アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様、
この前の東京でのミッションでは、月曜日にお年を召した方の「家庭訪問」をしました。ご聖体拝領の準備のためにしたお話を、愛する兄弟姉妹の皆様にご紹介いたします。
天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)
2015年11月9日 小野田神父 説教
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。
今日はラテラノ大聖堂の献堂の祝日です。
今日のミサの福音では、ザケオという人についての記事が読まれました。
この人は税吏で、他の人からお金をたくさん余分に取っていたり、ちょっと不正な事をして脅して、賄賂やポケットマネーをつくったりしていました。
ところが、「イエズス様が来る」というのを聞いて、背が低いチビの人だったのですけれども、「是非イエズス様を見てみたい。」と思い、木の上に登って、イエズス様が来るのを見ていました。するとイエズス様は、近くの道を通って、ザケオが木の上に乗っているのを見て、「おーい、ザケオ、降りて来なさい。今日お前の家に遊びに行く、お前の家に泊りに行く。」と言いました。
すると皆は、周りにいた人は皆不平を言って、「何だ、イエズス様は、罪人の家に遊びに行くのか、罪人の家に泊りに行くのか。」と言うと、ザケオは、「主よ、もしも私が悪い事をしたならば、それを皆返します。もしも盗んでいたならば、それを4倍にして返します。だから、イエズス様、私の家に来て下さい。」
イエズス様は、『主、共にまします。“エンマヌエル” 』という意味の方で、イエズス様は私たちと共にいる事をお望みです。
この全世界を創った、天主様であるイエズス様は、私たちと共に住む為に人となって、私たち罪人と共に生活して下さいました。そればかりではありません。「罪人と共に世の終わりまでいよう」と思って、御聖体を作って、そして教会の中に、御聖櫃の中に、日夜、朝、昼、晩、夜、私たちを愛する為に、いつも留まり給うのです。
ですから教会は、イエズス様の為に素晴らしい教会を建てて、イエズス様に相応しい場所を造ろう、と、そして献堂式を立てます。献堂式の時には、司教様が12の柱に聖香油を付けて、特別に祝別します。何故かというと、もう「教会」というのは、他の世俗の為に使われる物ではなくて、「イエズス様の為だけ」「天主様の賛美と感謝と礼拝のためだけ」に使われる、特別に聖別された場所となるからです。
そして、イエズス様は、このお部屋にもいらっしゃいました。「御聖体として拝領されたい」と思って、一つになることをお望みになっています。ですから、イエズス様を愛を込めてお迎えして下さい。イエズス様は私たちの事をとても愛しておられます。
2000年前、イエズス様がこの世に来られて、「私たちを愛そう」と、来られたにもかかわらず、ベトレヘムの人は、「シッシッ。」と言って、イエズス様や聖家族を追い払ってしまいました。
でも、今日は私たちは、一緒にイエズス様をお迎え受けて、「イエズス様を愛そう。」と思っております。ですから、「イエズス様、私の胸に来て下さい。イエズス様、感謝致します。イエズス様、心から礼拝いたします。イエズス様、御身を愛します。」と、仰って下さい。そればかりか、イエズス様を愛さない人々、イエズス様を、「シッシッ。」と、追い払ってしまうような人々、或いはイエズス様を知らない人、信じない人の代わりに、イエズス様をお愛しし、イエズス様を信じ、イエズス様を礼拝し、そしてイエズス様を受け入れて下さい。イエズス様は、私たちを極みまで愛する方です。
私たちがそれをする事ができるように、マリア様にお願いしましょう。マリア様は、「主よ、我は主の婢女なり。仰せの如く我になれかし。」と、言って、イエズス様を最初にお受けになった方ですから、マリア様が私たちにその御心を下さって、イエズス様を受け入れる事ができるように助けて下さいますように、お祈りしましょう。
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。
愛する兄弟姉妹の皆様、
この前の東京でのミッションでは、月曜日にお年を召した方の「家庭訪問」をしました。ご聖体拝領の準備のためにしたお話を、愛する兄弟姉妹の皆様にご紹介いたします。
天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。
今日はラテラノ大聖堂の献堂の祝日です。
今日のミサの福音では、ザケオという人についての記事が読まれました。
この人は税吏で、他の人からお金をたくさん余分に取っていたり、ちょっと不正な事をして脅して、賄賂やポケットマネーをつくったりしていました。
ところが、「イエズス様が来る」というのを聞いて、背が低いチビの人だったのですけれども、「是非イエズス様を見てみたい。」と思い、木の上に登って、イエズス様が来るのを見ていました。するとイエズス様は、近くの道を通って、ザケオが木の上に乗っているのを見て、「おーい、ザケオ、降りて来なさい。今日お前の家に遊びに行く、お前の家に泊りに行く。」と言いました。
すると皆は、周りにいた人は皆不平を言って、「何だ、イエズス様は、罪人の家に遊びに行くのか、罪人の家に泊りに行くのか。」と言うと、ザケオは、「主よ、もしも私が悪い事をしたならば、それを皆返します。もしも盗んでいたならば、それを4倍にして返します。だから、イエズス様、私の家に来て下さい。」
イエズス様は、『主、共にまします。“エンマヌエル” 』という意味の方で、イエズス様は私たちと共にいる事をお望みです。
この全世界を創った、天主様であるイエズス様は、私たちと共に住む為に人となって、私たち罪人と共に生活して下さいました。そればかりではありません。「罪人と共に世の終わりまでいよう」と思って、御聖体を作って、そして教会の中に、御聖櫃の中に、日夜、朝、昼、晩、夜、私たちを愛する為に、いつも留まり給うのです。
ですから教会は、イエズス様の為に素晴らしい教会を建てて、イエズス様に相応しい場所を造ろう、と、そして献堂式を立てます。献堂式の時には、司教様が12の柱に聖香油を付けて、特別に祝別します。何故かというと、もう「教会」というのは、他の世俗の為に使われる物ではなくて、「イエズス様の為だけ」「天主様の賛美と感謝と礼拝のためだけ」に使われる、特別に聖別された場所となるからです。
そして、イエズス様は、このお部屋にもいらっしゃいました。「御聖体として拝領されたい」と思って、一つになることをお望みになっています。ですから、イエズス様を愛を込めてお迎えして下さい。イエズス様は私たちの事をとても愛しておられます。
2000年前、イエズス様がこの世に来られて、「私たちを愛そう」と、来られたにもかかわらず、ベトレヘムの人は、「シッシッ。」と言って、イエズス様や聖家族を追い払ってしまいました。
でも、今日は私たちは、一緒にイエズス様をお迎え受けて、「イエズス様を愛そう。」と思っております。ですから、「イエズス様、私の胸に来て下さい。イエズス様、感謝致します。イエズス様、心から礼拝いたします。イエズス様、御身を愛します。」と、仰って下さい。そればかりか、イエズス様を愛さない人々、イエズス様を、「シッシッ。」と、追い払ってしまうような人々、或いはイエズス様を知らない人、信じない人の代わりに、イエズス様をお愛しし、イエズス様を信じ、イエズス様を礼拝し、そしてイエズス様を受け入れて下さい。イエズス様は、私たちを極みまで愛する方です。
私たちがそれをする事ができるように、マリア様にお願いしましょう。マリア様は、「主よ、我は主の婢女なり。仰せの如く我になれかし。」と、言って、イエズス様を最初にお受けになった方ですから、マリア様が私たちにその御心を下さって、イエズス様を受け入れる事ができるように助けて下さいますように、お祈りしましょう。
聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。