、食べることに集中した。
フゥーフゥー、ハフハフ、フゥーフゥー、ハフハフ。
だいぶ食べた気がしたが、まだ3割ほどしか減っていない。
ちょっと休憩し、スープを飲んだらまたフゥーフゥー、ハフハフ。
胃袋が次第に熱くなり、膨張していくのがわかる。
他店なら大盛りを食べ終わったような満腹感を感じたが、
まだ3割ほど残っている。
フゥーフゥー、ハフハフ、フゥーフゥー、ハフハフ。
目の前のメニューには中華丼に半ラーメン付きというのもあった。
ううむ、高校時代ならいけたかも。
フゥーフゥー、ハフハフ、フゥーフゥー、ハフハフ。
いつの間にか店内は空いてきたようだ。
フゥーフゥー、ハフハフ、フゥーフゥー、ハフハフ。
こちらで使用されている容器は「メタル丼」といい、
中空のため冷めにくいらしい。
おかげで最後まで熱々のまま食べられた。
身体が充分過ぎるほど暖まった私は、
着てきたダウンを小脇に抱え、
額から汗を垂らしながら店を出た。
ごちそうさまでした。
マヤ歴では世界の終わりだという今日もまた寒い。
しかしお昼を過ぎても世界は終わりそうもないので、
ランチに出かけることにした。
向かった先は仕事場から5分ほどの、
今をときめく渋谷ヒカリエ横にある「味の店 錦 渋谷2号店」。
渋谷の大衆中華の名店である。
入店すると狭い店内はぎっしり満員で、
アジア系の女の子の「イラサイマセー、オヒトリデスカー」
の掛け声とともに、私は奥のカウンター席に着席。
当初は身体を温めるため味噌ラーメンを食べようかと思っていたのだが、
メニューを詳細に検討した結果、中華丼(スープ付き¥750)を注文した。
その後、最近お気に入りの辺境作家高野秀行君の、
「西南シルクロードは密林に消える」(講談社文庫)の
ミャンマーのジャングルを踏破する辺りを読んでいたのだが、
この店の店員同士の会話もアジアンチックで、
臨場感が盛り上がってきた。
約10分後、中華丼が到着。
白菜、タケノコ、にんじん、青菜、豚肉、海老、イカと具も多く、
ご飯もかなりのボリュームだ。
まずは一口スープを飲んでみる。
わかめが入ったあっさり味だ。
次にフゥーフゥーしながら中華丼を一口。
うまい。
こちらもあっさり目だがきちんと味が付いている。
そこからは文庫を読むのを止め、食べることに集中した。
フゥーフゥー、ハフハフ、フゥーフゥー、ハフハフ。
だいぶ食べた気がしたが、まだ3割ほどしか減っていない。
ちょっと休憩し、スープを飲んだらまたフゥーフゥー、ハフハフ。
胃袋が次第に熱くなり、膨張していくのがわかる。
他店なら大盛りを食べ終わったような満腹感を感じたが、
まだ3割ほど残っている。
フゥーフゥー、ハフハフ、フゥーフゥー、ハフハフ。
目の前のメニューには中華丼に半ラーメン付きというのもあった。
ううむ、高校時代ならいけたかも。
フゥーフゥー、ハフハフ、フゥーフゥー、ハフハフ。
いつの間にか店内は空いてきたようだ。
フゥーフゥー、ハフハフ、フゥーフゥー、ハフハフ。
こちらで使用されている容器は「メタル丼」といい、
中空のため冷めにくいらしい。
おかげで最後まで熱々のまま食べられた。
身体が充分過ぎるほど暖まった私は、
着てきたダウンを小脇に抱え、
額から汗を垂らしながら店を出た。
ごちそうさまでした。