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共産主義ルーマニアの秘密警察の元幹部:「われわれが解放神学を創り上げた」

2015年06月02日 | カトリック・ニュースなど
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 スパイ活動とKGBの秘密を、共産主義ルーマニアの秘密警察の元幹部であったヨン・ミハイ・パチェパ(Ion Mihai Pacepa)は、1970年代に転向しましたが、最近インタビューで、ラテンアメリカにおける解放の神学とソ連と関係があったことを話しました。

 彼のインタビューの抜粋の記事はここにあります。
Former Soviet spy: We created Liberation Theology

 非常に興味深く読んだので愛する兄弟姉妹の皆様にご紹介します。

 彼によると、解放の神学にはKGB(ソ連国家保安委員会)が深く関わっていました。ニキータ・フルシチョフとアレクサンデル・サハロフスキ(Sakharovsky)が1959年10月にルーマニアやって来て、共産主義を中央・ラテン・アメリカに輸出することを企みました。

 サハロフスキはキューバに共産主義を輸出し、ベルリンの壁を作り出した人です。「解放神学」とは、KGBが発明した名前で、KGBで生まれました。KGBは、コロンビアで、ボリビアで、パレスチナで「解放」運動を展開していました。それらの解放運動は、全てKGB本部のルビャンカ庁舎で生まれました。

 KGBは、スイスのジュネーブに本部を置く世界教会協議会 (The World Council of Churches. WCC) を秘密にコントロールし、解放神学を南米の革命の道具とする隠し蓑として使っていました。


 ファチマの聖母マリアは、1917年7月13日にこう言いました。

「あなたたちはかわいそうな罪人たちが行く地獄を見ました。彼らを救うために、天主はこの世に私の汚れ無き御心に対する信心を確立するように望んでいます。
 もし私があなたたちにこれから言うことを人が実行するなら多くの霊魂たちは救われ平和になるでしょう。
 戦争は終わるでしょう。
 しかし、もし天主を侮辱することを止めないなら、ピオ11世の統治下で別の更にひどい戦争が起こるでしょう。
 あなたたちが未知の光を見るとき、天主がこの世をその罪のために戦争と飢饉、教会と教皇に対する迫害を使って罰を下そうという大いなる印を天主様があなたたちに下さっているのだと言うことを知りなさい。
 これを避けるために私はロシアを私の汚れ無き御心に奉献することと、月の初土曜日に償いの聖体拝領をすることとを求めに来るでしょう。
 もし人が私の要求を聞くなら、ロシアは回心し平和がやってくるでしょう。
 さもなければロシアはその誤謬を世界中に広め、戦争と教会に対する迫害とをもって挑発するでしょう。多くの善良なものが殉教し、教皇様は多く苦しまねばならないでしょう。無くなってしまう国々もあるでしょう。
 最後には、私の汚れ無き御心が凱旋するでしょう。教皇様は私にロシアを奉献するでしょう。そしてロシアは回心するでしょう。そして世界には平和の一時期が与えられるでしょう。
 ポルトガルでは信仰のそのドグマが常に守られるでしょう。等々[ママ]


 ファチマの聖母マリアよ、我らのために祈り給え!
天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)


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