Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

フィリピンの台風の被害

2009年10月03日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 私たちの教会では、出来る限りの人手で、今回は、特にマリキーナの被害者の方々の援助に駆けつけました。実は、私も行きたかったのですが、今日はいろいろな理由で、一人で教会の番をしていました。私はマリキーナには明日の午後に行く予定です。

 多くの家を失った方々が、学校などに非難しています。服も泥で汚れて炊飯の道具も流され、とにかく食料が必要なので、今回は約500世帯の食料(缶やお米やその他)、飲料水、毛布、薬、その他を配りました。

 司祭を含めて40名ほどのボランティアが働きました。いたるところに流されてきた汚い土砂とゴミがあり、浸水のために数百名が命を落とされたとのことです。水位は8メートル以上も上がったところもありました。

 まだ自動車が入れない地域では必要なものに欠くところもあるそうです。しかし、人々は笑顔を絶やさず、不足を耐えているとのことです。

 幸いなことに、来ると予想されていた別の台風は勢力を弱めたようです。被害のひどかったところでは、台風が来ないようにと皆がロザリオを唱えたり、祈願の行列をして祈ったそうです。

愛する兄弟姉妹の皆様が日本から、あるいは世界中でお祈りしてくださっていると思い、深く感謝いたします。

聖母マリアよ、我らのために祈り給え!

幼きイエズスの聖テレジアよ、我らのために祈り給え!

愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。