トンネルの向こう側

暗いトンネルを彷徨い続けた結婚生活に終止符を打って8年。自由人兄ちゃんと天真爛漫あーちゃんとの暮らしを綴る日記

背中を押されて

2008-08-21 20:14:53 | 
ちっぽけで臆病な私。

そんな背中をいつも誰かが押してくれる。

押された背中はいつも温かくて私に力を与えてくれる。


パートで知り合った違う課の事務員さん。
いつしか、一緒に昼食に待ち合わせをするようになった。

事務員さんの娘さんは中学に入って不登校になってとても苦労したと話してくれた。
息子の今の状態を相談して、学校の先生にどう話して良いかと躊躇している私に
『お母さんが変わらないとダメなんだよ。勇気を出してやってもらうんだという
強い気持ちをもたなくちゃ。頑張って!』と背中を押してくれた。

その日のうちに先生に連絡をとって学校へ出かけた。

先生は親身になって聞いてくれた。
メモをとりながら『ほー。』『なるほど』とうなづきながら

過去に普通学級から養護学級に移った生徒がいたといった。
『でもそれは本人がもう苦しい。養護学級でやりたい』と言ったからなんですよね。

中学になると本人の意思が大事なんです。
今、お兄ちゃんがみんなに追いつこうと頑張っているのなら、やはり様子を見ていく方が良いですね。と言ってくれた。

まだまだ言いたいことや伝えたい不安なことがいっぱいあったけれど
とにかく今お兄ちゃんは最大の力を発揮しても黒板を書くことはみんなに追いつけない事。聞きながらメモするなども難しいので協力して欲しい事を
出来ない時に怠けていると思わないで欲しい事

『なぜ、やらないんだ』と追い詰めないで欲しい事を教科の先生全員に
伝えて欲しいこと。

養護の先生にこの検査の結果を見てもらって詳しく話を聞いて欲しい事

先生は『夏休み中にお知らせしてくださって良かったです。お兄ちゃんには分からない方法で少しずつ協力していける方法を探してみます。』とお兄ちゃんの気持ちを大切にしてくれると約束してくれた。

一歩一歩が歯がゆい私ですが、また一歩進めました。

相談にのってくださったみなさん。
話に耳を傾けてくださったみなさん。

いつもありがとうございます。